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つらいほど、その後が気持ちいいそうです 3
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ラディスと共に東の森に発生した「瘴気の穴」を4つ浄化して城に戻ったレイラは、すぐに侍女に湯殿が利用できるか確認をした。
何度か瘴気からレイラを守り、瘴気の炎に身をさらされていたラディスは平気な顔をしているが、体に影響がないとは思えなかった。
行きと同様に馬の魔獣の脚力に耐え切れず、乗り物酔いをしてしまっていたのだが、できれば早い方がいいと判断して、もうひと仕事することにした。
ラディスも希望しているようだったので、今晩もマッサージを提案してみると「手順と道具」を使ったものか聞かれた。道具は刺激が強いからまた今度だと答えると、少し残念そうに了承してくれた。
不自然なラディスの態度に心当たりはなかったが、昨晩、気づかないうちに何かしてしまったのかもしれない。
「優しくするから、そんなに緊張しないでね」
湯殿にはいったレイラがラディスにそう言っていると、準備をしていた侍女たちがチラチラとみてくる。
人間が珍しいのだろうか。
この城に仕える魔族はラディスには従順だが、人間に対しては敵対心を持っていたり、奴隷や家畜同然の扱いをする者もいるという。
気をはっていないといけないことはわかっていたが、こういうことは気にしすぎてもよくない。
「後はよい、下がれ」
ラディスは普段から湯殿を誰の手も借りずに入るらしく、侍女たちは慣れた様子でタオルや着替えを置いて出て行った。
レイラは帰ってすぐに動きやすいシンプルなワンピースと短パンに着替えていて、ラディスが服を脱ぐのを待っていた。
ラディスが服を脱ぐと、やや細身だが鍛え上げられた体が薄明りに照らされる。
昨晩のベッドよりも明るいので、はっきりと見える。
「入らんのか?」
一緒に入るなんてとんでもない。
ラディスに見とれていて不意をつかれたレイラは、ぎょっとして慌てて首を振った。
「お湯につかって、準備するから」
レイラは慌ててラディスから顔をそらし、侍女に用意してもらっていた桶に湯をすくいいれ、黒い小瓶を出す。
湯に入ったラディスが、ちらりとレイラの手元を見た。
興味のないといった顔をしているが、気にはなっているようである。
「これは、昨晩、ラディスが気になったけど選ばなかった香り、ラベンダーのアロマオイルね」
レイラは湯の入ったタライの中に、ラベンダーのオイルを数滴たらす。
ふわっと植物の花の香りがあたりにただよう。
ラベンダーは植物の香りは唯一無二の香りだとレイラは思っている。
花の香りでありながら、甘ったるすぎず、自然にある植物の香りを強く思い起こさせる。
「ラベンダーの香りは癒しとリラックス効果が高いんだ」
「万能油」といわれるラベンダーには様々な効果があるといわれている。
その中に筋肉の痛みも和らげるというのもある。
何が最適かは人によって違うから、いろいろと試そうと思っていた。
完璧にしなくていい。ただし自分の仕事には最善を尽くすと決めていた。
これはレイラ自身が社会に出てから身に着けた考え方で、自信をもって人にはっきりと意見を言ったり、意思表示をするときの心の支えとなるものだった。
レイラは湯に手を付けて温度を確認する。
やや高めだけど適温。
体を温めることでアロマオイルを使ったマッサージがより効果的になる。
これでラディスの体をもっと楽にしてあげることができるだろう。
持てる知識と力を使って、ラディスを癒して見せる。
レイラが決意すると指先が湯の中でさらに温かくなり、心なしか湯が光った気がする。
……気のせい?
