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カルフォルニア半島平野部の戦い(中編)
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日ソ連合軍は空海軍の支援砲撃と支援爆撃の元日ソ地上軍は進撃を開始した。この戦いに新設されたソ連第12空挺師団を投入した。
作戦名は『パラグチオン』と名付けられた。
作戦の内容は重爆撃機500機による絨毯爆撃のあとソ連砲兵師団によるロケット砲と火砲による集中砲撃を行いその後快速戦車師団を先頭とし、その後ろに装甲師団と機械化歩兵師団による波状攻撃を仕掛け敵の防衛戦を突破する作戦だ。この作戦に投入される戦力は日ソ連合軍は前回より強化され歩兵120万、戦車8000輌、装甲車3万5000、対空戦車5000輌、自走砲1000輌、火砲2万3000門、補給輸送車5万輌、戦闘機1200機、重爆撃機500機、軽爆撃機600機、輸送機1200機の兵力が投入される。支援物資は鉄道でカルフォルニア半島北部まで運ばれその後輸送機と輸送トラックによって前線に運ばれる。
敵兵力はおよそ歩兵40万、戦車2000輌、装甲車8000輌、火砲3500門、対空戦車500輌程と事前偵察に発覚した。
戦爆連合の大群が空を覆い尽くし作戦開始の信号弾が打ち上げられた。第1波戦爆連合1200機が高度9000を飛行し編隊を組み攻撃の準備を行う。その間に砲兵師団による2万3000門による支援砲撃を開始した。
『こちら第1波戦爆連合!目標地点に到達爆撃を開始する!』
『爆装庫開け!標準よし!投下!』
全重爆撃機500機による爆撃が開始された。
1機につき10トンの爆弾が搭載されており全てあわせると投下量は5000トンにもなる。
『敵対空砲発砲!』
『エンジンに被弾!第2、第3エンジン停止、操縦不能!』
『各機に告ぐ!直ちにこの空域から離脱せよ!繰り返す!直ちにこの空域から離脱せよ!』
戦爆連合の飛行機は皆速度を上げて離脱するが敵の精密な対空砲火によって次々と航空機が撃ち落とされていく。
戦爆連合から爆撃終了を告げる信号弾が打ち上げられ地上の砲兵師団が火砲2万3000門によって砲撃を開始した。砲撃は3時間にわたって行われた。
『機甲師団進撃開始!』
戦車や装甲車のエンジンが唸りをあげキャタピラの音を轟かせながら前進し砲撃と爆撃によって焼け野原になった大地を行く。
『前方1200に敵防衛陣地発見!攻撃開始!』
『歩兵は降車し戦闘開始せよ!』
『戦車隊は速度を歩兵の速度に合わせ前進せよ!』
『戦車を盾に前進せよ!』
『戦車は榴弾を装填し、攻撃開始!』
最前列の戦車は200輌は隊列をなし一斉に砲火を浴びせる。
戦車は主砲の攻撃に加え機銃を撃ちながら前進する。
装甲車は備え付けられている機銃や73ミリ砲で攻撃し前進の手助けをする。
抵抗しているトーチカに近づき火炎放射器や手榴弾を投げ込み1つ1つ潰していく。
それでもなお敵の抵抗は止まない。
『前方より敵の大規模な戦車部隊接近!』
『およそ30輌!』
『3時方向から戦車50輌接近距離3000!』
『11時方向より戦車70輌接近!距離3500!』
『自走ロケット部隊に支援砲撃を要請!』
『こちら自走ロケット部隊!角度60度!発射準備よし!』
『撃ち方始め!』
『バシュゥン』という音の後
輸送トラックを改造した自走ロケット砲が800輌にわたり発砲した。1輌あたり1発50キロの爆薬が詰まった6インチロケット弾を50発搭載し一斉に発射し制圧射撃を行う。
再装填には5分以上かかる
