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虐待
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「由貴くん?」
「ん…………」
「眠い?いいよ。寝てなよ」
そう言って頭を撫でると由貴くんはすぐ眠りについた。
由貴くんが寝ちゃったから部屋から出るとすぐそばの廊下に燐くんがいた。
「颯太さん。兄ちゃんは?」
「寝たよ。燐くんは何してるの?」
「楓に説教中」
「燐。これ誰?」
「兄ちゃんのお世話してる颯太さん」
由貴くんが寝たから部屋から出てくると燐くんともう一人いた。
「かえ。兄ちゃんに聞いたけど、留年決定なんだって?」
「うるさいな。ほっとけよ」
この子が楓くんか。
燐くん、殴ってるし。
「明日。兄ちゃんから説教してもらおう」
「颯太さん。そろそろ夕飯だから下にいきましょう!」
燐くんに誘われ下のリビングに。
時間的に丁度夕飯の時でごちそうになることに。
「由貴様のご学友が訪ねてくるとは」
執事の男性は大袈裟にそう言ってきた。
「颯太さん。遠慮しないでね」
燐くんは由貴くんが大好きなんだね。
「遠慮なくいだだきます」
「ところで由貴様はお付きあいしてる女性はいないのでしょうか?」
「またそれ?その話するとまた兄ちゃん怒るよ?」
由貴くんは家族には言えないんだろうな。
しかも由貴くんが俺が好きでとかばれた日には何て言われるか。
「ごちそうさまでした」
由貴くん家のご飯スッゴク美味しかったな。
「橘様。これ由貴様に」
「これは?」
「解熱剤と痛み止です。由貴様、奥様に暴行されたあとは必ず熱を出してしまいますので」
この家に来てわかったこと。
それは由貴くんがみんなから愛されてるということ。
「由貴くん骨折してるとこが痛むみたいで明日病院連れて行こうと思うんですけど」
執事の男性は磯原さんという名前らしい。
で、磯原さんにかかりつけの病院を教えてもらった。
「ねぇ、由貴くんは何で抵抗しないの?」
由貴くんが起きるまで何故かみんなで由貴くんの部屋に。
寝室と勉強部屋とあってその間を仕切られている。
「違う。抵抗しないんじゃない。由貴は抵抗できないんだよ」
「え?」
「由貴を10歳の頃から痛めつけてさ。由貴、標準より小さいじゃん?女の人とはいえ大人に痛めつけられてその恐怖が染み付いてるんだよ。だからホントは怖くて何もできないんだよ」
"大丈夫だよ"
何が大丈夫なのさ。
強がって。
「ぼく。今日、はじめて兄ちゃんが母さんに殴られてるの見た」
「……由貴、じっとして耐えてただろう?」
「うん」
「じゃなきゃ由貴余計に酷くなるから」
「何で兄ちゃんなの?」
「わからない。ただ由貴が大人しいからだろう?」
由貴くんは大人しい子だった。
俺たちと一緒にいることで活発な子になっていったけど。
「それより、楓が反抗期だろう?どうする?」
「大丈夫。兄ちゃんの言うこと一応聞くから!兄ちゃんよりかは父ちゃんに言ってもらうのが一番だけどね。かえは兄ちゃんが大好きだから、兄ちゃんの言うこと聞くし」
楽しそうに話す燐くん。
本当に由貴くんが好きみたい。
妬けちゃうな。
「ん…………」
「眠い?いいよ。寝てなよ」
そう言って頭を撫でると由貴くんはすぐ眠りについた。
由貴くんが寝ちゃったから部屋から出るとすぐそばの廊下に燐くんがいた。
「颯太さん。兄ちゃんは?」
「寝たよ。燐くんは何してるの?」
「楓に説教中」
「燐。これ誰?」
「兄ちゃんのお世話してる颯太さん」
由貴くんが寝たから部屋から出てくると燐くんともう一人いた。
「かえ。兄ちゃんに聞いたけど、留年決定なんだって?」
「うるさいな。ほっとけよ」
この子が楓くんか。
燐くん、殴ってるし。
「明日。兄ちゃんから説教してもらおう」
「颯太さん。そろそろ夕飯だから下にいきましょう!」
燐くんに誘われ下のリビングに。
時間的に丁度夕飯の時でごちそうになることに。
「由貴様のご学友が訪ねてくるとは」
執事の男性は大袈裟にそう言ってきた。
「颯太さん。遠慮しないでね」
燐くんは由貴くんが大好きなんだね。
「遠慮なくいだだきます」
「ところで由貴様はお付きあいしてる女性はいないのでしょうか?」
「またそれ?その話するとまた兄ちゃん怒るよ?」
由貴くんは家族には言えないんだろうな。
しかも由貴くんが俺が好きでとかばれた日には何て言われるか。
「ごちそうさまでした」
由貴くん家のご飯スッゴク美味しかったな。
「橘様。これ由貴様に」
「これは?」
「解熱剤と痛み止です。由貴様、奥様に暴行されたあとは必ず熱を出してしまいますので」
この家に来てわかったこと。
それは由貴くんがみんなから愛されてるということ。
「由貴くん骨折してるとこが痛むみたいで明日病院連れて行こうと思うんですけど」
執事の男性は磯原さんという名前らしい。
で、磯原さんにかかりつけの病院を教えてもらった。
「ねぇ、由貴くんは何で抵抗しないの?」
由貴くんが起きるまで何故かみんなで由貴くんの部屋に。
寝室と勉強部屋とあってその間を仕切られている。
「違う。抵抗しないんじゃない。由貴は抵抗できないんだよ」
「え?」
「由貴を10歳の頃から痛めつけてさ。由貴、標準より小さいじゃん?女の人とはいえ大人に痛めつけられてその恐怖が染み付いてるんだよ。だからホントは怖くて何もできないんだよ」
"大丈夫だよ"
何が大丈夫なのさ。
強がって。
「ぼく。今日、はじめて兄ちゃんが母さんに殴られてるの見た」
「……由貴、じっとして耐えてただろう?」
「うん」
「じゃなきゃ由貴余計に酷くなるから」
「何で兄ちゃんなの?」
「わからない。ただ由貴が大人しいからだろう?」
由貴くんは大人しい子だった。
俺たちと一緒にいることで活発な子になっていったけど。
「それより、楓が反抗期だろう?どうする?」
「大丈夫。兄ちゃんの言うこと一応聞くから!兄ちゃんよりかは父ちゃんに言ってもらうのが一番だけどね。かえは兄ちゃんが大好きだから、兄ちゃんの言うこと聞くし」
楽しそうに話す燐くん。
本当に由貴くんが好きみたい。
妬けちゃうな。
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