「……今」
「ちょっとまって!」
ラディスが何か言いかけたが、次の準備に移っていたレイラはちょっと待ってと言葉を止める。
レイラは手早くお湯で温めたタオルにラベンダーの精油をたらして、湯につかるラディスの目にかけようとした。
ラディスは視界が遮られることに抵抗を覚えたのか、ひるむ様子を見せた。
「目を温めると、血管が広がってリラックスできるの。マッサージを効果的にするためだから」
「マッサージを効果的に……」
レイラがきちんと説明をすると、ラディスは理解してくれたのか、抵抗をやめてレイラにおとなしく従ってくれた。
言葉の多くないラディスの様子に、レイラはほっと息をつく。
人間と魔族の体の構造が一緒かはまだわからないが、目を温めるときに快適に感じる温度は40度ほど。
交感神経から副交感神経が有利になるので、全身の血管が広がり、体が温まるというわけだ。
「お湯にアロマオイルをたらすのは「芳香浴」といって、オイルを吸い込みやすくして脳や胃腸にダイレクトに作用させるためなの」
レイラはラディスが十分入浴を果たしたあたりで、彼にガウンを着るように言って、寝室のベッドに移動する。
湯上りのラディスは、上気した肌に濡れた髪も相まって、レイラが見たこともないほど男の色気が駄々洩れていた。
自分が色ボケるなんて全くありえないと思っているのだが、少しでも変な空気にしないように注意しないと。
決意しないといけない時点で、かなり危ない状況ということに、全く気付いていない。
努めて事務的にラディスをベッドにうつぶせに寝かせ、さっそくマッサージを開始する。
と言っても、今回はツボを押したり体を伸ばしたりといったものではない。
ラベンダーの次は昨晩と同じレモンのアロマの配合されたマッサージのオイルを手の平で温めて、そっとラディスの肩をなでると、ラディスがピクリと体を痙攣させた。
柑橘系のさわやかな香りが、あたりに漂う。
「ちょっとまて」
タオルを急に触られて驚いたのだろう。
「大丈夫、私にまかせてくれたらいいから」
レイラは女性相手にばかりマッサージをしてきたので、慣れていない男性のラディスを驚かせないように、耳元に顔をよせてささやくような小声で言った。
「!?」
ラディスの耳が赤いのは、体が温まってきたのかもしれない。
レイラのマッサージは社長をはじめ、本職ではないにも関わらず一度経験すると気持ちよくて忘れられないと社員からも絶賛されるものだったが、男性に対してはいまいち自信がなかったのだ。
「ふっ……うむ」
ラディスの同意を得ると、レイラは気を取り直して、オイルをつけては、ラディスの全身をなでるようにマッサージしていく。
強い力でぐっと押すばかりが気持ちのいいマッサージではない。
マッサージと言っても、今日は目的を絞ってリンパマッサージといわれるものをするつもりだった。
必要な場所は少し強めに圧をかけるが、基本的に優しいタッチで肌をなでていくマッサージだ。
肌のすぐ下にあるリンパの流れをよくして、代謝を促すが、これをうまくすると自律神経を整えてリラックスに導くことができる。
体がつらいときほど、このリンパのマッサージは気持ちがいい。
レイラは聖女の力で瘴気を浴びても狂ったりはしないといわれていたのだが、それでも怖くなかったと言えば嘘になる。
体を張ってレイラを助けてくれたラディスにできる限りのことをしたかった。
「ふっ……」
昨晩もそうだが、ラディスの体は相当ひどい状態のようで、昨晩も声を上げていた。
「声、我慢しなくていいからね」
「………………」
気を使って言ったつもりだが、ラディスの返事はなかった。
その代わり、レイラがマッサージをすると、時折、体がひくりと痙攣するように動く。
これはまずいかもしれない。
体がこっているときに現れる症状の一つで、マッサージが非常にくすぐったく感じるというものがある。
昨晩、あれだけマッサージしたのに、元に戻っているどころか悪化している。
ラディスのこりは一回では改善しないようなひどい状態なのかもしれない。
レイラはラディスの様子をみながら、反応のいいところを重点的に攻めていく。
「まて、そこばかり……あ、ああっ」
「我慢してね」
と、まあ声を上げるラディスを無視して、レイラは思う存分腕をふるった。
頭にホットタオルをのせて首と頭皮のマッサージをしているときには、すでに「あっ、んんっ」と弱々しく声を上げるだけになっていた。
気づくとラディスは静かになっている。
レイラが顔を覗き込むと、彫刻のような顔立ちは穏やかに目を閉じている。
