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第一章 異世界転生
03 スキル確認 投擲
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俺、(疾風)は、元コダマさんの小屋で異世界っぽい服装に着替えていた。
決めた格好は、身体全体を覆う鶯色のローブ、そしてその中には軽めだが強度の高いミスリルを使った胸当てと、ブーツ。そして、なんかエメラルドっぽい宝石が付いた指輪とブルームーンストーンっぽい宝石が付いたネックレスを着けてみた。
恐らく、これらの宝石には何らかの魔法に対しての効能があるのだとは思うけど···。
日本にいた頃とは容姿がだいぶ違うから、少し派手なくらいがちょうどいいな。ああ、オッドアイにしておけばよかったかなあ。
◆◇◆◇◆
さて、今日はスキル確認をしていこうかな。
小屋から離れ、近場の湖あたりに来た。
蹴撃、投擲、肉体強化だったな。
ええっと、どうやってスキルウィンドウみたいなの出すんだろうか。
「スキルウィンドウ」
·······ヴォンッ
あ、出てきた。よかった。
えっとー、投擲スキルは、っと。
あったあった。
《投擲》レベルMax
・目標物がどんなに速かろうとも狙いを定めてさえいれば当たる。
・狙いを定めた際たとえあさっての方向に投げたとしても、ものによっては当たる。
・投げる物によって軌道が変わる。
・槍、斧、木の棒など、真っ直ぐな形状──直線状に飛んでいく。
・石、小石、短剣など、多少重さがあるもの──ほぼ自由自在に動かせる。
・棘などの非常に軽いもの──石などと比べると、より自由自在に動かせる。
・縄等──一部が当たりさえすれば目標物に巻き付き拘束可能。
・遠ければ遠いほど、威力と速さが増幅される。
・十割、つまり全力で小石を投げたとすると、地面は深くえぐられ、海や湖に向かって投げると真っ二つに割れ、木は貫き粉々にする。雲さえも貫き、雲の波紋を生み出すことも可能。
・頭に当てると脳震盪をおこし即死可能。
んんんんん!?なんじゃこりゃあ。
いや、おかしいだろ、地面えぐられる?水が割れる?雲の波紋?
まあ、本当かどうかは試してみるけど。
よし、ちょっと遠めの木を狙ってみるか。
カチッ
ん?なんだ?今の音は。
周りで鳴ったわけでもないし、どちらかと言えば頭に直接響いたような···。
まあいいか、もっかい同じ木を見てみよう。
おっ?なんかスコープのマークが見える気がする。
もしかするとこれが狙いを定めるってことなのか?
凄いな、どこを向いても、目を瞑っても視える!!
これで投げるても当たるっていうことなのか。
俺は手ごろな石を拾い上げ、振りかぶって適当に投げてみた。適当に投げられた石は、曲線を描きながら木に当っ···たというより埋まった?
力の大きさ的に『小』だと埋まるのか。
『極小』なら当たって弾かれるぐらいか。
それなら『中』なら?
うーん、これくらいの力でいいかなあ。
「そいっ」
パパアァァンといい音を鳴らした。
「···ええ~」
先程投げた場所に行ってみると前にあった木は貫かれ少しばかり大きな孔が空いていた。その木の後ろにあった木の幹には石が埋まっていた。
「威力『中』でこれほどまで行くのか···。これで『強』やったらどうなるんだ。地形破壊なんてものじゃ済まない気がするわ。『強』はとりあえず封印しておいてヤバイときになったら使おう」
よし、次は蹴撃スキルだ。
決めた格好は、身体全体を覆う鶯色のローブ、そしてその中には軽めだが強度の高いミスリルを使った胸当てと、ブーツ。そして、なんかエメラルドっぽい宝石が付いた指輪とブルームーンストーンっぽい宝石が付いたネックレスを着けてみた。
恐らく、これらの宝石には何らかの魔法に対しての効能があるのだとは思うけど···。
日本にいた頃とは容姿がだいぶ違うから、少し派手なくらいがちょうどいいな。ああ、オッドアイにしておけばよかったかなあ。
◆◇◆◇◆
さて、今日はスキル確認をしていこうかな。
小屋から離れ、近場の湖あたりに来た。
蹴撃、投擲、肉体強化だったな。
ええっと、どうやってスキルウィンドウみたいなの出すんだろうか。
「スキルウィンドウ」
·······ヴォンッ
あ、出てきた。よかった。
えっとー、投擲スキルは、っと。
あったあった。
《投擲》レベルMax
・目標物がどんなに速かろうとも狙いを定めてさえいれば当たる。
・狙いを定めた際たとえあさっての方向に投げたとしても、ものによっては当たる。
・投げる物によって軌道が変わる。
・槍、斧、木の棒など、真っ直ぐな形状──直線状に飛んでいく。
・石、小石、短剣など、多少重さがあるもの──ほぼ自由自在に動かせる。
・棘などの非常に軽いもの──石などと比べると、より自由自在に動かせる。
・縄等──一部が当たりさえすれば目標物に巻き付き拘束可能。
・遠ければ遠いほど、威力と速さが増幅される。
・十割、つまり全力で小石を投げたとすると、地面は深くえぐられ、海や湖に向かって投げると真っ二つに割れ、木は貫き粉々にする。雲さえも貫き、雲の波紋を生み出すことも可能。
・頭に当てると脳震盪をおこし即死可能。
んんんんん!?なんじゃこりゃあ。
いや、おかしいだろ、地面えぐられる?水が割れる?雲の波紋?
まあ、本当かどうかは試してみるけど。
よし、ちょっと遠めの木を狙ってみるか。
カチッ
ん?なんだ?今の音は。
周りで鳴ったわけでもないし、どちらかと言えば頭に直接響いたような···。
まあいいか、もっかい同じ木を見てみよう。
おっ?なんかスコープのマークが見える気がする。
もしかするとこれが狙いを定めるってことなのか?
凄いな、どこを向いても、目を瞑っても視える!!
これで投げるても当たるっていうことなのか。
俺は手ごろな石を拾い上げ、振りかぶって適当に投げてみた。適当に投げられた石は、曲線を描きながら木に当っ···たというより埋まった?
力の大きさ的に『小』だと埋まるのか。
『極小』なら当たって弾かれるぐらいか。
それなら『中』なら?
うーん、これくらいの力でいいかなあ。
「そいっ」
パパアァァンといい音を鳴らした。
「···ええ~」
先程投げた場所に行ってみると前にあった木は貫かれ少しばかり大きな孔が空いていた。その木の後ろにあった木の幹には石が埋まっていた。
「威力『中』でこれほどまで行くのか···。これで『強』やったらどうなるんだ。地形破壊なんてものじゃ済まない気がするわ。『強』はとりあえず封印しておいてヤバイときになったら使おう」
よし、次は蹴撃スキルだ。
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