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家族
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「あ、そだ。はい、約束のコスプレの服」
「着替えるから」
「手伝ってあげようか?」
「…………なぁ颯太」
「何?」
「たまにさそういう発想がさ親父くさい」
「…………スゴいショックかも」
「え?でも本当のことだし」
たまに颯太はリアクションがオーバーなんだよな。
「颯太着替えたぞ」
「可愛いー。やっぱり由貴くん可愛いの似合うね!」
「はいはい」
「俺がいない時にこんな可愛い格好しないでね?」
「しないって。誰がこんな格好させたがるんだよ?」
「学園祭で藤澤が女装させたがってたでしょ?由貴くん、こっちにおいで」
颯太が手招きするから颯太の隣に座る。
「汚さないようにしないとね?」
「っ…………」
「顔真っ赤。可愛い」
颯太はそう言いながら俺を押し倒してきた。
「……颯太」
「何?」
「電気消して」
「嫌?」
「明るい所では嫌だ」
明るい所でとか恥ずかしすぎる。
「仕方ないな。由貴くんは」
そう言って颯太はキスしてきた。
「ホント肌白いよね」
「仕方ないじゃん」
「跡つけたら目立つよね?」
いつからか颯太は跡をつけるようになっていた。
藤澤さんが言うには、颯太は本当に好きな奴に対して、独占欲が強いらしい。
だから。
跡つけてたのも俺は颯太のモンだって印が欲しかったんじゃないかって。
「っ痛。颯太、噛みつくなよ」
「由貴くんが考え事してるからでしょ?それにいつも言ってるじゃない。する時は他のことなんか考えないでよって」
「だからって噛まなくても」
噛まれたとこが痛いんだけど。
少しは加減しろよ!
そして、翌朝。
「由貴くん。おはよう」
「今何時?」
「もうすぐお昼だよ。起きれる?」
昨日散々やりまくって俺の体が悲鳴をあげていた。
いつの間にか寝てたみたいだし。
というか眠い。
「そう思うなら少しは手加減しろよ」
「ごめんね。由貴くんが可愛くて、つい」
「ついじゃないし」
「そろそろご飯食べようか?ケーキ食べる?」
起き上がろうとすると…………。
「う"っ」
腰に激痛が走る。
「ご飯食べたら、今日は大人しく寝てようか?」
「そうする」
痛む腰をさすりながら起き上がる。
ったく。
颯太の絶倫め。
「由貴くん。紅茶とコーヒーどっちがいい?」
「紅茶」
コーヒーは苦くて飲めたもんじゃない。
「できたよ」
「いただきます」
朝は特に少な目しか食べないからあまり用意しない。
だから。
颯太は俺が何を食いたいか聞いてから用意する。
「はちみつ?」
「ほら、疲れてる時には甘いのがいいしね」
「…………誰のせいだと!」
「だから、朝御飯作ってるんじゃない」
「由貴くん。夜にさまた出掛けない?」
「え?」
「夜ならある程度動けるでしょ?」
「いいけど」
「決まり!」
??
なんだ?
颯太の奴スッゴク楽しそうだけど。
「そろそろ行こうか?」
夕方。
ドライブもしようってことで早めに出てきた。
どこに行くかは聞いてない。
颯太はサプライズが好きだから。
「都内じゃないのか?」
「たまには遠出もいいでしょ?だから、横浜まで行こう?」
「いいけど道混んでないか?」
「大丈夫だよ」
裏道を走ってるからか渋滞に巻き込まれずに横浜まで行けた。
「到着!」
「横浜?」
「ん。いつも都内でしか遊ばないでしょ?だからたまにはね」
そう言って颯太が連れてきたのは横浜では有名な観光スポットだった。
「クリスマスプレゼント。時間がなくて大したもの用意できなかったけど」
そう言いながら颯太が入っていくのはアクセサリーショップだった。
「あら。橘様!お待ちしていました」
颯太は店員としばらく話し込んでいた。
「由貴くん!帰ろうか?」
「うん」
来たとき違う道で帰っていくことに。
夕飯は颯太が作るって言うからそのままマンションへ。
「疲れたでしょ?すぐ作るから待ってて」
「うん」
疲れた。
腰もまだ痛むし。
ったく。
あの絶倫野郎!
俺が妊娠してんのわかってるのか?
「由貴くんーできたよ」
「んー」
「起きてー」
「夕飯なに?」
「トマト鍋」
「由貴くん唯一肉食べてくれるのって鍋だけだし」
「仕方ないだろう?」
***********
「じゃあ片付けるから、由貴くん先にお風呂入りなよ」
「そうする」
着替えを持ってバスルームへ。
前に風呂上がってから着替え取りに行ってたらめっちゃ怒られたし。
風邪ひいたらどうすんだって。
子どもじゃないんだから大丈夫だって!
「着替えるから」
「手伝ってあげようか?」
「…………なぁ颯太」
「何?」
「たまにさそういう発想がさ親父くさい」
「…………スゴいショックかも」
「え?でも本当のことだし」
たまに颯太はリアクションがオーバーなんだよな。
「颯太着替えたぞ」
「可愛いー。やっぱり由貴くん可愛いの似合うね!」
「はいはい」
「俺がいない時にこんな可愛い格好しないでね?」
「しないって。誰がこんな格好させたがるんだよ?」
「学園祭で藤澤が女装させたがってたでしょ?由貴くん、こっちにおいで」
颯太が手招きするから颯太の隣に座る。
「汚さないようにしないとね?」
「っ…………」
「顔真っ赤。可愛い」
颯太はそう言いながら俺を押し倒してきた。
「……颯太」
「何?」
「電気消して」
「嫌?」
「明るい所では嫌だ」
明るい所でとか恥ずかしすぎる。
「仕方ないな。由貴くんは」
そう言って颯太はキスしてきた。
「ホント肌白いよね」
「仕方ないじゃん」
「跡つけたら目立つよね?」
いつからか颯太は跡をつけるようになっていた。
藤澤さんが言うには、颯太は本当に好きな奴に対して、独占欲が強いらしい。
だから。
跡つけてたのも俺は颯太のモンだって印が欲しかったんじゃないかって。
「っ痛。颯太、噛みつくなよ」
「由貴くんが考え事してるからでしょ?それにいつも言ってるじゃない。する時は他のことなんか考えないでよって」
「だからって噛まなくても」
噛まれたとこが痛いんだけど。
少しは加減しろよ!
そして、翌朝。
「由貴くん。おはよう」
「今何時?」
「もうすぐお昼だよ。起きれる?」
昨日散々やりまくって俺の体が悲鳴をあげていた。
いつの間にか寝てたみたいだし。
というか眠い。
「そう思うなら少しは手加減しろよ」
「ごめんね。由貴くんが可愛くて、つい」
「ついじゃないし」
「そろそろご飯食べようか?ケーキ食べる?」
起き上がろうとすると…………。
「う"っ」
腰に激痛が走る。
「ご飯食べたら、今日は大人しく寝てようか?」
「そうする」
痛む腰をさすりながら起き上がる。
ったく。
颯太の絶倫め。
「由貴くん。紅茶とコーヒーどっちがいい?」
「紅茶」
コーヒーは苦くて飲めたもんじゃない。
「できたよ」
「いただきます」
朝は特に少な目しか食べないからあまり用意しない。
だから。
颯太は俺が何を食いたいか聞いてから用意する。
「はちみつ?」
「ほら、疲れてる時には甘いのがいいしね」
「…………誰のせいだと!」
「だから、朝御飯作ってるんじゃない」
「由貴くん。夜にさまた出掛けない?」
「え?」
「夜ならある程度動けるでしょ?」
「いいけど」
「決まり!」
??
なんだ?
颯太の奴スッゴク楽しそうだけど。
「そろそろ行こうか?」
夕方。
ドライブもしようってことで早めに出てきた。
どこに行くかは聞いてない。
颯太はサプライズが好きだから。
「都内じゃないのか?」
「たまには遠出もいいでしょ?だから、横浜まで行こう?」
「いいけど道混んでないか?」
「大丈夫だよ」
裏道を走ってるからか渋滞に巻き込まれずに横浜まで行けた。
「到着!」
「横浜?」
「ん。いつも都内でしか遊ばないでしょ?だからたまにはね」
そう言って颯太が連れてきたのは横浜では有名な観光スポットだった。
「クリスマスプレゼント。時間がなくて大したもの用意できなかったけど」
そう言いながら颯太が入っていくのはアクセサリーショップだった。
「あら。橘様!お待ちしていました」
颯太は店員としばらく話し込んでいた。
「由貴くん!帰ろうか?」
「うん」
来たとき違う道で帰っていくことに。
夕飯は颯太が作るって言うからそのままマンションへ。
「疲れたでしょ?すぐ作るから待ってて」
「うん」
疲れた。
腰もまだ痛むし。
ったく。
あの絶倫野郎!
俺が妊娠してんのわかってるのか?
「由貴くんーできたよ」
「んー」
「起きてー」
「夕飯なに?」
「トマト鍋」
「由貴くん唯一肉食べてくれるのって鍋だけだし」
「仕方ないだろう?」
***********
「じゃあ片付けるから、由貴くん先にお風呂入りなよ」
「そうする」
着替えを持ってバスルームへ。
前に風呂上がってから着替え取りに行ってたらめっちゃ怒られたし。
風邪ひいたらどうすんだって。
子どもじゃないんだから大丈夫だって!
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