「疲れてたんだね」
本当は水分を取ってから眠ってほしかったのだが、気持ちよさそうに眠っているので起こすのは忍びなかった。
レイラは、なんとなくラディスの頭をなでると、全身のオイルをふき取った。
途中から、いいにくいことにタオルをかけていてもわかるほど、ラディスのアレが……。
レイラは首を振って、ラディスにガウンを着せる。
気持ちのいいマッサージを受けたときにたびたび起こる生理現象とわかっていたが、正直眠ってくれて助かった。
ラディスのそばが一番安全だということで、同じ部屋で寝るように言われていたレイラは、ラディスの横でシーツに丸まって丸くなって眠ることにした。
* * *
翌日、レイラの知らないところで、ラディスがベッドで聖女といるときに、気持ちよさのあまり、途中で気を失ったという話が話題になっていた。
さらに廊下を歩いているレイラの「今度は最後まで起きていてもらえるように手加減しないと」というボヤキが複数の使用人に聞かれ、城中に瞬く間に広がった。
ラディスが囲っている聖女は、人間にも関わらず、美女に迫られても眉一つ動かさない魔王をベッドで昇天させて気絶させる手練れだという噂が広がっていた。
何度か瘴気からレイラを守り、瘴気の炎に身をさらされていたラディスは平気な顔をしているが、体に影響がないとは思えなかった。
行きと同様に馬の魔獣の脚力に耐え切れず、乗り物酔いをしてしまっていたのだが、できれば早い方がいいと判断して、もうひと仕事することにした。
ラディスも希望しているようだったので、今晩もマッサージを提案してみると「手順と道具」を使ったものか聞かれた。道具は刺激が強いからまた今度だと答えると、少し残念そうに了承してくれた。
不自然なラディスの態度に心当たりはなかったが、昨晩、気づかないうちに何かしてしまったのかもしれない。
「優しくするから、そんなに緊張しないでね」
湯殿にはいったレイラがラディスにそう言っていると、準備をしていた侍女たちがチラチラとみてくる。
人間が珍しいのだろうか。
この城に仕える魔族はラディスには従順だが、人間に対しては敵対心を持っていたり、奴隷や家畜同然の扱いをする者もいるという。
気をはっていないといけないことはわかっていたが、こういうことは気にしすぎてもよくない。
「後はよい、下がれ」
ラディスは普段から湯殿を誰の手も借りずに入るらしく、侍女たちは慣れた様子でタオルや着替えを置いて出て行った。
レイラは帰ってすぐに動きやすいシンプルなワンピースと短パンに着替えていて、ラディスが服を脱ぐのを待っていた。
ラディスが服を脱ぐと、やや細身だが鍛え上げられた体が薄明りに照らされる。
昨晩のベッドよりも明るいので、はっきりと見える。
「入らんのか?」
一緒に入るなんてとんでもない。
ラディスに見とれていて不意をつかれたレイラは、ぎょっとして慌てて首を振った。
「お湯につかって、準備するから」
レイラは慌ててラディスから顔をそらし、侍女に用意してもらっていた桶に湯をすくいいれ、黒い小瓶を出す。
湯に入ったラディスが、ちらりとレイラの手元を見た。
興味のないといった顔をしているが、気にはなっているようである。
「これは、昨晩、ラディスが気になったけど選ばなかった香り、ラベンダーのアロマオイルね」
レイラは湯の入ったタライの中に、ラベンダーのオイルを数滴たらす。
ふわっと植物の花の香りがあたりにただよう。
ラベンダーは植物の香りは唯一無二の香りだとレイラは思っている。
花の香りでありながら、甘ったるすぎず、自然にある植物の香りを強く思い起こさせる。
「ラベンダーの香りは癒しとリラックス効果が高いんだ」
「万能油」といわれるラベンダーには様々な効果があるといわれている。
その中に筋肉の痛みも和らげるというのもある。
何が最適かは人によって違うから、いろいろと試そうと思っていた。
完璧にしなくていい。ただし自分の仕事には最善を尽くすと決めていた。
これはレイラ自身が社会に出てから身に着けた考え方で、自信をもって人にはっきりと意見を言ったり、意思表示をするときの心の支えとなるものだった。
レイラは湯に手を付けて温度を確認する。
やや高めだけど適温。
体を温めることでアロマオイルを使ったマッサージがより効果的になる。
これでラディスの体をもっと楽にしてあげることができるだろう。
持てる知識と力を使って、ラディスを癒して見せる。
レイラが決意すると指先が湯の中でさらに温かくなり、心なしか湯が光った気がする。
……気のせい?
