好きって言ってみなよ?

葉月カイト

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晶と沙希と瑠衣

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俺が校舎に入ると思った通りの反応をしてくる。




「死に損ないが来た」と――。


そして俺がが教室に入っていくと、皆が俺の方を向く。



俺が無言で席につくと大吾が声をかけてきた。



「晶ー!」
「あ?大吾か」
「大吾かじゃねぇよ!心配したんだからなっ」
「……悪かったな、心配かけて」



俺に話しかけて来たのは、中村大吾。
俺の友人。



そして、チャイムが鳴り授業が始まる。



「お、如月出てきたか……」
「あぁ。体調もよくなったから」
「はぁ……。如月は可愛げがなくなったな」




久々に学校に出てきた俺に教師がそんなことを言ってくる。



「晶、大丈夫か?」
「ん……」



全然大丈夫じゃなかった。
具合が悪くなってきた俺は昼飯は食わずに保健室に向かう。



「先生ー」
「お、如月!具合悪くなったか?」



俺は頷く。
保険医も仕方ないなという顔で俺をベッドに寝かせる。



「如月、ブレザー脱がないと皺になるよ」
「いい。寒いから」



今日はどちらかと言えば暖かい。
でもさっきから寒気がおさまらない。
午後の授業はずっと保健室で休んでいた。



それでも、具合悪いのは治らず、保険医に追い出されるまで横になっていた。



「そろそろ閉めるから」と追いだされ渋々教室に向かう。



「大吾?」
「晶、大丈夫か?」
「まだいたのか?」
「なんだよ、その言い方」



俺の言い方がよほど気に入らなかったのかむくれる大吾。



「待ってたのか?」
「あぁ。これお前が休んでた時のノートのコピーな」



ノートのコピーやプリントを渡した大吾は帰っていく。



そして、具合が悪く動けない俺は瑠衣さんに教室まで迎えに来てくれるように頼む。
瑠衣さんが来たのはそれから1時間ほどたってからだった。
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