『再装填急げ!』
さらに戦闘攻撃機50機による対地攻撃によりかなり台数を破壊する事に成功した。
『高度150まで降下!』
『57ミリ機関砲射撃用意!』
『突入角度60度!』
『機関砲撃て!』
『ドカン、ドガン、ドガン』
放たれた砲弾は戦車のエンジン部分に命中し弾薬庫が誘爆し次々と黒煙を上げていく。
『攻撃終了直ちに基地に帰還する!』
かなりの数を減らせる事に成功したがそれでも20輌以上が残っている。
『速度歩行速度まで落とし行進間射撃を実行せよ!』
『了解!』
『撃て!』
20輌の戦車が制圧射撃をした後、40輌の戦車が精密射撃を行う。しかし砲弾は命中したが撃破には至らなかった。
『APCRを使え!100ミリ砲なら貫通できるぞ!』
『装填完了!撃て!』
放たれた砲弾は砲塔に命中し貫通した後弾薬庫が誘爆し爆発した。
『撃破!次弾装填急げ!次の目標を狙う!』
しかしこちらも被害がゼロでははく70輌のうち行動不能が45輌、履帯破損により行動不能が5輌だった。こちらは撃破35輌である。
『逃げたぞ!追え!』
残った車輌20輌と増援でやってきたt45戦車80輌と装甲兵員輸送車40輌が追撃を開始した。
装甲兵員輸送車には試験配備された対物誘導ロケット弾が配備されていてた。
『目標ロック!発射3秒前!3、2、1、発射!』
『バシュゥン』
という音の後速度は遅いが飛翔を開始し目標にむかって飛翔する。
『着弾3秒前!』
『3、2、1、着弾!』
『命中!撃破!炎上!』
試験的に配備された誘導ロケット弾は一定の効力があった事が証明された。
『隊長車から全車へ!これより追撃戦を開始する!全速前進!攻撃開始せよ!』
『了解!』
『前方に塹壕とトーチカ発見!弾種榴弾装填!撃て!』
『ドォン』
100輌以上の戦車から放たれた砲弾が塹壕に籠る歩兵を殺傷したり、トーチカを撃破していく。
『歩兵は降車し塹壕内を掃討せよ!』
『総員降車!急げ!』
装甲兵員輸送車1輌には歩兵総員14名が乗車しておりそれが40輌にもなる。掃討部隊は640名である。
敵塹壕の総距離は400メートル程である。
降車した歩兵が塹壕に到達すると塹壕に閃光弾を投げ込み短機関銃を発砲し中に突入する。
『突入成功!各小隊ごとに分かれて掃討戦にかかれ!』
『了解!』
しばらくすると兵員駐屯所が見えてきた。
『ライフルグレネード用意!撃て!』
数人の兵士が引き金を引き『ポン』という音の後にグレネードが弧を描き兵員駐屯所に綺麗に入り爆発した。
『突入!』
『火炎放射器を使え!』
『ゴォォ』という音のを立てながら敵の立て籠もっているトーチカなどに火炎放射器で攻撃し無力化する。
最後の兵員駐屯所はこの中で一番最大であり収容人数が500名とかなりの大型駐屯所となっている。
『支援砲撃と航空支援を要請する!』
『了解!指定したポイントに砲撃と空爆を行う!』
『10分後に攻撃開始する!その前に離脱せよ!』
『了解!』
『直ちに離脱する!』
10分後後方からの砲撃と戦闘攻撃機40機による機銃掃射とロケット弾攻撃によって機関銃の銃座や砲台を破壊する事に成功した。
『突入進路を確保する為に爆薬を仕掛ける!突入部隊は一旦後退せよ!工兵隊前へ!』
『迫撃砲分隊は支援砲撃を開始せよ!』
使用された迫撃砲は120ミリ重迫撃砲で砲弾重量は5キロにもなる。
工兵隊は外壁に穴を開けてTNT爆薬およそ30キロとC4爆薬10キロを使用した。
『砲撃中止!』
『工兵隊退避完了!』
『爆破まで3、2、1、0!』
『発破!』
『ドォン』という音の音の後外壁に穴が空いた。
『閃光弾投げ込め!』
閃光弾が投げ込まれ突入部隊が突入する!
