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ニ章
第四十二話 バイバイ
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ハルは放心していた
血まみれのシンを抱いて、静かな4級達を見回して
この死体を抱いている数十秒前
ーーシンの右腕の止血をしていた あのとき
確かに喋っていた。確実に、冷や汗をかきながら、アデルとアガレズの対話に不信感をお互い抱き、目を見合わせていた
(なんで……こうなるんだよ……結局俺は……)
「……くっ…ふふ」
笑い声が聞こえる。アデルだ。アガレズを踏みつけ笑っている。その笑い声の先はハルへ向けられていた
「ハル…あなたは…なんと脆い心…」
そう行って、またもやアデルが風となった
「…っ!ハル!!!!」
ギンッ!!と音がした
「ぎゃっ!!」
ハルへむけて急接近してきたアデルをレイがかばう。
剣で何とかいなしたものの、衝撃でハルとレイが吹き飛ぶ。
「ハル……大丈夫、か?」
「あ、え、……はい…」
あまりにも静かだった。寂しい風の音のみが鼓膜を通過する
アデルのあまりの強さに、惨さに、皆士気を失っていた
「………脆い………脆い!!脆い!!脆いっっ!!!!!!貴方方は……何故こんなにも脆いのか!!」
「うっ…ぐっ…う」
「哀れだ…あまりにも哀れ!見なさい一級レイ!!私によって作り上げられた死体の山を!立ち尽くす兵士たちを!!これが貴方が育て上げた軍隊か!!!」
「くっ………そぉ…!ぎ!!」
立て直したレイへアデルが突撃する
「はぁあ!!!!」
体を無理やり捻らせ交わし、剣を交えて反撃する。あたらない。なぜここまで当たらないのかといった様子でレイが困惑している
「遅いッ!」
「がはぁあ、あ、、っ」
剣の柄でレイの顔をぶん殴る。これでもなお、斬ることはせず舐めプを貫く。
絶望、激痛、その他すべての重みがのしかかる
「はぁ……はぁ……ああ……」
顔面を強打し意識が朦朧としたレイに反撃などできない。アデルが体術でふらつくレイの足を引っ掛け
地面にたきつけたた
「ごあっ………あ………」
「やめろおおおおおおおおおおお!!!!」
イアンが叫び、レイへ加勢する。それに合わせ、ハッとしたようにハル含め他のキノコ軍が加勢
だが、当たらない、どこまで鍛えればその未知数の身体能力を得ることが出来るのか。
わからない
わからない恐怖が、キノコ軍を襲う
「おらあああ!!!」
「無駄ですよ、……はぁっ!!」
パアワの斬撃を剣でいなし足掛け技で宙に浮かす
「ぐぁっ、」
「無駄です」
「しねゃああああああああああ!!!」
「あああああああ!」
「無駄」
パアワが攻撃されている隙をつきキクとパアワとハルが剣を振るう。
だが4級の斬撃など3人でも本気を出したこの男には通用しない。
避けるわけでもなく、ただ剣で思い切り振り切られ、3人が弾かれる
「ぐあ」
「痛っ」
地面に転がる3人。ただただ、恐怖していた
今まで戦争というモノの中で、アデルという人間は多く見てきた。確かに彼は上級という人間で数々の人をころしたが、アデル自身が歴代のキノコ軍上級達との戦いでピンチになり、死にかけるもなんとか勝つ…という展開も、
ハルは避難所から見ていた事もあった。大昔のことだが
あれは、すべて演技だったのだろうか、
途方のない何かに駆られハルは叫んだ
「つ………くそ……でろ……でろよさっきの雷……!!!なんで出ない!!!!」
そうやって拳を地面に打ち付けても、あのとき出た雷のような物はでない。なら、あれは何だったのか
「くそっ!!くそっ!!なんで!!!
………っなんで…」
気付けば泣いていた。勝てないという焦りにに
今まで感じたことの無い痛みに、今まで見たことのない惨い景色に
ーー絶望していた
「もう…だめだ……」
「くく………申し訳ない……あまりに滑稽…笑いが止まらない……ははははは…っ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして数分経過した
戦いの光景を唯一戦闘に参加していない血まみれのアガレズは見つめる
状況は何も変わらない。アデルが殺さない程度の攻撃で舐めた動きをし続け、ただひたすら絶望するキノコ軍たちを見ていた
「…………やるしか、ないか……」
手に力を入れる。立ち方を忘れてしまったのかろくに下半身が動かない。それでも気合で、気合で……
「ーー信念のある目的の遂行の為なら……俺は何だって出来る」
そう言って、何とかその場をたった
いままで、ずっとそうしてきたから
そして、叫ぶ
「ーーーーーーーレイ!!!!!
