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序章 第2章 総合魔法学院入学
第16話 野外演習開始
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野外演習当日を迎えた。
俺は、シェリー達と集合場所である王都西門へと向かっていた。その途中に、
「ケンイチ昨日決めた作戦で本当にいいの?」
シェリーは作戦指示を出すのが自分で本当に良いのかと少し不安を持っていた。
「いいよ。後は、シェリーの判断に任すよ。」
俺の言葉を聞いて彼女は、自信に満ちた顔をしていた。俺とシェリーが話しているのを見ていたヒョウカが、
「私も頑張る。」
「そうだな。お互い前衛頑張ろう。」
「うん。」
「なに2人でこそこそ話しているのよ。」
俺とヒョウカが話していると、横にいたシェリーも話に入りたそうにしていた。
「別にこそこそなんてしてないよ。さあ行こう。」
俺は、2人の手を引っ張って西門に向かって走り出した。
俺達が西門についたときには半数の生徒が集まっていた。俺達が着いた後続々と生徒が集まってきて、全員が集まると、
「皆さんお静かに。」
ミシェル先生が西門を背に大声で呼びかけた。それを聞いた俺達は、話すのをやめて先生の方を見た。その後先生の指示でパーティーごとに一列に並び話が始まった。
「では、これより今日引率します先生方を御紹介します。まず始めに、アルファ先生です。先生は、3年生の魔法実技の担当をしています。」
その後もミシェル先生より他5人の先生が紹介された。アルファ先生の他にミルケ・ド・イエス先生にカマリ・ド・ミシェリ先生、ミレイ先生、カレン・ド・アスク先生、マーレイン・ド・クルド先生計6人の先生に学院長のゼルネス・ド・オセマン先生と担任のミシェル先生が付いてきてくださる。
その後、それぞれのパーティーの監督の先生が発表された。俺達の監督役の先生は担任のミシェル先生であった。
監督役の先生の発表が終わった後、野外演習での注意事項が話された。
注意事項は2つ。
1、監督教師の指示には従うこと。
2、仲間を信じること
この2つであった。
学院長からの注意事項が話された後、野外演習が行われる森へと出発になった。
太陽が真上に来た辺りで俺達は森に着き中へと入っていた。
それからしばらく歩き森の中の少し開けた場所に着くと、
「では、ここで昼食を取ります。それぞれの監督の先生より、食事を受け取ってください。」
ミシェル先生から昼食の指示が出た。その言葉を聞いた他の先生達は、生徒達に食事を配り始めた。
俺達もミシェル先生から食事の入った布を渡された。その中身は、干し肉と固めのパンに水の入った瓶が入っていた。
食事はパーティーごとに別れて行われた。俺達もミシェル先生を入れて4人での昼食となった。
「今のうちに午後の予定を話しておきますね。私たちのパーティーは森の奥を目指して進んでいきます。その道中出てきたモンスターは各自の判断で討伐してください。ここでどのような判断をするのかも評価の内に入ります。今回の目的ですが、森の奥に咲いている薬草を採ってくる事です。制限時間は学院長の持っている砂時計が落ちきるまでです。では、食事が終わり次第出発します。」
先生の話を聞き終わった後、俺は1つ質問した。
「今回採ってくる薬草ですが、特徴とかは教えていただけないでしょうか?」
「そうですね。今回あなたたちに探してもらうのは、キュール草と言う薬草を探してもらいます。この薬草の特徴ですが、花の中央に黄色く丸い実を1つ付けています。それを目印に探してください。」
先生は俺の質問に快く答えてくれた。
その後昼食を食べ終わった俺達は、森の奥へ向けて出発した。自分たちの周りを見てみると殆どの生徒がすでに出発していた。
森に入ってから数匹のモンスターに出くわしたが、俺とヒョウカでモンスターの注意を引きつつシェリーの魔法で倒していった。時々は、シェリーの魔法を囮に使って前衛2人で止めをさしたりもしながら順調に森の中を進んでいった。
