LOVE☆GAME

クリスマスそして年明け

9

「ゆりは俺たちの……いや、由貴の彼女」




そう言って純の奴が走り去ったあと。
颯太がめっちゃ不機嫌だった。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「んっちょっ颯っ」




あのあと。
学生会室に連れ込まれた。



「声出すと役員や執行部の子たちにバレちゃうよ？」



そう言いながら颯太は身体中に触れてくる。



「由貴くん。ここもう硬くなってる」
「やっ」
「本当に嫌ならこここんなにならないよね？」



そう言って颯太は硬くなったそれをひざで刺激する。



颯太が気に触るようなこと何かしたんだろうか？
2週間も颯太に世話になったことがやっぱり迷惑だったんだろうか？



颯太は俺が感じるとこばかり触れてくる。
何回もイカされた。



「隣に人がいるのにこんなにさせて」




まるで淫乱だと言われてるようだった。
いつも優しい颯太。
今日の颯太はまるで知らない奴で怖かった。



颯太が機嫌悪くなった理由。
俺の勘違いじゃなきゃおそらく…………。




「颯太。ゆりは俺と純の幼なじみだから、俺は颯太が好きなんだからっ」



颯太に抱きつきながらそう言っていた。