増援を……呼べ!」
「……!?え……がはぁ…っ」
「意識が朦朧としているのは分かる!だが気合だ!!俺は!!それで今!起き上がった!!
ここで全滅するより俺の言うことに従うほうが良いだろう!?!?」
「はぁ……!?よんだら…皆死んじゃ…」
「呼べ」
「で…も…」
「呼べ!なんとかなる!!俺がわかる!!!」
「……っ」
レイが無線を使って呼びかける
「……こち、ら…レイ……5地区にて………ーーが………増援を…………了解……至急…たのむ…!」
アデルはよほど舐めている。その無線を邪魔するようなことはしなかった。
「おやおや…私が聞こえる場所でよくもまぁ…」
「お前に聞こえないように伝える余裕なんてないだろアデルくん…君が一番わかってるはずさ…」
「ーーーこの状況で?逆転の手段があるとでも?」
「………無いね、確かにそうだ、だからこそ提案しよう」
「ーほう?」
「面白い物を見せてやる…だから
ハル、キク、カイム、俺の4人をここから連れ出すことを許可しろ」
「「「「「!?」」」」」
「…いいですよ」
「!?やけに素直な」
パアワが口を挟む
「ええ、パアワさん等上級だけとも戦ってみたい物ですし、"面白い物"なんて言われたら気になってしまうのが私の性分でして、今優勢なのは私ですし、ここは少し見物でも…」
「ーーーーー舐めんなぁあ!!」
イアンが背後から剣を振るうも、見事に避けられアデルの髪を斬る程度の被害しか与えられず、
そのまま絞め技を食らう
「ちくしょう…っ!お前はぁぁぁ…!!!」
「イアン……本当に貴方は…」
そう微笑み背負投げのような形でイアンを吹き飛ばした
「………行きなさい。アガレズ、ハル、キク
…そして、カイム」
「……」
名前を呼ばれた全員が顔を見合わせる
アガレズの目的がわからない今、何をして良いかもわからないのだ
そんな時、イアンがささやく
「行ってくれ………お前らの代わりの増援は、今くる……足手まといだぞ、お前らは…っ」
「………本気かよ」
「イアンさんたちは…」
キクとハルがそう言う
「本気、…だ」
「……」
「わかった行く、俺たちは…行ってやるよ、あいつの考えることは意味わからんけどな、俺達のことを考えてくれてるのは確かだ」
二人の間にわってカイムが決断し、アデルを睨みつける。そしてこう言う
「…死なせない」
「……………」
アデルはニヤリと目を瞑って笑う。おぞましい何かが隠されているようにも見えた
そしてアデルは剣を地面に突き刺し、手を挙げる
「ーー一1分間、4人はその間に、この村を出なさい、検討を祈りますよ…どうせ、死にますがね」
にやにやと微笑む。気色が悪い
該当する4人が集まり、そのままアガレズ達の方を向きながら、
キノコ軍出口へ向けて静かに移動する
思わずレイが叫ぶ
「アガレズ!!!!何をするかもしらんけど!!頼んだぞ!私は………っ!お前を信じてるから!!!!」
「あ~…頼まなくとも…これが俺の信念なんだよ」
そう行って二人は目を合わせ頷いた
「っ……たく、アポロ村に行ってたのに、なんでタケノコカスと戦ってんだ…なんでアガレズと行動してんだかす…」
「おいハル、雷の奴は……わからない、出なかったことに焦りを持たなくていいよ、なんでそんな焦るんだ?」
「決めたろ……役に立つって…俺は……」
「………ハル…」
4人はそんな会話を交わしながら、血どろみの戦場から何メートルも離れアガレズへついて行き
、ついにきのこ村から出る場所へたどり着く
みんな、お互いを振り返る
「4人の皆さん、検討を祈ります、とでも言っておきましょうか。ここの使えない上級やこれから来るらしい弱き増援らが死ぬ前に…帰ってきてくださいね?」
「気持ち悪いなぁ、俺が全ての責任をとろうかねぇ?じゃあ」
「アガレズ…!お前も血だらけだけどさあ!まっじで!頼んだぞ…」
「わかったよ…パアワ、俺は大丈夫。そっちも頼んだ」
上級たちが親指を立てる
「行こうか、何をするかは後でちゃんと説明する」
「…よし」
そして、きのこ村から、一歩踏み出した。
むせ返るような血の匂いに、背中を向けた。
ーーアデルが、何か剣を振るう音が聞こえる…