「……今」
「ちょっとまって!」
ラディスが何か言いかけたが、次の準備に移っていたレイラはちょっと待ってと言葉を止める。
レイラは手早くお湯で温めたタオルにラベンダーの精油をたらして、湯につかるラディスの目にかけようとした。
ラディスは視界が遮られることに抵抗を覚えたのか、ひるむ様子を見せた。
「目を温めると、血管が広がってリラックスできるの。マッサージを効果的にするためだから」
「マッサージを効果的に……」
レイラがきちんと説明をすると、ラディスは理解してくれたのか、抵抗をやめてレイラにおとなしく従ってくれた。
言葉の多くないラディスの様子に、レイラはほっと息をつく。
人間と魔族の体の構造が一緒かはまだわからないが、目を温めるときに快適に感じる温度は40度ほど。
交感神経から副交感神経が有利になるので、全身の血管が広がり、体が温まるというわけだ。
「お湯にアロマオイルをたらすのは「芳香浴」といって、オイルを吸い込みやすくして脳や胃腸にダイレクトに作用させるためなの」
レイラはラディスが十分入浴を果たしたあたりで、彼にガウンを着るように言って、寝室のベッドに移動する。
湯上りのラディスは、上気した肌に濡れた髪も相まって、レイラが見たこともないほど男の色気が駄々洩れていた。
自分が色ボケるなんて全くありえないと思っているのだが、少しでも変な空気にしないように注意しないと。
決意しないといけない時点で、かなり危ない状況ということに、全く気付いていない。
努めて事務的にラディスをベッドにうつぶせに寝かせ、さっそくマッサージを開始する。
と言っても、今回はツボを押したり体を伸ばしたりといったものではない。
ラベンダーの次は昨晩と同じレモンのアロマの配合されたマッサージのオイルを手の平で温めて、そっとラディスの肩をなでると、ラディスがピクリと体を痙攣させた。
柑橘系のさわやかな香りが、あたりに漂う。
「ちょっとまて」
タオルを急に触られて驚いたのだろう。
「大丈夫、私にまかせてくれたらいいから」
レイラは女性相手にばかりマッサージをしてきたので、慣れていない男性のラディスを驚かせないように、耳元に顔をよせてささやくような小声で言った。
「!?」
ラディスの耳が赤いのは、体が温まってきたのかもしれない。
レイラのマッサージは社長をはじめ、本職ではないにも関わらず一度経験すると気持ちよくて忘れられないと社員からも絶賛されるものだったが、男性に対してはいまいち自信がなかったのだ。
「ふっ……うむ」
ラディスの同意を得ると、レイラは気を取り直して、オイルをつけては、ラディスの全身をなでるようにマッサージしていく。
強い力でぐっと押すばかりが気持ちのいいマッサージではない。
マッサージと言っても、今日は目的を絞ってリンパマッサージといわれるものをするつもりだった。
必要な場所は少し強めに圧をかけるが、基本的に優しいタッチで肌をなでていくマッサージだ。
肌のすぐ下にあるリンパの流れをよくして、代謝を促すが、これをうまくすると自律神経を整えてリラックスに導くことができる。
体がつらいときほど、このリンパのマッサージは気持ちがいい。
レイラは聖女の力で瘴気を浴びても狂ったりはしないといわれていたのだが、それでも怖くなかったと言えば嘘になる。
体を張ってレイラを助けてくれたラディスにできる限りのことをしたかった。
「ふっ……」
昨晩もそうだが、ラディスの体は相当ひどい状態のようで、昨晩も声を上げていた。
「声、我慢しなくていいからね」
「………………」
気を使って言ったつもりだが、ラディスの返事はなかった。
その代わり、レイラがマッサージをすると、時折、体がひくりと痙攣するように動く。
これはまずいかもしれない。
体がこっているときに現れる症状の一つで、マッサージが非常にくすぐったく感じるというものがある。
昨晩、あれだけマッサージしたのに、元に戻っているどころか悪化している。
ラディスのこりは一回では改善しないようなひどい状態なのかもしれない。
レイラはラディスの様子をみながら、反応のいいところを重点的に攻めていく。
「まて、そこばかり……あ、ああっ」
「我慢してね」
と、まあ声を上げるラディスを無視して、レイラは思う存分腕をふるった。
頭にホットタオルをのせて首と頭皮のマッサージをしているときには、すでに「あっ、んんっ」と弱々しく声を上げるだけになっていた。
気づくとラディスは静かになっている。
レイラが顔を覗き込むと、彫刻のような顔立ちは穏やかに目を閉じている。
「疲れてたんだね」
本当は水分を取ってから眠ってほしかったのだが、気持ちよさそうに眠っているので起こすのは忍びなかった。
レイラは、なんとなくラディスの頭をなでると、全身のオイルをふき取った。
途中から、いいにくいことにタオルをかけていてもわかるほど、ラディスのアレが……。
レイラは首を振って、ラディスにガウンを着せる。
気持ちのいいマッサージを受けたときにたびたび起こる生理現象とわかっていたが、正直眠ってくれて助かった。
ラディスのそばが一番安全だということで、同じ部屋で寝るように言われていたレイラは、ラディスの横でシーツに丸まって丸くなって眠ることにした。
* * *
翌日、レイラの知らないところで、ラディスがベッドで聖女といるときに、気持ちよさのあまり、途中で気を失ったという話が話題になっていた。
さらに廊下を歩いているレイラの「今度は最後まで起きていてもらえるように手加減しないと」というボヤキが複数の使用人に聞かれ、城中に瞬く間に広がった。
ラディスが囲っている聖女は、人間にも関わらず、美女に迫られても眉一つ動かさない魔王をベッドで昇天させて気絶させる手練れだという噂が広がっていた。
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