あなたが遊びでも私は本気でした。～高校教師と女子高生の恋物語～

高校2年生•2学期

6

翌朝。
私は無理やり鷹兄に病院に連れてこられた。




診断は疲れやストレスからくる発熱だそうだ。
とりあえず大人しく休むように言われた。





「いいな。はるか、大人しく寝てろよ」




鷹兄はそう言って学校へ言った。





もしかしたら先生とのことが思った以上にストレスになったのかな。




距離置いた方がいいのかな。
多分。
もう潮時ってことなのかも。




『先生の奥さんと美鈴ちゃんを裏切ってることになるんだよ！？』




先生のことあすかにバレた時に言われたっけ。






わかっていた。
ううん。




わかっているつもりだった。





もう終わらせないと。
これ以上ハマる前に。