絶対に後ろは振り返らなかった。
その音を遮るようにアガレズは言った
「アデルくんほど哀しくて愚かな人間は今まで見たことがない。ーー彼は、死ぬべきだ。」
そしてまた、4人は一歩を踏み出した
血まみれのシンを抱いて、静かな4級達を見回して
この死体を抱いている数十秒前
ーーシンの右腕の止血をしていた あのとき
確かに喋っていた。確実に、冷や汗をかきながら、アデルとアガレズの対話に不信感をお互い抱き、目を見合わせていた
(なんで……こうなるんだよ……結局俺は……)
「……くっ…ふふ」
笑い声が聞こえる。アデルだ。アガレズを踏みつけ笑っている。その笑い声の先はハルへ向けられていた
「ハル…あなたは…なんと脆い心…」
そう行って、またもやアデルが風となった
「…っ!ハル!!!!」
ギンッ!!と音がした
「ぎゃっ!!」
ハルへむけて急接近してきたアデルをレイがかばう。
剣で何とかいなしたものの、衝撃でハルとレイが吹き飛ぶ。
「ハル……大丈夫、か?」
「あ、え、……はい…」
あまりにも静かだった。寂しい風の音のみが鼓膜を通過する
アデルのあまりの強さに、惨さに、皆士気を失っていた
「………脆い………脆い!!脆い!!脆いっっ!!!!!!貴方方は……何故こんなにも脆いのか!!」
「うっ…ぐっ…う」
「哀れだ…あまりにも哀れ!見なさい一級レイ!!私によって作り上げられた死体の山を!立ち尽くす兵士たちを!!これが貴方が育て上げた軍隊か!!!」
「くっ………そぉ…!ぎ!!」
立て直したレイへアデルが突撃する
「はぁあ!!!!」
体を無理やり捻らせ交わし、剣を交えて反撃する。あたらない。なぜここまで当たらないのかといった様子でレイが困惑している
「遅いッ!」
「がはぁあ、あ、、っ」
剣の柄でレイの顔をぶん殴る。これでもなお、斬ることはせず舐めプを貫く。
絶望、激痛、その他すべての重みがのしかかる
「はぁ……はぁ……ああ……」
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「ぐぁっ、」
「無駄です」
「しねゃああああああああああ!!!」
「あああああああ!」
「無駄」
パアワが攻撃されている隙をつきキクとパアワとハルが剣を振るう。
だが4級の斬撃など3人でも本気を出したこの男には通用しない。
避けるわけでもなく、ただ剣で思い切り振り切られ、3人が弾かれる
「ぐあ」
「痛っ」
地面に転がる3人。ただただ、恐怖していた
今まで戦争というモノの中で、アデルという人間は多く見てきた。確かに彼は上級という人間で数々の人をころしたが、アデル自身が歴代のキノコ軍上級達との戦いでピンチになり、死にかけるもなんとか勝つ…という展開も、
ハルは避難所から見ていた事もあった。大昔のことだが
あれは、すべて演技だったのだろうか、
途方のない何かに駆られハルは叫んだ
「つ………くそ……でろ……でろよさっきの雷……!!!なんで出ない!!!!」
そうやって拳を地面に打ち付けても、あのとき出た雷のような物はでない。なら、あれは何だったのか
「くそっ!!くそっ!!なんで!!!
………っなんで…」
気付けば泣いていた。勝てないという焦りにに
今まで感じたことの無い痛みに、今まで見たことのない惨い景色に
ーー絶望していた
「もう…だめだ……」
「くく………申し訳ない……あまりに滑稽…笑いが止まらない……ははははは…っ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして数分経過した
戦いの光景を唯一戦闘に参加していない血まみれのアガレズは見つめる
状況は何も変わらない。アデルが殺さない程度の攻撃で舐めた動きをし続け、ただひたすら絶望するキノコ軍たちを見ていた
「…………やるしか、ないか……」
手に力を入れる。立ち方を忘れてしまったのかろくに下半身が動かない。それでも気合で、気合で……
「ーー信念のある目的の遂行の為なら……俺は何だって出来る」
そう言って、何とかその場をたった
いままで、ずっとそうしてきたから
そして、叫ぶ
「ーーーーーーーレイ!!!!!