「あなたたち凄いわね。」
先生は、俺達の戦いぶりを見て驚きながら言ってきた。
「私達2人は全然ですよ。本当に凄いのはケンイチですよ。」
先生の言葉にシェリーは、否定の言葉で返した。
「なぜですか?」
「今回の私達のパーティーの作戦を考えたのは彼なのです。私は、その作戦の中から今使える物を選んで指示をしているに過ぎませんので。」
先生は、シェリーの言葉に納得できない様子でいた。そんな先生を見てシェリーが、
「なら、次に出てくるモンスターを彼1人で戦ってもらって実力を確かめればいいではないでしょうか?」
先生は何も彼の実力に疑問を持っていたわけではない。ただ、今回のパーティーでの作戦を彼1人で考えたと言われたことに疑問を持っただけであった。
俺は、そんな2人のやりとりを見て、
「先生、次のモンスターとの戦闘では僕が指示を出します。先生は、それを見て判断すると言うのではどうでしょうか?」
俺の提案に先生は納得してくれた。
俺達がそんな会話をしていると、気配察知の魔法にかなりのモンスターの反応が引っかかったのを感じた。俺が察知するのと同時に先生も何かに気づいたらしく俺達に指示を出した。
「皆さん急いで集合場所へ戻ってください。何か嫌な感じがします。」
先生の指示に従い集合場所へと向かった。ミシェル先生は、通信用の魔法道具を使い、他のパーティーの先生と連絡を取っていた。
「ねえケンイチ、いったい何が起こってるのかしら?」
「分からないけど、ミシェル先生は何かを感じ取ったんだと思うよ。だから今は先生の指示に従おう。」
「分かった。」
「そうね。」
俺の言葉に、シェリーとヒョウカが答えてくれた。
俺達のパーティーが集合場所に着いた時、他のパーティーの人達も集まっていた。先生方がAクラスの生徒が全員集まってのを確認すると、
「皆さん、今の状況を説明します。」
ミシェル先生が俺達の前に立ち現状報告を始めた。
「先ほど、数名の先生方に森の奥を確認してきてもらった所、こちらに向かって大量のモンスターが向かってきています。そのため、急ではありますが野外演習はこれで切り上げて王都へと戻りますいいですね。」
ミシェル先生の言葉を聞き、全員が返事をした。
俺は先生の話を聞きながら、気配察知で向かっているモンスターを確認していたら、50体近くのモンスターがこちらに向かってきている。そのとき、
「ミシェル先生、モンスターがもうそこまで来ています。早く皆さんの避難をお願いします。」
アルファ先生が大声でこちらに向かって叫んできた。それを聞いた、先生は、
「それでは皆さん、私に付いてきてください。」
先生はそれだけ言うと王都へと向けて出発した。俺達が出発すると同時に後ろにモンスターの姿が見えてきた、
「先生、モンスターがすぐそこまで来ています。」
1人の女生徒がミシェル先生に向かって言った。その生徒の言葉を聞いた他の生徒達は、皆驚き騒ぎ始めた。他の先生達はなんとかそれを収めようとしたが収集が付かなくなってきた。俺は、
「先生このままでは全滅します。僕が殿を務めます。その間に皆さんは王都まで戻ってください。」
俺が殿を務めると先生達に向かって言うと、全力で止められた。だが俺は、
「先生達は、他の生徒を守ってください。僕1人ならあれぐらいのモンスターの余裕です。だから早く皆さんを連れて王都へ帰ってください。」
俺の言葉に対してそれでもと言ってくる先生はいたが、
「ケンイチ君を信じましょう。彼なら大丈夫です。」
ミシェル先生は俺の言葉を信じてくれた。少し強引だったかもだが、ここで誰かがモンスターを引き受けないと俺達は、全滅してしまうと、思っていた。それに俺1人なら全力を出せるとも思っていたが
「ケンイチが残るなら私も残るわ。」
「私も。」
シェリーとヒョウカが残ると言ってきた。2人とも目が本気で俺には止めようがなかった。先生達も止めようとしたが、止めることが出来なかった。
