LOVE☆GAME

葉月カイト

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年末そして年明け

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「じゃあ俺は由貴くんのお父さんのとこに行ってくるね」
「さっさと行けよ」
「先に寝てていいからね」



夕飯のあと。
由貴くんのお父さんたちと話すために3人が待つ食堂へ。
3人ていうのは由貴くんのお父さんとお兄さん、お母さんのこと。
話すというより一緒に飲みたいらしいから。



「颯太。よく来たな」
「来ますよ。俺も春輝さんとは話ししてみたかったですし」
「颯太って飲める方?」




そう言いながら由貴くんのお兄さんたちはお酒をだしてきた。



「弱くはないですよ」




弱くはない。
だって、中学の時から飲んでたし。



流石に由貴くんはまだ飲んじゃダメだから飲まないけど。
飲みたい時は藤澤連れて飲みに行くけどね。




「しっかし、颯太には騙されたよな」
「あの時は夏もいたんだから仕方あるまい」



前に来た時のことだろう。




「すみません。あの時はまだつき合っていなかったんで」




由貴くんを好きにはなっていたけど。
他の子と縁を切ってからじゃなきゃダメって思ってたから。



「颯太にとって由貴は可愛い?」
「えぇ。すっごく!由貴くんがいてくれるなら他は何もいらないしあの子が望むなら叶えてあげたくなるんですよ」
「浮気とか不倫するなんてありえませんし」



じゃなきゃ由貴くんに産んで欲しいなんて言わない。



「なぁ」
「聞いただろう?親父、由貴は大丈夫だよ」
「悪いな。親父が由貴は騙されてないか心配しててな」




なるほど。
確かに俺の見た目って遊んでます的な見た目だしね。




「大丈夫ですよ。由貴くんが他に好きな人できるまではずっとそばにいますから」
「橘さん。由貴を頼みましたぞ」
「由貴を泣かせたら私は許さないよ」
「……肝に銘じときます」
「颯太。ほれ飲めよ!」




それから。
由貴くんのお兄さんたちと色々はなしをした。



「なぁ、由貴ってシてる時どんな感じなんだ?」
「え?エロくて可愛いですよ?」
「由貴から誘うことあるの?」
「それが、ないんですよ」
「由貴意地っ張りだもんなー」




春輝さんとお母さんは声を揃えて言ってくる。
それが由貴くんだと。
ホント由貴くんは家族に愛されてるな。




「なぁ、由貴とする時着けてる?」
「ももちろん。由貴くんに万が一病気でも移したら嫌ですから」




母さんと約束したしね。
由貴くんを泣かせないって。
必ず色んなモノから守ってみせるって。




それに。
着けないでしたのが陸にバレたら殺される。



「でな、その時のゆっきーがな」




あれからお兄さんたちは由貴くんの小さい頃の話をしてくれた。




「由貴くんて幼稚園に通ってたんですか?」



由貴くんは6歳の時に今の家に引き取られたって言ってた。




「由貴がうちに来たのって確か夏だったから通ってない」
「親父は通わせたかったけど。由貴が遠慮してな」



昔からそうなんだ。
可愛いなぁ。
由貴くんは。



「颯太いいもんやろうか?」



由貴くんのお兄さんは1冊のアルバムの写真を見せてきた。




「俺の由貴の秘蔵コレクション!」




6歳ぐらいから高校ぐらいまでのを。




「純平からある程度聞いてるだろうけど、由貴さ高校の時、全く笑ってなかったんだよ」
「その時の写真もある。颯太は見たい?由貴がホントはすっごく弱くてもいい?」




由貴くんが精神的に弱いそんなの構わない。




「俺はどんな由貴くんでもいいですよ!例え精神的に弱くても」



由貴くんが弱くてもいい。
その時は俺が由貴くんを守ってあげたらいいんだし。




「颯太なら、颯太となら由貴は大丈夫だな!」
「これ。由貴に見つかるなよ!絶対回収されるから」



由貴くんのお兄さんは俺にアルバムを渡して部屋に戻って行った。
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