5 / 585
日常生活編
4
しおりを挟む
「…………」
『母さんが瑠衣さんには絶対話しておけって。俺のためだからって』
晶くんのあの言い方からするに叔母さんには気づかれてる。
「まぁ晶くんは気づいてないみたいだけど」
まぁ。
バレたんなら仕方ないか。
我慢できなくて何回か晶くんの部屋でシたことあるから。
その時にバレちゃったんだろうし。
そして。
次の日曜日。
「ねぇ、瑠衣くん」
「なんです?」
「晶がΩなのは聞いた?」
「聞きましたよ」
「晶の子供が見れないかもってちょっと残念だったんだけど。Ωなら可能性あるでしょ?」
これは決まりだね。
叔母さんは気づいてる。
「あー叔母さん」
「ねぇ、瑠衣くん?晶のこと好き?」
隠しても無駄だし本当のことを答える。
「えぇ。好きですよ」
「それを聞いて安心したわ」
「もし私たちに何かあったらお願いね」
"何かあったら"って。
まるでこれから何かが起こるような言い方じゃない。
けれど。
それはすぐに起きた。
『母さんが瑠衣さんには絶対話しておけって。俺のためだからって』
晶くんのあの言い方からするに叔母さんには気づかれてる。
「まぁ晶くんは気づいてないみたいだけど」
まぁ。
バレたんなら仕方ないか。
我慢できなくて何回か晶くんの部屋でシたことあるから。
その時にバレちゃったんだろうし。
そして。
次の日曜日。
「ねぇ、瑠衣くん」
「なんです?」
「晶がΩなのは聞いた?」
「聞きましたよ」
「晶の子供が見れないかもってちょっと残念だったんだけど。Ωなら可能性あるでしょ?」
これは決まりだね。
叔母さんは気づいてる。
「あー叔母さん」
「ねぇ、瑠衣くん?晶のこと好き?」
隠しても無駄だし本当のことを答える。
「えぇ。好きですよ」
「それを聞いて安心したわ」
「もし私たちに何かあったらお願いね」
"何かあったら"って。
まるでこれから何かが起こるような言い方じゃない。
けれど。
それはすぐに起きた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
25
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる