神々に寵愛され祝福と共に~のんびりと快適生活~

神ൢ座ൢ

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第一章 異世界に転生し、居場所を求める

神界2

 この頃神界で皆は多忙に追われていた。何故なら少年に宿る呪詛を、完全に撤去する必要がある。

「うーん…。あぁぁ!駄目だ。熟練度が桁違いで剥がせない!何なのさぁムカつくぅ!頑固過ぎない!?」

 呪詛1つだけ引き剥がす事に苦戦する。創造神は呪詛に腹立てると、少年の願いに思考が微睡んでいた。

「ハハッ。最高神のミザでもか?呪詛に関するなら確かルドだったよな?何故。其処迄してあの子に過酷な運命を辿らせるんだ?」

 呪詛への解呪を試すが一切変化無しで、文句を零し乍うつ伏せになる。其の姿に生命神が苦笑いしていた。

 少年が過酷な運命を背負う理由を考え、仕事の手を止める彼等に呆れ、破壊神は即座に頭を容赦無く叩く。

「「いっ!?」」

「ハァ…、お前等の目は節穴か?あの餓鬼の色違いの瞳を見たか?『』この称号を持つ限り。運命からは逃げられん」

「もぅ…。いったいなぁ、エルぅ…。叩くなんて酷いじゃないか!称号の剥奪とは失念していたよ。エルの言う通り呪詛だけ懐かしいんだよねぇ」

 災厄の象徴と汚濁ノ発生源は何者かに、仕組まれた運命を辿る少年。生命神は1つの情報に目を通していた。

使?災厄の象徴と汚濁ノ発生源より危険な感じだな。先にコレか?ふむ。何とか…ぅぐぇっ!?」

「しゃる~ぅ?今言った事何だって?私にも聞きたいなぁ?シャルの勘は当たるからね?全て吐こうか!」

 呟き唸る生命神は背後に潜む創造神に、首を容赦無く締められ、酸素を求める為腕を叩けば離してくれた。

「…ミザ。締め殺す気か!?だから『使』って何だ?コレの方が俺達にとって、危険な気がするんよなぁ」

「ハァ…。シャルの危険な勘だけは全て的中だからな。チッ…。又面倒事が増えそうだな。お前は気に食わんから1回外れちまえ」

「エルの言う通りだよ?シャルの勘だけには全て当たるからね。…流石の私でも怖いんだよ?」

「何だよ!俺の扱いが酷くねぇか?まぁええけどさ。『』より厄介な気がする。ヨイが此処に居りゃなぁ?」

 一難去って又一難の状況に彼等は既に、意気消沈して雰囲気が暗くなり、寝間着に寝ぼけている彼が現れた。

「ん~…。しゃるふ~。何そんなに慌ててるの?ボクの情報力って要るぅ?しゃるふ相手してぇ!ボク眠くて仕方無いの」

「しゃるふじゃねぇ!。寝ぼけるな起きろ!?探しに行く手間が省けたわ。相手してやるからヨイ手伝えや?」

 寝起きの彼は運命神であり生命神から、叩き起され漸く起きる彼に、少年の容姿を見せていた。

「わぁ~!綺麗な天使だね!?この子可愛いっ!…えっとぉ?この子に何かあるの?真面目そうなのになぁ」

 少年の容姿に運命神は食い気味に目を、輝かせて首を傾げ彼等を見る。創造神が事の始まりを全て説明した。

「成程~。『《《粛清ノ天使化》』の詳細を調べる方法が無かったんだね?確かにボクの出番だよね~。ん~。ボクが最初に見てみる」

{⚠︎⚠︎⚠︎警告⚠︎⚠︎⚠︎}
 ︎︎︎︎︎︎{呪詛}粛清ノ天使化
 {危険度}SSS級
{呪詛による詳細}
 ↻ 精神操作により自我喪失を引き起こす。
 ↻『絶対的な創造』、『絶対的な破壊』と『殺戮』を目的とし完全なる破壊兵器へと化す。
 ↻ 排除対象が死亡するまで殺戮し続ける
{粛清ノ天使化の解除方法}
 ①自らの命尽きるまで暴れる事
 ②起動源である心臓にトドメを刺す事
 ③自ら消滅を望み崩壊に導く事
{粛清ノ天使化の剥奪方法}
 ↻煤ケ谷 零の精神状態を緩和する事
 ↻真実の幸せと愛を知る事
 ↻心の傷となる根源が消え去る事

「わぁっ!?なぁにコレ?ボク嫌だよ!もう見たくないよ。コレを可愛いあの子が背負ってるの?…残酷な運命だね」

「すまん。ヨイ大丈夫かぁ?寝起きにはキツかったか。ヨイの言う通りあの子は残酷な運命を背負ってる。ヨイ頑張れるか?」

「あの子がコレを背負ってるんだから、ボクもこの程度で負けないよ~。でも情報は2度見たくないかな~?」

 運命神は情報に嫌悪と困惑を覚えると、バケツを持ち其の場で吐く。生命神は運命神の背中を撫でる。

 運命神のお陰で理解する事が出来た。剥奪する以前より難問だった。史上最大の難問に顔を顰める。

「うん。やっぱり全員集合する必要が有るね?災厄神のカルだけは絶対に来て欲しい。先に来るのはレナとルーかな?」

 現在の不在者は寵愛神と時空神の彼に、災厄神の彼等だけであり、創造神は彼等を緊急招集する事にした。

「ミザの言う通り災厄神の奴は、レナンが適任だな。俺はレナンが嫌いだから頼まんぞ。シャルはイザを宥めとけ」

「レナとルーは来るとして、カルは来るのかな?レナに頼んで連れて来て貰うしか無いよねぇ」

「カルなら今神界に居ないよ~?ルーに頼み事をして何処かに行ってるよ?でも多分。レナなら知ってる筈だよ~」

 破壊神は寵愛神を最も毛嫌いし離れる。彼等は破壊神に苦笑いし、運命神が災厄神の不在を告げていた。
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