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学園祭スタート
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「うわーやばっ」
蓮也たちと喋っていたら、あっという間に女装コンテストの時間になっていた。
会場に向かっていると、誰かに呼び止められた。
「如月くん!」
「……確か、田中サン?」
こいつは田中といって、もう辞めたけど父さんの運転手兼秘書をしていた男の子供だ。
「良かった。ちょっと話しあるから付き合ってよ」
「でも、コンテストが……」
「いいから……」
田中は俺の腕を掴みどこかに連れて行く。
無駄に力が強いから痛いんだけど。
「悪いな待たせたな」
「こんなとこに何の用があるんだよ?」
田中は俺を第一倉庫に連れてきた。
そこには、数人の男たちがいた。
「マジ連れてきたのか。女みたいな顔してるな」
「なんだよ、あんたたち」
俺がそう言うと1人の男が寄ってきて言う。
「俺たちの瑠衣先生に近づくなよ」
「はぁ!?」
「瑠衣先生はみんなのものなんだよ」
「瑠衣さんはものじゃねぇだろう!?」
「わからねぇか。なら、わからせるか……」
「んっ」
俺は何かを嗅がされ気を失う。
「ん……」
次、目を覚ますと、俺は目隠しされ手足を縛られていた。
「起きたみたいだぜ?」
「んじゃ、お楽しみタイムといきますか?」
「瑠衣先生の前に二度と顔出せないようにしちゃおうぜ?」
奴らは下品な笑いをしていた。
冗談じゃねぇ。
さっさと手足をほどきやがれ。
「蹴られちゃたまらないし、アレ使うか?」
「いいな」
「おい。口開けろよ」
「……」
奴らは俺の口を開けさせるとムリヤリ何かを飲ませた。
蓮也たちと喋っていたら、あっという間に女装コンテストの時間になっていた。
会場に向かっていると、誰かに呼び止められた。
「如月くん!」
「……確か、田中サン?」
こいつは田中といって、もう辞めたけど父さんの運転手兼秘書をしていた男の子供だ。
「良かった。ちょっと話しあるから付き合ってよ」
「でも、コンテストが……」
「いいから……」
田中は俺の腕を掴みどこかに連れて行く。
無駄に力が強いから痛いんだけど。
「悪いな待たせたな」
「こんなとこに何の用があるんだよ?」
田中は俺を第一倉庫に連れてきた。
そこには、数人の男たちがいた。
「マジ連れてきたのか。女みたいな顔してるな」
「なんだよ、あんたたち」
俺がそう言うと1人の男が寄ってきて言う。
「俺たちの瑠衣先生に近づくなよ」
「はぁ!?」
「瑠衣先生はみんなのものなんだよ」
「瑠衣さんはものじゃねぇだろう!?」
「わからねぇか。なら、わからせるか……」
「んっ」
俺は何かを嗅がされ気を失う。
「ん……」
次、目を覚ますと、俺は目隠しされ手足を縛られていた。
「起きたみたいだぜ?」
「んじゃ、お楽しみタイムといきますか?」
「瑠衣先生の前に二度と顔出せないようにしちゃおうぜ?」
奴らは下品な笑いをしていた。
冗談じゃねぇ。
さっさと手足をほどきやがれ。
「蹴られちゃたまらないし、アレ使うか?」
「いいな」
「おい。口開けろよ」
「……」
奴らは俺の口を開けさせるとムリヤリ何かを飲ませた。
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