神々に寵愛され祝福と共に~のんびりと快適生活~

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第一章 異世界に転生し、居場所を求める

39.

「マギア。其れは本当なのか?マギア1つだけ言わせて貰おう。本来のツクヨミを戻す協力をして欲しい」

『アルに手伝わせろと?心の傷を増やすつもりな訳?俺がさせる…ふぁ、ちょ…っ!?』

「「「「「??」」」」」

『何時迄マギアが喋るのです?僕達が知る月詠様の情報を与えますので、オルディズ様達が知る本来の月詠様を知りたいです』

「其れはアルカナが苦痛を弔うのでは無いかい?」

 マギアの身体に跨り声の主導権を握る。僕の声に彼等は吃驚していた。失態を撤回する為交渉を持ち掛けた。

『痛みや苦痛は既に記憶と共に置いて行きました。心配される必要は無いですよ?マギアと共に悠久を過ごせるのです』

『アル…』

「此方こそご協力して頂く事感謝する。是非アルカナ達が知る彼を教えて欲しい。無理しない範囲で答えるだけて構わない」

『月詠様は部下を駒の様に扱い、生かすのも死なすのも月詠様次第です。月詠様の理想は全人類を殺戮出来る、破壊兵器を生み出し神の楽園に辿り着く為です』

「「「「「!?」」」」」

 僕の言葉に盛大に吃驚する彼等は声を、出し同時に答えていた。僕は続けて知る事を話していく。

『其の殺戮兵器は簡単では無いです。絶対的な創造。絶対的な破壊。殺戮を目的とする完全なる破壊兵器です。もう破壊兵器は完成されています』

『アル?俺そんな事知らないんだけど?』

「なっ!?其れは一大事じゃないかい!?破壊兵器は今何処に居るんだい?」

『ねぇアル?アルの存在が破壊兵器だなんて言わないよね?アル隠さずに俺に答えてよ?』

『………』

 知らされる真実に彼等は顰め面で唸り、マギアは僕の身体を抱き締め、僕に質問され黙り込んだ。

『マギアには隠し通せない様ですね。僕が人類を殺戮出来る破壊兵器だからです。オルディズ様、ジェイコブ様は僕が残忍な戦い方を御覧の筈です』

「「「「「!!?」」」」」

「そういえば。生死を問わないやり方だった気がする。アルカナの自我が消えているのかい?マギアに制止が無ければ止まらなかった」

「そういやイシュの馬車が襲われた時も、アルカナが飛び出したんよなぁ。俺達の気配探知より早ぇよ?」

 僕が破壊兵器だと告げ心当たりが有る、オルディズ様とジェイコブ様は、襲撃と魔物氾濫の事を思い出した。

『気配探知が早いと申されますが違います。殺意への快楽が高まる為僕の意思は、関係無く其の場に向かってしまいます』

『アルが望んだ訳じゃないんだね?』
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