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すれ違い
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「で、由貴」
「何?」
「颯と何かあった?」
皆で飯食ったあと燐のマンションへとやって来た。
行く前と様子が違う俺を心配してきた純が聞いてきた。
「颯太がさっき言ったんだ」
「うん」
「本気で言ったわけじゃないって、わかってるんだけど颯太が」
ヤバイ。
泣いてしまいそう。
「ひかり口説いていい?て言ったんだ」
純はため息吐きながら言ってきた。
「由貴は我慢しすぎ」
違うんだ。
颯太に嫌われそうで怖いから言えないんだ。
「颯にぶちまけろよ。俺の気持ち知っときながらどういうつもりだ!とか人の妹に手出すな変態とかな」
変態って。
確かに間違っちゃいないけどさ。
颯太に本気にされてないかと思うと悲しかった。
「どうしたの?あ、純くん。あぁー兄ちゃん泣かせたでしょ?」
「はぁ?違うって俺じゃないって」
純は苦笑いしながら言っていた。
「もう。兄ちゃんは仕方ないね」
「由貴。明日、陸也さん帰ってくるんだろう?」
「あぁ」
さっき。
陸也からメールきた。
『明日の昼過ぎに帰ってくるから』て。
「陸也さんには適当にごまかしとくよ」
だから。
しばらく燐のとこにいろって純は言ってくれた。
「ただいま。由貴」
「お帰り。お姉ちゃん」
「俺には?」
「……おかえり、陸也」
「奈々はお姉ちゃんで俺は"陸也"なんだ」
仕方ねぇな。
陸也が半分血が繋がった兄貴でも今さら呼びたくない。
たまにはいいか。
「おかえり。"お兄ちゃん"」
最近。
颯太並に陸也がウザイ。
燐のとこにいるって言ったら陸也が、燐とひかりも連れてこいって言って皆で飯を食うことに。
「ぼくたちまでいいんですか?」
「気にすんな。飯はうちで食べろよ」
そういえば颯太が言ってたっけ。
陸也が何気に面倒見がいいって。
「兄様。陸也さんて良い方ですね」
「ひかり。何回も言うけどその兄様て……」
「やめません」
「由貴とひかりちゃんそっくしだな?」
昔からよく言われた。
ひかりによく似ていると。
「由貴も可愛いけどひかりちゃんと燐くんもいい子そうじゃない」
「お兄ちゃん。お土産物買ってきたよー」
無邪気に美希ちゃんが言ってくる。
「美希ちゃん可愛い」
「だろ?」
陸也はどや顔で言ってきた。
確かに美希ちゃんは陸也の娘だけどさ。
陸也が帰ってきてから俺は全く颯太と遊びに出掛けなかった。
俺からも連絡しなかったし、颯太からも連絡がなかった。
3月14日。
わかっていたけどこの日。
颯太から連絡はなかった。
少しでも期待した俺が馬鹿だった。
もしかしたらと。
颯太が俺を好きで返事をくれるんじゃないかって。
「何?」
「颯と何かあった?」
皆で飯食ったあと燐のマンションへとやって来た。
行く前と様子が違う俺を心配してきた純が聞いてきた。
「颯太がさっき言ったんだ」
「うん」
「本気で言ったわけじゃないって、わかってるんだけど颯太が」
ヤバイ。
泣いてしまいそう。
「ひかり口説いていい?て言ったんだ」
純はため息吐きながら言ってきた。
「由貴は我慢しすぎ」
違うんだ。
颯太に嫌われそうで怖いから言えないんだ。
「颯にぶちまけろよ。俺の気持ち知っときながらどういうつもりだ!とか人の妹に手出すな変態とかな」
変態って。
確かに間違っちゃいないけどさ。
颯太に本気にされてないかと思うと悲しかった。
「どうしたの?あ、純くん。あぁー兄ちゃん泣かせたでしょ?」
「はぁ?違うって俺じゃないって」
純は苦笑いしながら言っていた。
「もう。兄ちゃんは仕方ないね」
「由貴。明日、陸也さん帰ってくるんだろう?」
「あぁ」
さっき。
陸也からメールきた。
『明日の昼過ぎに帰ってくるから』て。
「陸也さんには適当にごまかしとくよ」
だから。
しばらく燐のとこにいろって純は言ってくれた。
「ただいま。由貴」
「お帰り。お姉ちゃん」
「俺には?」
「……おかえり、陸也」
「奈々はお姉ちゃんで俺は"陸也"なんだ」
仕方ねぇな。
陸也が半分血が繋がった兄貴でも今さら呼びたくない。
たまにはいいか。
「おかえり。"お兄ちゃん"」
最近。
颯太並に陸也がウザイ。
燐のとこにいるって言ったら陸也が、燐とひかりも連れてこいって言って皆で飯を食うことに。
「ぼくたちまでいいんですか?」
「気にすんな。飯はうちで食べろよ」
そういえば颯太が言ってたっけ。
陸也が何気に面倒見がいいって。
「兄様。陸也さんて良い方ですね」
「ひかり。何回も言うけどその兄様て……」
「やめません」
「由貴とひかりちゃんそっくしだな?」
昔からよく言われた。
ひかりによく似ていると。
「由貴も可愛いけどひかりちゃんと燐くんもいい子そうじゃない」
「お兄ちゃん。お土産物買ってきたよー」
無邪気に美希ちゃんが言ってくる。
「美希ちゃん可愛い」
「だろ?」
陸也はどや顔で言ってきた。
確かに美希ちゃんは陸也の娘だけどさ。
陸也が帰ってきてから俺は全く颯太と遊びに出掛けなかった。
俺からも連絡しなかったし、颯太からも連絡がなかった。
3月14日。
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颯太から連絡はなかった。
少しでも期待した俺が馬鹿だった。
もしかしたらと。
颯太が俺を好きで返事をくれるんじゃないかって。
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