そして最終的に殿として残るのは、俺とシェリーにヒョウカの3人になった。
俺は、シェリー達と集合場所である王都西門へと向かっていた。その途中に、
「ケンイチ昨日決めた作戦で本当にいいの?」
シェリーは作戦指示を出すのが自分で本当に良いのかと少し不安を持っていた。
「いいよ。後は、シェリーの判断に任すよ。」
俺の言葉を聞いて彼女は、自信に満ちた顔をしていた。俺とシェリーが話しているのを見ていたヒョウカが、
「私も頑張る。」
「そうだな。お互い前衛頑張ろう。」
「うん。」
「なに2人でこそこそ話しているのよ。」
俺とヒョウカが話していると、横にいたシェリーも話に入りたそうにしていた。
「別にこそこそなんてしてないよ。さあ行こう。」
俺は、2人の手を引っ張って西門に向かって走り出した。
俺達が西門についたときには半数の生徒が集まっていた。俺達が着いた後続々と生徒が集まってきて、全員が集まると、
「皆さんお静かに。」
ミシェル先生が西門を背に大声で呼びかけた。それを聞いた俺達は、話すのをやめて先生の方を見た。その後先生の指示でパーティーごとに一列に並び話が始まった。
「では、これより今日引率します先生方を御紹介します。まず始めに、アルファ先生です。先生は、3年生の魔法実技の担当をしています。」
その後もミシェル先生より他5人の先生が紹介された。アルファ先生の他にミルケ・ド・イエス先生にカマリ・ド・ミシェリ先生、ミレイ先生、カレン・ド・アスク先生、マーレイン・ド・クルド先生計6人の先生に学院長のゼルネス・ド・オセマン先生と担任のミシェル先生が付いてきてくださる。
その後、それぞれのパーティーの監督の先生が発表された。俺達の監督役の先生は担任のミシェル先生であった。
監督役の先生の発表が終わった後、野外演習での注意事項が話された。
注意事項は2つ。
1、監督教師の指示には従うこと。
2、仲間を信じること
この2つであった。
学院長からの注意事項が話された後、野外演習が行われる森へと出発になった。
太陽が真上に来た辺りで俺達は森に着き中へと入っていた。
それからしばらく歩き森の中の少し開けた場所に着くと、
「では、ここで昼食を取ります。それぞれの監督の先生より、食事を受け取ってください。」
ミシェル先生から昼食の指示が出た。その言葉を聞いた他の先生達は、生徒達に食事を配り始めた。
俺達もミシェル先生から食事の入った布を渡された。その中身は、干し肉と固めのパンに水の入った瓶が入っていた。
食事はパーティーごとに別れて行われた。俺達もミシェル先生を入れて4人での昼食となった。
「今のうちに午後の予定を話しておきますね。私たちのパーティーは森の奥を目指して進んでいきます。その道中出てきたモンスターは各自の判断で討伐してください。ここでどのような判断をするのかも評価の内に入ります。今回の目的ですが、森の奥に咲いている薬草を採ってくる事です。制限時間は学院長の持っている砂時計が落ちきるまでです。では、食事が終わり次第出発します。」
先生の話を聞き終わった後、俺は1つ質問した。
「今回採ってくる薬草ですが、特徴とかは教えていただけないでしょうか?」
「そうですね。今回あなたたちに探してもらうのは、キュール草と言う薬草を探してもらいます。この薬草の特徴ですが、花の中央に黄色く丸い実を1つ付けています。それを目印に探してください。」
先生は俺の質問に快く答えてくれた。
その後昼食を食べ終わった俺達は、森の奥へ向けて出発した。自分たちの周りを見てみると殆どの生徒がすでに出発していた。
森に入ってから数匹のモンスターに出くわしたが、俺とヒョウカでモンスターの注意を引きつつシェリーの魔法で倒していった。時々は、シェリーの魔法を囮に使って前衛2人で止めをさしたりもしながら順調に森の中を進んでいった。
「あなたたち凄いわね。」
先生は、俺達の戦いぶりを見て驚きながら言ってきた。
「私達2人は全然ですよ。本当に凄いのはケンイチですよ。」
先生の言葉にシェリーは、否定の言葉で返した。
「なぜですか?」
「今回の私達のパーティーの作戦を考えたのは彼なのです。私は、その作戦の中から今使える物を選んで指示をしているに過ぎませんので。」
先生は、シェリーの言葉に納得できない様子でいた。そんな先生を見てシェリーが、
「なら、次に出てくるモンスターを彼1人で戦ってもらって実力を確かめればいいではないでしょうか?」
先生は何も彼の実力に疑問を持っていたわけではない。ただ、今回のパーティーでの作戦を彼1人で考えたと言われたことに疑問を持っただけであった。
俺は、そんな2人のやりとりを見て、
「先生、次のモンスターとの戦闘では僕が指示を出します。先生は、それを見て判断すると言うのではどうでしょうか?」
俺の提案に先生は納得してくれた。
俺達がそんな会話をしていると、気配察知の魔法にかなりのモンスターの反応が引っかかったのを感じた。俺が察知するのと同時に先生も何かに気づいたらしく俺達に指示を出した。
「皆さん急いで集合場所へ戻ってください。何か嫌な感じがします。」
先生の指示に従い集合場所へと向かった。ミシェル先生は、通信用の魔法道具を使い、他のパーティーの先生と連絡を取っていた。
「ねえケンイチ、いったい何が起こってるのかしら?」
「分からないけど、ミシェル先生は何かを感じ取ったんだと思うよ。だから今は先生の指示に従おう。」
「分かった。」
「そうね。」
俺の言葉に、シェリーとヒョウカが答えてくれた。
俺達のパーティーが集合場所に着いた時、他のパーティーの人達も集まっていた。先生方がAクラスの生徒が全員集まってのを確認すると、
「皆さん、今の状況を説明します。」
ミシェル先生が俺達の前に立ち現状報告を始めた。
「先ほど、数名の先生方に森の奥を確認してきてもらった所、こちらに向かって大量のモンスターが向かってきています。そのため、急ではありますが野外演習はこれで切り上げて王都へと戻りますいいですね。」
ミシェル先生の言葉を聞き、全員が返事をした。
俺は先生の話を聞きながら、気配察知で向かっているモンスターを確認していたら、50体近くのモンスターがこちらに向かってきている。そのとき、
「ミシェル先生、モンスターがもうそこまで来ています。早く皆さんの避難をお願いします。」
アルファ先生が大声でこちらに向かって叫んできた。それを聞いた、先生は、
「それでは皆さん、私に付いてきてください。」
先生はそれだけ言うと王都へと向けて出発した。俺達が出発すると同時に後ろにモンスターの姿が見えてきた、
「先生、モンスターがすぐそこまで来ています。」
1人の女生徒がミシェル先生に向かって言った。その生徒の言葉を聞いた他の生徒達は、皆驚き騒ぎ始めた。他の先生達はなんとかそれを収めようとしたが収集が付かなくなってきた。俺は、
「先生このままでは全滅します。僕が殿を務めます。その間に皆さんは王都まで戻ってください。」
俺が殿を務めると先生達に向かって言うと、全力で止められた。だが俺は、
「先生達は、他の生徒を守ってください。僕1人ならあれぐらいのモンスターの余裕です。だから早く皆さんを連れて王都へ帰ってください。」
俺の言葉に対してそれでもと言ってくる先生はいたが、
「ケンイチ君を信じましょう。彼なら大丈夫です。」
ミシェル先生は俺の言葉を信じてくれた。少し強引だったかもだが、ここで誰かがモンスターを引き受けないと俺達は、全滅してしまうと、思っていた。それに俺1人なら全力を出せるとも思っていたが
「ケンイチが残るなら私も残るわ。」
「私も。」
シェリーとヒョウカが残ると言ってきた。2人とも目が本気で俺には止めようがなかった。先生達も止めようとしたが、止めることが出来なかった。
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