俺達がチートであることを知られてはいけない。

無味

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第四章

襲撃

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「やはり、貴方なのですね…!」
隊長の一言で、一斉に歓声が上がった。
手を取り合って喜ぶ彼らの間から、見知った顔が現れる。
「よお、シャル。」
「シュピッツ!…さっきのは、君か。どうしてここに?」
「ミスィオーンに呼ばれたんだよ。またシャルが助けてくれた…ってな。」
思い出した。隊長の名前はミスィオーンだ。すっかり忘れてしまっていた。
「そういえば、親しいんだったね。」
ミスィオーンが会話に参加してきた。
「来てくれたんですね、シュピッツさん。」
彼女はどう見ても年下の彼に、敬語を使う。
「おう、シャルに礼を言いたかったからな。」
「僕に?」
シュピッツは大きく頷いた。 
「ああ、ミスィオーンが世話になったな。ありがとう。」
「僕はそんな、大したことしていないよ。」
優しく微笑んで見せる。
「流石救世主様…。」
ミスィオーンが呟く。
「…さて、早速救世主様には力をお借りしたいのです。」
話題を切り出し始めた時、ドアが大きな音をたてて開いた。
例の服を着た一人の男が飛び込んで来て、息を切らしながら叫んだ。
「襲撃です!!隊長、ご命令を…!!!」
「何!?」
シュピッツが真っ先に反応する。皆が呆然とする中、ミスィオーンは落ち着いていて、静かに言った。
「反撃用意。」
男は姿勢を正す。
「はッ!」
「皆!!時は来たわ、準備はもう整っている筈よ!」
その言葉に、皆がしっかりとミスィオーンを見る。その目には憧れと戦意が映っているようだった。
「「「はい!!!」」」
次の瞬間には、それぞれの持ち場についていく。
戸惑っていると、ミスィオーンが言う。
「救世主様。創造主はきっと、この時の為に私と貴方を引き合わせたのでしょう。お力をお貸しください。どうか、我々に力をお与え下さい。」
「え…?」
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