『突入!』
突入部隊は総員300名で1部屋掃討していく。
『掃討完了!撤収せよ!』
『更に進撃する!全車前進!』
増援で戦車40輌と対空戦車20輌が参加した。
対空戦車はボフォース6連30ミリ機関砲装備した対空戦車だ。しかし車体をT-34-85を流用しオープントップなので上からの攻撃 は弱い。
『敵航空機2機接近!』
『対空戦車撃ち方始め!』
また車長用の大型機関銃も使い銃弾の雨を降らせる。
1機は翼がもげてコントロールを失い墜落したがもう1機はエンジンから火を吹きながらまだ突っ込んでくる。そのまま墜落し戦車10輌が行動不能に追い込まれた。
『前方に戦車集団を発見!撃ち方始め!』
『ドォン』
『はじかれた!対戦車ミサイルを使え!』
『目標までの距離1000メートル!ターゲットロック!』
『3、2、1、0』
『発射!』
『着弾まで500メートル!着弾まで10秒』
『着弾まで3秒前!3、2、1、0』
『着弾!』
『命中!撃破できず!』
『航空支援を要請する!』
『現在空挺師団が急行駐屯である!それまで現在地を死守せよ!』
『了解!』
『全部隊に告ぐ!敵装甲部隊に現在総火力をぶつける!攻撃開始!』
『撃て!』
『こちら空挺師団現在目的地の10キロ地点に到達急行する!』
『目標地点の240度方向から突入する!』
空挺師団は総員4万3千名で構成されており今回回転翼機が初めて実戦投入された。
総数400以上に上り一大空挺作戦が開始された。
『全機分隊ごとに編成を組み直せ!』
『了解!』
『朝日を背に突入する!』
『音楽を掛けろ!敵を震えあがせてやれ!』
朝日を背に空を覆い尽くすような回転翼機の編隊がワルキューレの騎行を大音量で流しながら低空飛行しながら突入する。
『ガンシップは先行し敵施設を破壊せよ!』
『了解』
ガンシップは輸送ヘリを改造したもので20発の5インチロケット弾ロケットポッドを4個と20ミリチェーンガン1門を装備し機体には20ミリの装甲を施している。
『攻撃開始!』
ガンシップが群れをなしロケット弾を一斉発射し戦車を破壊していく。
『敵装甲部隊を撃滅した。直ちに降下せよ!』
『了解!』
『ラペリング降下始め!』
ラペリング降下に成功した歩兵は3万人程度であとはラペリング降下中にヘリが墜落するなどして戦死した。
『後方より来る友軍機甲部隊と合流し進撃せよ!』
『了解!』
援軍としてやってきたのはt45中戦車240輌、兵員装甲輸送車60輌、対空戦車40輌、突撃砲50輌到着した。
ラペリング降下した歩兵はt45中戦車の車体上部に乗り行軍を開始した。
『こちら偵察第46飛行隊3番機から通達する。川を渡って80キロ地点に敵機甲部隊集積所を発見!すぐさま航空部隊による攻撃を推奨する!』
『了解!直ちに編成し向かわせる!監視を続行せよ!』
『了解!』
『直ちに航空部隊を編成し向かわせろ!』
直ちに部隊の編成が行われ出撃準備が整えられた。
『出撃部隊は滑走路への進入を急げ!』
『エンジン回せ!一定の回転数維持!エンジン良好。』
『武器の最終点検完了!』
『出撃準備完了!出撃を許可する!』
5本の大型滑走路を使い450機もの航空機が飛び立った。
yak14戦闘機50機、Tu-46六発重爆撃機400機が出撃した。
『高度7800メートルまで上昇せよ!』
『高度到達!速度650キロ維持し目標地点まで航行する!』
『敵迎撃機上方6時方向より接近!』
『各銃座撃ち方始め!』
Tu-46はジェットエンジンを搭載した爆撃機で搭載量は12トン、搭載機銃は13ミリ機銃10門、20ミリ機銃12門を装備し最新の自動追尾標準装備を装備し、レーダー爆撃標準器より爆撃装置を備え最新型爆撃機である。
『各機に告ぐ!編隊を密にせよ!』
『2番機2番4番5番エンジン被弾!エンジン出力低下!』
『護衛機早くなんとかしろ!』
yak14戦闘機は20ミリバルカン砲を装備し毎分発射速度は2000発になる。
『10機で1機を追え!』
『ガガン、ガガン、ガガン』
『外れた!後ろだ!後ろに気をつけろ!』
『エンジンが燃えた!うぁーー!』
『バァン』
エンジンが燃えた後ガソリンに引火し爆発した。
『次で仕留めてやる!』
『ウィイン』 『ガガガガガガガガガガ』
バルカン砲から発射された弾丸は機体に命中させ火を吹ふいた後機体は火を吹いて錐揉みに入ったあと爆発した。
『護衛機集合!』
『こちら爆撃隊爆撃開始まで10秒前!』
『カウント10、9、8、7、6、5、4、投下3秒前!』
『3、2、1、0』
『爆撃開始!』
『爆弾連続投下!』
『ヒュュュュウ』 『ドドドドドン』
『爆撃中止!』 『観測機敵の被害を報告せよ!』
『了解。敵は爆撃後混乱中なれど移動を開始しています。』
『クラスター爆弾投下用意!』
『投下!』
『ヒュュュュウ』 『カチ』 『ドドドン』
ソ連軍が開発したクラスター爆弾は1発の中に子爆弾600個が内蔵されており簡易追尾システムによって目標を発見後目標に向かって落ちていく。
『撃破を確認!地上軍はそのまま進撃を続けろ!』
日ソ連合軍はそのまま快進撃を続け
カルフォルニア半島における最終局面の戦い始まろうとしていた。
作戦名は『パラグチオン』と名付けられた。
作戦の内容は重爆撃機500機による絨毯爆撃のあとソ連砲兵師団によるロケット砲と火砲による集中砲撃を行いその後快速戦車師団を先頭とし、その後ろに装甲師団と機械化歩兵師団による波状攻撃を仕掛け敵の防衛戦を突破する作戦だ。この作戦に投入される戦力は日ソ連合軍は前回より強化され歩兵120万、戦車8000輌、装甲車3万5000、対空戦車5000輌、自走砲1000輌、火砲2万3000門、補給輸送車5万輌、戦闘機1200機、重爆撃機500機、軽爆撃機600機、輸送機1200機の兵力が投入される。支援物資は鉄道でカルフォルニア半島北部まで運ばれその後輸送機と輸送トラックによって前線に運ばれる。
敵兵力はおよそ歩兵40万、戦車2000輌、装甲車8000輌、火砲3500門、対空戦車500輌程と事前偵察に発覚した。
戦爆連合の大群が空を覆い尽くし作戦開始の信号弾が打ち上げられた。第1波戦爆連合1200機が高度9000を飛行し編隊を組み攻撃の準備を行う。その間に砲兵師団による2万3000門による支援砲撃を開始した。
『こちら第1波戦爆連合!目標地点に到達爆撃を開始する!』
『爆装庫開け!標準よし!投下!』
全重爆撃機500機による爆撃が開始された。
1機につき10トンの爆弾が搭載されており全てあわせると投下量は5000トンにもなる。
『敵対空砲発砲!』
『エンジンに被弾!第2、第3エンジン停止、操縦不能!』
『各機に告ぐ!直ちにこの空域から離脱せよ!繰り返す!直ちにこの空域から離脱せよ!』
戦爆連合の飛行機は皆速度を上げて離脱するが敵の精密な対空砲火によって次々と航空機が撃ち落とされていく。
戦爆連合から爆撃終了を告げる信号弾が打ち上げられ地上の砲兵師団が火砲2万3000門によって砲撃を開始した。砲撃は3時間にわたって行われた。
『機甲師団進撃開始!』
戦車や装甲車のエンジンが唸りをあげキャタピラの音を轟かせながら前進し砲撃と爆撃によって焼け野原になった大地を行く。
『前方1200に敵防衛陣地発見!攻撃開始!』
『歩兵は降車し戦闘開始せよ!』
『戦車隊は速度を歩兵の速度に合わせ前進せよ!』
『戦車を盾に前進せよ!』
『戦車は榴弾を装填し、攻撃開始!』
最前列の戦車は200輌は隊列をなし一斉に砲火を浴びせる。
戦車は主砲の攻撃に加え機銃を撃ちながら前進する。
装甲車は備え付けられている機銃や73ミリ砲で攻撃し前進の手助けをする。
抵抗しているトーチカに近づき火炎放射器や手榴弾を投げ込み1つ1つ潰していく。
それでもなお敵の抵抗は止まない。
『前方より敵の大規模な戦車部隊接近!』
『およそ30輌!』
『3時方向から戦車50輌接近距離3000!』
『11時方向より戦車70輌接近!距離3500!』
『自走ロケット部隊に支援砲撃を要請!』
『こちら自走ロケット部隊!角度60度!発射準備よし!』
『撃ち方始め!』
『バシュゥン』という音の後
輸送トラックを改造した自走ロケット砲が800輌にわたり発砲した。1輌あたり1発50キロの爆薬が詰まった6インチロケット弾を50発搭載し一斉に発射し制圧射撃を行う。
再装填には5分以上かかる
『再装填急げ!』
さらに戦闘攻撃機50機による対地攻撃によりかなり台数を破壊する事に成功した。
『高度150まで降下!』
『57ミリ機関砲射撃用意!』
『突入角度60度!』
『機関砲撃て!』
『ドカン、ドガン、ドガン』
放たれた砲弾は戦車のエンジン部分に命中し弾薬庫が誘爆し次々と黒煙を上げていく。
『攻撃終了直ちに基地に帰還する!』
かなりの数を減らせる事に成功したがそれでも20輌以上が残っている。
『速度歩行速度まで落とし行進間射撃を実行せよ!』
『了解!』
『撃て!』
20輌の戦車が制圧射撃をした後、40輌の戦車が精密射撃を行う。しかし砲弾は命中したが撃破には至らなかった。
『APCRを使え!100ミリ砲なら貫通できるぞ!』
『装填完了!撃て!』
放たれた砲弾は砲塔に命中し貫通した後弾薬庫が誘爆し爆発した。
『撃破!次弾装填急げ!次の目標を狙う!』
しかしこちらも被害がゼロでははく70輌のうち行動不能が45輌、履帯破損により行動不能が5輌だった。こちらは撃破35輌である。
『逃げたぞ!追え!』
残った車輌20輌と増援でやってきたt45戦車80輌と装甲兵員輸送車40輌が追撃を開始した。
装甲兵員輸送車には試験配備された対物誘導ロケット弾が配備されていてた。
『目標ロック!発射3秒前!3、2、1、発射!』
『バシュゥン』
という音の後速度は遅いが飛翔を開始し目標にむかって飛翔する。
『着弾3秒前!』
『3、2、1、着弾!』
『命中!撃破!炎上!』
試験的に配備された誘導ロケット弾は一定の効力があった事が証明された。
『隊長車から全車へ!これより追撃戦を開始する!全速前進!攻撃開始せよ!』
『了解!』
『前方に塹壕とトーチカ発見!弾種榴弾装填!撃て!』
『ドォン』
100輌以上の戦車から放たれた砲弾が塹壕に籠る歩兵を殺傷したり、トーチカを撃破していく。
『歩兵は降車し塹壕内を掃討せよ!』
『総員降車!急げ!』
装甲兵員輸送車1輌には歩兵総員14名が乗車しておりそれが40輌にもなる。掃討部隊は640名である。
敵塹壕の総距離は400メートル程である。
降車した歩兵が塹壕に到達すると塹壕に閃光弾を投げ込み短機関銃を発砲し中に突入する。
『突入成功!各小隊ごとに分かれて掃討戦にかかれ!』
『了解!』
しばらくすると兵員駐屯所が見えてきた。
『ライフルグレネード用意!撃て!』
数人の兵士が引き金を引き『ポン』という音の後にグレネードが弧を描き兵員駐屯所に綺麗に入り爆発した。
『突入!』
『火炎放射器を使え!』
『ゴォォ』という音のを立てながら敵の立て籠もっているトーチカなどに火炎放射器で攻撃し無力化する。
最後の兵員駐屯所はこの中で一番最大であり収容人数が500名とかなりの大型駐屯所となっている。
『支援砲撃と航空支援を要請する!』
『了解!指定したポイントに砲撃と空爆を行う!』
『10分後に攻撃開始する!その前に離脱せよ!』
『了解!』
『直ちに離脱する!』
10分後後方からの砲撃と戦闘攻撃機40機による機銃掃射とロケット弾攻撃によって機関銃の銃座や砲台を破壊する事に成功した。
『突入進路を確保する為に爆薬を仕掛ける!突入部隊は一旦後退せよ!工兵隊前へ!』
『迫撃砲分隊は支援砲撃を開始せよ!』
使用された迫撃砲は120ミリ重迫撃砲で砲弾重量は5キロにもなる。
工兵隊は外壁に穴を開けてTNT爆薬およそ30キロとC4爆薬10キロを使用した。
『砲撃中止!』
『工兵隊退避完了!』
『爆破まで3、2、1、0!』
『発破!』
『ドォン』という音の音の後外壁に穴が空いた。
『閃光弾投げ込め!』
閃光弾が投げ込まれ突入部隊が突入する!
