46 / 162
セレモニア王国編 第1章 ミリセレス村の事件
第45話 旅立ち
しおりを挟む
学院卒業後から1ヵ月の月日が経っていた。
この1ヵ月の間ハイネ村で冒険者の仕事をしながら、暮らしていた。
父さんから冒険者としての心得を教えてもらっていた。
今日の仕事も終わり、日が暮れようとしていた。
家への帰り道の途中、
「早いわね・・・・・・あれから1ヵ月が経ったのね。」
「そうだよ。そして明日は出発の日だよ。」
「そう言えばそうだったわね。」
「あれ?シェリーまさか忘れてたの。」
「そんなわないでしょ。覚えてたわよ。」
シェリーとミカが話しているのを見ていた俺は、
「シェリーにミカ早く来ないとおいていくぞ。」
「待ってよケンイチ。」
「お兄ちゃん待って。」
俺が呼ぶとすぐに追いついてきた。
この村に来たとき、1ヵ月後にいろいろな街をめぐる旅に出ようと4人で決めていた。
そのことは、父さん達にもすでに話してあり、今日は家で最後のパーティーの準備がされていた。俺達はそれに間に合うように急いで家へと帰っていた。
4人揃って家の中に入ると、
「4人ともお帰り。パーティーの準備出来てるわよ。」
母さんが出迎えてくれた。
「ただいま!!」(ケンイチ・シェリー・ヒョウカ・ミカ)
4人声を揃えていった。初めの頃シェリー達は母さんに対して敬語だったが1ヵ月も一緒に生活していたらそれもなくなり砕けたしゃべり方になっていた。
それからすぐにパーティーが始まった。
パーティーとは言っても、ただいつもよりも料理が少し多いだけなんだけど。
「ケンイチ、明日出発するのはいいが、どこへ行くか決めているのか?」
「パパ急にどうしたの。」
「急にじゃないさ。息子が旅に出るんだから気になるだろ。」
「それもそうだね。って言ってもまだ決めてないんだけどね。」
「ええ!!」
俺の答えに驚いたのは父さんではなく、母さんの方だった。
「母さん心配だわ。」
「お母さま、私達3人がついているので心配しないでください。」
「それもそうね。本当にケンちゃんはいいお友達を持ったわね。」
母さんの目には涙が浮かんでいた。本当に俺のことを心配していたんだろう。
「大丈夫だよ。年に1回くらいは戻ってくるからさ。」
「それもそうね。母さんケンちゃんの成長を楽しみにしとくわね。」
ニコリと微笑みながら言ってきた。最後に母さんの笑顔を見れて少し心がほっとした気がした。
それから、パーティーは滞りなく終了した。
パーティーの後、明日の旅立ちに備えて今日は早く寝ようと部屋へと行き布団に入っていた。すると、
「皆、ちょっといいかしら。」
「なんだよシェリーは、今日は早く寝るんじゃなかったのか?」
「それもそうなんだけど、明日からのこと全然決めたなかったじゃない。」
「そういえばそうだな。父さんに聞かれたときは適当に答えたけど、その辺りは決めとかないとな。」
「そうよね。皆は行きたいとこあるかしら?」
「私は、どこでも。」
「私も、お兄ちゃんが行きたいとこならどこでもいいよ。」
「俺も特にないかな。」
3人とも特に行きたいとこは無いようだった。
「私も特にないのよね。」
シェリーもかい!!っと心の中で突っ込んでしまった。
「それじゃぁ、依頼を見て決めたらいいんじゃないか。」
「それで行きましょ。」
「それでいい。」
「私もいいよ。」
皆賛成のようだった。
「ほかに決めておくことってあるか。」
「そうね・・・・・・私達のパーティー名決めておかないとじゃないかな?」
「そうだね。ないと困るもんね。」
「でもどんなのがいいんだ?」
「ケンイチが決めなさいよ。このパーティーもリーダーなんだから。」
「分かったよ・・・・・・それじゃ、ソウルメイトってどうだ?」
「どう言う意味?」
「魂でつながった仲間って意味だよ。」
俺は少し恥ずかしがりながら答えた。
「私はいいと思うわよ。」
「私も。」
「それでいいよ。」
あっさりと決まってしまった。本当にこれでいいのかと自分で考えておきながら思ってしまった。
「後、役割も決めておかないとね。」
「それはいつも通りでいいんじゃないか?」
「そうね。だけど作戦支持はケンイチが出してよね。」
「分かったよ。それじゃぁー分担は前衛2、中衛1、後衛1でいいな。」
「いいよ。」
「了解。」
ミカ達2人もいいようだ。それから少し話した後、
「それじゃぁー明日も早いしそろそろ寝ましょうか。」
「そうだね。おやすみ。」
「おやすみ。」(ケンイチ・ヒョウカ・シェリー)
俺はすぐに眠ってしまった。
翌朝、俺達は母さん達と朝食を食べた後、最後に荷物の確認をしてから、
「パパ、ママ行ってきます。」
「4人とも体には気を付けるのよ。」
「頑張ってこい。お前たちならすぐにAランク冒険者になれるだろう。」
「はい!!行ってきます。」
母さんと父さんに見送られながらハイネ村を後にして王都へと戻っていた。
この1ヵ月の間ハイネ村で冒険者の仕事をしながら、暮らしていた。
父さんから冒険者としての心得を教えてもらっていた。
今日の仕事も終わり、日が暮れようとしていた。
家への帰り道の途中、
「早いわね・・・・・・あれから1ヵ月が経ったのね。」
「そうだよ。そして明日は出発の日だよ。」
「そう言えばそうだったわね。」
「あれ?シェリーまさか忘れてたの。」
「そんなわないでしょ。覚えてたわよ。」
シェリーとミカが話しているのを見ていた俺は、
「シェリーにミカ早く来ないとおいていくぞ。」
「待ってよケンイチ。」
「お兄ちゃん待って。」
俺が呼ぶとすぐに追いついてきた。
この村に来たとき、1ヵ月後にいろいろな街をめぐる旅に出ようと4人で決めていた。
そのことは、父さん達にもすでに話してあり、今日は家で最後のパーティーの準備がされていた。俺達はそれに間に合うように急いで家へと帰っていた。
4人揃って家の中に入ると、
「4人ともお帰り。パーティーの準備出来てるわよ。」
母さんが出迎えてくれた。
「ただいま!!」(ケンイチ・シェリー・ヒョウカ・ミカ)
4人声を揃えていった。初めの頃シェリー達は母さんに対して敬語だったが1ヵ月も一緒に生活していたらそれもなくなり砕けたしゃべり方になっていた。
それからすぐにパーティーが始まった。
パーティーとは言っても、ただいつもよりも料理が少し多いだけなんだけど。
「ケンイチ、明日出発するのはいいが、どこへ行くか決めているのか?」
「パパ急にどうしたの。」
「急にじゃないさ。息子が旅に出るんだから気になるだろ。」
「それもそうだね。って言ってもまだ決めてないんだけどね。」
「ええ!!」
俺の答えに驚いたのは父さんではなく、母さんの方だった。
「母さん心配だわ。」
「お母さま、私達3人がついているので心配しないでください。」
「それもそうね。本当にケンちゃんはいいお友達を持ったわね。」
母さんの目には涙が浮かんでいた。本当に俺のことを心配していたんだろう。
「大丈夫だよ。年に1回くらいは戻ってくるからさ。」
「それもそうね。母さんケンちゃんの成長を楽しみにしとくわね。」
ニコリと微笑みながら言ってきた。最後に母さんの笑顔を見れて少し心がほっとした気がした。
それから、パーティーは滞りなく終了した。
パーティーの後、明日の旅立ちに備えて今日は早く寝ようと部屋へと行き布団に入っていた。すると、
「皆、ちょっといいかしら。」
「なんだよシェリーは、今日は早く寝るんじゃなかったのか?」
「それもそうなんだけど、明日からのこと全然決めたなかったじゃない。」
「そういえばそうだな。父さんに聞かれたときは適当に答えたけど、その辺りは決めとかないとな。」
「そうよね。皆は行きたいとこあるかしら?」
「私は、どこでも。」
「私も、お兄ちゃんが行きたいとこならどこでもいいよ。」
「俺も特にないかな。」
3人とも特に行きたいとこは無いようだった。
「私も特にないのよね。」
シェリーもかい!!っと心の中で突っ込んでしまった。
「それじゃぁ、依頼を見て決めたらいいんじゃないか。」
「それで行きましょ。」
「それでいい。」
「私もいいよ。」
皆賛成のようだった。
「ほかに決めておくことってあるか。」
「そうね・・・・・・私達のパーティー名決めておかないとじゃないかな?」
「そうだね。ないと困るもんね。」
「でもどんなのがいいんだ?」
「ケンイチが決めなさいよ。このパーティーもリーダーなんだから。」
「分かったよ・・・・・・それじゃ、ソウルメイトってどうだ?」
「どう言う意味?」
「魂でつながった仲間って意味だよ。」
俺は少し恥ずかしがりながら答えた。
「私はいいと思うわよ。」
「私も。」
「それでいいよ。」
あっさりと決まってしまった。本当にこれでいいのかと自分で考えておきながら思ってしまった。
「後、役割も決めておかないとね。」
「それはいつも通りでいいんじゃないか?」
「そうね。だけど作戦支持はケンイチが出してよね。」
「分かったよ。それじゃぁー分担は前衛2、中衛1、後衛1でいいな。」
「いいよ。」
「了解。」
ミカ達2人もいいようだ。それから少し話した後、
「それじゃぁー明日も早いしそろそろ寝ましょうか。」
「そうだね。おやすみ。」
「おやすみ。」(ケンイチ・ヒョウカ・シェリー)
俺はすぐに眠ってしまった。
翌朝、俺達は母さん達と朝食を食べた後、最後に荷物の確認をしてから、
「パパ、ママ行ってきます。」
「4人とも体には気を付けるのよ。」
「頑張ってこい。お前たちならすぐにAランク冒険者になれるだろう。」
「はい!!行ってきます。」
母さんと父さんに見送られながらハイネ村を後にして王都へと戻っていた。
1
あなたにおすすめの小説
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚
熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる