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番
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「ね、明日まで休んだら?」
「ヤダ!明日から行くの!」
明日から学校に行くって言ったら瑠衣さんが反対してきた。
そして、翌朝。
「げっ!?寝過ごした」
『晶くんへ
ぐっすり眠ってるから起こさないでおくね。
4時間目までにはくるんだよ?』
なんて書き置きしてあった。
絶対にわざと起こさなかったな!
というかアラーム止められたみたいだし。
くそー!
そして、俺は急いで学校に向かう。
学校についたのは3時間目が始まる前の休み時間。
「なぁ。真、あの噂本当なのか?」
「如月とは本当は……」
「それは……」
「本当だ」
何くだらねーこと聞いてんだか。
「こいつはまこは、俺の双子の弟だ」
「……はぁー!?絶対嘘だ!」
「何だよ、絶対嘘だって」
「晶の弟がこんないい奴なわけないだろう?」
余計なお世話だつーの!!
それよりも絶対嘘ってなんだよ!!
『兄さん!聞いてよ。瑠衣さんが意地悪するんだ』
「ちょっ」
「あ、兄ちゃんだ」
「何してるんだ?」
「何って昔の可愛らしかった頃の晶くんだよ!」
あの時のか!!
確か消したって言わなかったか?
「……晶。お前すげーひねくれたな?」
「余計なお世話だ!ほっとけよ」
ひねくれたってなんだよ!!
ひねくれたって。
「ヤダ!明日から行くの!」
明日から学校に行くって言ったら瑠衣さんが反対してきた。
そして、翌朝。
「げっ!?寝過ごした」
『晶くんへ
ぐっすり眠ってるから起こさないでおくね。
4時間目までにはくるんだよ?』
なんて書き置きしてあった。
絶対にわざと起こさなかったな!
というかアラーム止められたみたいだし。
くそー!
そして、俺は急いで学校に向かう。
学校についたのは3時間目が始まる前の休み時間。
「なぁ。真、あの噂本当なのか?」
「如月とは本当は……」
「それは……」
「本当だ」
何くだらねーこと聞いてんだか。
「こいつはまこは、俺の双子の弟だ」
「……はぁー!?絶対嘘だ!」
「何だよ、絶対嘘だって」
「晶の弟がこんないい奴なわけないだろう?」
余計なお世話だつーの!!
それよりも絶対嘘ってなんだよ!!
『兄さん!聞いてよ。瑠衣さんが意地悪するんだ』
「ちょっ」
「あ、兄ちゃんだ」
「何してるんだ?」
「何って昔の可愛らしかった頃の晶くんだよ!」
あの時のか!!
確か消したって言わなかったか?
「……晶。お前すげーひねくれたな?」
「余計なお世話だ!ほっとけよ」
ひねくれたってなんだよ!!
ひねくれたって。
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