『突入!』
突入部隊は総員300名で1部屋掃討していく。
『掃討完了!撤収せよ!』
『更に進撃する!全車前進!』
増援で戦車40輌と対空戦車20輌が参加した。
対空戦車はボフォース6連30ミリ機関砲装備した対空戦車だ。しかし車体をT-34-85を流用しオープントップなので上からの攻撃 は弱い。
『敵航空機2機接近!』
『対空戦車撃ち方始め!』
また車長用の大型機関銃も使い銃弾の雨を降らせる。
1機は翼がもげてコントロールを失い墜落したがもう1機はエンジンから火を吹きながらまだ突っ込んでくる。そのまま墜落し戦車10輌が行動不能に追い込まれた。
『前方に戦車集団を発見!撃ち方始め!』
『ドォン』
『はじかれた!対戦車ミサイルを使え!』
『目標までの距離1000メートル!ターゲットロック!』
『3、2、1、0』
『発射!』
『着弾まで500メートル!着弾まで10秒』
『着弾まで3秒前!3、2、1、0』
『着弾!』
『命中!撃破できず!』
『航空支援を要請する!』
『現在空挺師団が急行駐屯である!それまで現在地を死守せよ!』
『了解!』
『全部隊に告ぐ!敵装甲部隊に現在総火力をぶつける!攻撃開始!』
『撃て!』
『こちら空挺師団現在目的地の10キロ地点に到達急行する!』
『目標地点の240度方向から突入する!』
空挺師団は総員4万3千名で構成されており今回回転翼機が初めて実戦投入された。
総数400以上に上り一大空挺作戦が開始された。
『全機分隊ごとに編成を組み直せ!』
『了解!』
『朝日を背に突入する!』
『音楽を掛けろ!敵を震えあがせてやれ!』
朝日を背に空を覆い尽くすような回転翼機の編隊がワルキューレの騎行を大音量で流しながら低空飛行しながら突入する。
『ガンシップは先行し敵施設を破壊せよ!』
『了解』
ガンシップは輸送ヘリを改造したもので20発の5インチロケット弾ロケットポッドを4個と20ミリチェーンガン1門を装備し機体には20ミリの装甲を施している。
『攻撃開始!』
ガンシップが群れをなしロケット弾を一斉発射し戦車を破壊していく。
『敵装甲部隊を撃滅した。直ちに降下せよ!』
『了解!』
『ラペリング降下始め!』
ラペリング降下に成功した歩兵は3万人程度であとはラペリング降下中にヘリが墜落するなどして戦死した。
『後方より来る友軍機甲部隊と合流し進撃せよ!』
『了解!』
援軍としてやってきたのはt45中戦車240輌、兵員装甲輸送車60輌、対空戦車40輌、突撃砲50輌到着した。
ラペリング降下した歩兵はt45中戦車の車体上部に乗り行軍を開始した。
『こちら偵察第46飛行隊3番機から通達する。川を渡って80キロ地点に敵機甲部隊集積所を発見!すぐさま航空部隊による攻撃を推奨する!』
『了解!直ちに編成し向かわせる!監視を続行せよ!』
『了解!』
『直ちに航空部隊を編成し向かわせろ!』
直ちに部隊の編成が行われ出撃準備が整えられた。
『出撃部隊は滑走路への進入を急げ!』
『エンジン回せ!一定の回転数維持!エンジン良好。』
『武器の最終点検完了!』
『出撃準備完了!出撃を許可する!』
5本の大型滑走路を使い450機もの航空機が飛び立った。
yak14戦闘機50機、Tu-46六発重爆撃機400機が出撃した。
『高度7800メートルまで上昇せよ!』
『高度到達!速度650キロ維持し目標地点まで航行する!』
『敵迎撃機上方6時方向より接近!』
『各銃座撃ち方始め!』
Tu-46はジェットエンジンを搭載した爆撃機で搭載量は12トン、搭載機銃は13ミリ機銃10門、20ミリ機銃12門を装備し最新の自動追尾標準装備を装備し、レーダー爆撃標準器より爆撃装置を備え最新型爆撃機である。
『各機に告ぐ!編隊を密にせよ!』
