393 / 585
番
15
しおりを挟む
頭がめちゃくちゃ痛くて早退したら榎本先生が玄関にいた。
「如月ーどうした?」
「頭痛い」
「寝てろ。あとで様子見に来るから」
「わかった」
着替えて寝ることにした。
つか、マジ痛ぇー。
「……?」
人の気配がする。
誰だ?
「……可愛いなぁ」
瑠衣さん?
あれ?
キスしてるのか?
いや。
夢だよな。
そして夜。
「あきちゃん。大丈夫?」
「んー」
「兄ちゃん、飯どうする?」
「いい」
食欲ないし、食べる気がないし。
つか、寝過ぎたか?
「あきちゃん。頭痛いなら病院行きなよ」
「治らなかったら行ってくる」
「瑠衣先生も心配してたよ」
「……」
「兄ちゃん。最近瑠衣さんがおかしいのって兄ちゃんの気持ち知りたいからかもよ?」
「……」
まこ、まるで瑠衣さんも俺を好きみたいな言い方するんだな。
瑠衣さんが好きって有り得ない。
そう、有り得ないんだ。
瑠衣さんが俺を構ってるのだって気まぐれかもしれないだろう?
「如月ーどうした?」
「頭痛い」
「寝てろ。あとで様子見に来るから」
「わかった」
着替えて寝ることにした。
つか、マジ痛ぇー。
「……?」
人の気配がする。
誰だ?
「……可愛いなぁ」
瑠衣さん?
あれ?
キスしてるのか?
いや。
夢だよな。
そして夜。
「あきちゃん。大丈夫?」
「んー」
「兄ちゃん、飯どうする?」
「いい」
食欲ないし、食べる気がないし。
つか、寝過ぎたか?
「あきちゃん。頭痛いなら病院行きなよ」
「治らなかったら行ってくる」
「瑠衣先生も心配してたよ」
「……」
「兄ちゃん。最近瑠衣さんがおかしいのって兄ちゃんの気持ち知りたいからかもよ?」
「……」
まこ、まるで瑠衣さんも俺を好きみたいな言い方するんだな。
瑠衣さんが好きって有り得ない。
そう、有り得ないんだ。
瑠衣さんが俺を構ってるのだって気まぐれかもしれないだろう?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
25
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる