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中学最後の2学期
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「晶くん、朝だよ」
翌朝。
今日は学園祭当日で、晶くんも行くから起こしてるんだけど。
「ん……」
晶くんは、疲れているのかなかなか起きない。
「ご飯食べる時間なくなるよ?」
「んー起きる」
少しだるそうな声をして起きる晶くん。
「おはよー」
「はい、おはよー。パン食べる?」
「いらない」
相変わらず少食なんだから。
「じゃあ行こうか?」
「あぁ」
俺たちは食事を終わらせたあと学園祭の会場に向かう。
「じゃあ俺はクラスの方を見てくるから、晶くんは運営本部にいてね」
「大丈夫だって」
「去年みたいにナンパされたいの?」
「去年は女装してたからだろう?今は女装してないし!」
「……」
「なんだよ?」
「キミは相変わらず、自分の魅力がわかってないね」
去年ナンパされたのも晶くんが女装してたからじゃなくて、晶くんが可愛いからなのにね。
翌朝。
今日は学園祭当日で、晶くんも行くから起こしてるんだけど。
「ん……」
晶くんは、疲れているのかなかなか起きない。
「ご飯食べる時間なくなるよ?」
「んー起きる」
少しだるそうな声をして起きる晶くん。
「おはよー」
「はい、おはよー。パン食べる?」
「いらない」
相変わらず少食なんだから。
「じゃあ行こうか?」
「あぁ」
俺たちは食事を終わらせたあと学園祭の会場に向かう。
「じゃあ俺はクラスの方を見てくるから、晶くんは運営本部にいてね」
「大丈夫だって」
「去年みたいにナンパされたいの?」
「去年は女装してたからだろう?今は女装してないし!」
「……」
「なんだよ?」
「キミは相変わらず、自分の魅力がわかってないね」
去年ナンパされたのも晶くんが女装してたからじゃなくて、晶くんが可愛いからなのにね。
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