『2番機2番4番5番エンジン被弾!エンジン出力低下!』
『護衛機早くなんとかしろ!』
yak14戦闘機は20ミリバルカン砲を装備し毎分発射速度は2000発になる。
『10機で1機を追え!』
『ガガン、ガガン、ガガン』
『外れた!後ろだ!後ろに気をつけろ!』
『エンジンが燃えた!うぁーー!』
『バァン』
エンジンが燃えた後ガソリンに引火し爆発した。
『次で仕留めてやる!』
『ウィイン』 『ガガガガガガガガガガ』
バルカン砲から発射された弾丸は機体に命中させ火を吹ふいた後機体は火を吹いて錐揉みに入ったあと爆発した。
『護衛機集合!』
『こちら爆撃隊爆撃開始まで10秒前!』
『カウント10、9、8、7、6、5、4、投下3秒前!』
『3、2、1、0』
『爆撃開始!』
『爆弾連続投下!』
『ヒュュュュウ』 『ドドドドドン』
『爆撃中止!』 『観測機敵の被害を報告せよ!』
『了解。敵は爆撃後混乱中なれど移動を開始しています。』
『クラスター爆弾投下用意!』
『投下!』
『ヒュュュュウ』 『カチ』 『ドドドン』
ソ連軍が開発したクラスター爆弾は1発の中に子爆弾600個が内蔵されており簡易追尾システムによって目標を発見後目標に向かって落ちていく。
『撃破を確認!地上軍はそのまま進撃を続けろ!』
日ソ連合軍はそのまま快進撃を続け
カルフォルニア半島における最終局面の戦い始まろうとしていた。
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ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
偽夫婦お家騒動始末記
紫紺
歴史・時代
【第10回歴史時代大賞、奨励賞受賞しました!】
故郷を捨て、江戸で寺子屋の先生を生業として暮らす篠宮隼(しのみやはやて)は、ある夜、茶屋から足抜けしてきた陰間と出会う。
紫音(しおん)という若い男との奇妙な共同生活が始まるのだが。
隼には胸に秘めた決意があり、紫音との生活はそれを遂げるための策の一つだ。だが、紫音の方にも実は裏があって……。
江戸を舞台に様々な陰謀が駆け巡る。敢えて裏街道を走る隼に、念願を叶える日はくるのだろうか。
そして、拾った陰間、紫音の正体は。
活劇と謎解き、そして恋心の長編エンタメ時代小説です。
アブナイお殿様-月野家江戸屋敷騒動顛末-(R15版)
三矢由巳
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佳穂(かほ)は江戸の望月藩月野家上屋敷の奥方様に仕える中臈。
幼い頃に会った千代という少女に憧れ、奥での一生奉公を望んでいた。
ところが、若殿様が急死し事態は一変、分家から養子に入った慶温(よしはる)こと又四郎に侍ることに。
又四郎はずっと前にも会ったことがあると言うが、佳穂には心当たりがない。
海外の事情や英吉利語を教える又四郎に翻弄されるも、惹かれていく佳穂。
一方、二人の周辺では次々に不可解な事件が起きる。
事件の真相を追うのは又四郎や屋敷の人々、そしてスタンダードプードルのシロ。
果たして、佳穂は又四郎と結ばれるのか。
シロの鼻が真実を追い詰める!
別サイトで発表した作品のR15版です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
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ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
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