増援を……呼べ!」
「……!?え……がはぁ…っ」
「意識が朦朧としているのは分かる!だが気合だ!!俺は!!それで今!起き上がった!!
ここで全滅するより俺の言うことに従うほうが良いだろう!?!?」
「はぁ……!?よんだら…皆死んじゃ…」
「呼べ」
「で…も…」
「呼べ!なんとかなる!!俺がわかる!!!」
「……っ」
レイが無線を使って呼びかける
「……こち、ら…レイ……5地区にて………ーーが………増援を…………了解……至急…たのむ…!」
アデルはよほど舐めている。その無線を邪魔するようなことはしなかった。
「おやおや…私が聞こえる場所でよくもまぁ…」
「お前に聞こえないように伝える余裕なんてないだろアデルくん…君が一番わかってるはずさ…」
「ーーーこの状況で?逆転の手段があるとでも?」
「………無いね、確かにそうだ、だからこそ提案しよう」
「ーほう?」
「面白い物を見せてやる…だから
ハル、キク、カイム、俺の4人をここから連れ出すことを許可しろ」
「「「「「!?」」」」」
「…いいですよ」
「!?やけに素直な」
パアワが口を挟む
「ええ、パアワさん等上級だけとも戦ってみたい物ですし、"面白い物"なんて言われたら気になってしまうのが私の性分でして、今優勢なのは私ですし、ここは少し見物でも…」
「ーーーーー舐めんなぁあ!!」
イアンが背後から剣を振るうも、見事に避けられアデルの髪を斬る程度の被害しか与えられず、
そのまま絞め技を食らう
「ちくしょう…っ!お前はぁぁぁ…!!!」
「イアン……本当に貴方は…」
そう微笑み背負投げのような形でイアンを吹き飛ばした
「………行きなさい。アガレズ、ハル、キク
…そして、カイム」
「……」
名前を呼ばれた全員が顔を見合わせる
アガレズの目的がわからない今、何をして良いかもわからないのだ
そんな時、イアンがささやく
「行ってくれ………お前らの代わりの増援は、今くる……足手まといだぞ、お前らは…っ」
「………本気かよ」
「イアンさんたちは…」
キクとハルがそう言う
「本気、…だ」
「……」
「わかった行く、俺たちは…行ってやるよ、あいつの考えることは意味わからんけどな、俺達のことを考えてくれてるのは確かだ」
二人の間にわってカイムが決断し、アデルを睨みつける。そしてこう言う
「…死なせない」
「……………」
アデルはニヤリと目を瞑って笑う。おぞましい何かが隠されているようにも見えた
そしてアデルは剣を地面に突き刺し、手を挙げる
「ーー一1分間、4人はその間に、この村を出なさい、検討を祈りますよ…どうせ、死にますがね」
にやにやと微笑む。気色が悪い
該当する4人が集まり、そのままアガレズ達の方を向きながら、
キノコ軍出口へ向けて静かに移動する
思わずレイが叫ぶ
「アガレズ!!!!何をするかもしらんけど!!頼んだぞ!私は………っ!お前を信じてるから!!!!」
「あ~…頼まなくとも…これが俺の信念なんだよ」
そう行って二人は目を合わせ頷いた
「っ……たく、アポロ村に行ってたのに、なんでタケノコカスと戦ってんだ…なんでアガレズと行動してんだかす…」
「おいハル、雷の奴は……わからない、出なかったことに焦りを持たなくていいよ、なんでそんな焦るんだ?」
「決めたろ……役に立つって…俺は……」
「………ハル…」
4人はそんな会話を交わしながら、血どろみの戦場から何メートルも離れアガレズへついて行き
、ついにきのこ村から出る場所へたどり着く
みんな、お互いを振り返る
「4人の皆さん、検討を祈ります、とでも言っておきましょうか。ここの使えない上級やこれから来るらしい弱き増援らが死ぬ前に…帰ってきてくださいね?」
「気持ち悪いなぁ、俺が全ての責任をとろうかねぇ?じゃあ」
「アガレズ…!お前も血だらけだけどさあ!まっじで!頼んだぞ…」
「わかったよ…パアワ、俺は大丈夫。そっちも頼んだ」
上級たちが親指を立てる
「行こうか、何をするかは後でちゃんと説明する」
「…よし」
そして、きのこ村から、一歩踏み出した。
むせ返るような血の匂いに、背中を向けた。
ーーアデルが、何か剣を振るう音が聞こえる…
絶対に後ろは振り返らなかった。
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