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高校1年生・3学期
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凛花が私のせいでいじめられてるって知って。
凛花のクラスの子たちと話をしようと凛花のクラスに行った。
「ねぇ、なんで凛花に嫌がらせするの?」
「なんでってあんたと仲良くしているからよ!」
私と仲良くしているせいで凛花が嫌がらせされていたのはわかっていた。
凛花が私といるからという言葉に甘えていた。
「なんで?凛花と仲良くしちゃいけないの?」
「だって、あなた………。吉仲先生と付き合っているんでしょ?」
まさか。
あんな噂を信じているとは思いもしなかった。
「まさかあんな噂信じていたの?」
「え?」
「バカバカしい。先生は結婚していて奥さんも子どももいるのに」
けれど彼女たちはそれでもわかってはくれなくて……。
「っっ!信じられるものですか!」
そう言って突き飛ばした。
「う"っ」
なんてバカ力なの。
そのあとのことは覚えていない。
******************
「ん……」
どこ?
白い天井。
病院かな??
「え!?」
何で先生が?
「ん、起きたか?」
「先生?何で」
「それはこっちのセリフ!お前は隣のクラスの女子と言い争いしてケガしたんだよ!」
え?
ケガ??
「頼むからあまり心配させんなよ」
そう言う先生の顔が本当に心配していたから。
私は何も言えなかった。
そして。
先生てば何を考えているのか私をを抱き締めようとしてきた。
「お姉ちゃん!!」
「美鈴!?何でここに……。」
「あなたのクラスの仲川君と水嶋君が教えてくれたのよ?」
「そうか……」
「お姉ちゃん、大丈夫?」
「うん。大丈夫だよ」
本当はめまいするし、吐きそうなんだけどね。
凛花のクラスの子たちと話をしようと凛花のクラスに行った。
「ねぇ、なんで凛花に嫌がらせするの?」
「なんでってあんたと仲良くしているからよ!」
私と仲良くしているせいで凛花が嫌がらせされていたのはわかっていた。
凛花が私といるからという言葉に甘えていた。
「なんで?凛花と仲良くしちゃいけないの?」
「だって、あなた………。吉仲先生と付き合っているんでしょ?」
まさか。
あんな噂を信じているとは思いもしなかった。
「まさかあんな噂信じていたの?」
「え?」
「バカバカしい。先生は結婚していて奥さんも子どももいるのに」
けれど彼女たちはそれでもわかってはくれなくて……。
「っっ!信じられるものですか!」
そう言って突き飛ばした。
「う"っ」
なんてバカ力なの。
そのあとのことは覚えていない。
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「ん……」
どこ?
白い天井。
病院かな??
「え!?」
何で先生が?
「ん、起きたか?」
「先生?何で」
「それはこっちのセリフ!お前は隣のクラスの女子と言い争いしてケガしたんだよ!」
え?
ケガ??
「頼むからあまり心配させんなよ」
そう言う先生の顔が本当に心配していたから。
私は何も言えなかった。
そして。
先生てば何を考えているのか私をを抱き締めようとしてきた。
「お姉ちゃん!!」
「美鈴!?何でここに……。」
「あなたのクラスの仲川君と水嶋君が教えてくれたのよ?」
「そうか……」
「お姉ちゃん、大丈夫?」
「うん。大丈夫だよ」
本当はめまいするし、吐きそうなんだけどね。
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