投げ出されたあなたへ 

櫻庭樹莉

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差し伸べられた手は背中

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これを読んでいるという事は、私と同じでタイトルの様に投げ出された、あるいは関連性を持ったのでしょう。
私は、「助けてあげる」、の言葉に投げ出された者です。
新しく入った場所、初めての事はそれは右も左もわからなくて当たり前です。
「何かあったらいつでも言ってね。助けてあげるから」
そう言われると、とても心強いですよね。私もそうでした。
ですが、人は誰しも自分が言った言葉に責任を持つ事はありません。
悲しい事に、忘れたり、それを叶えようとはしてはくれないのです。
自分が良ければ周りはどうなっても良いと残念ながら思う方は沢山いました。
それに深く傷つき、立ち直るのにはとても時間が必要になります。
心の整理が出来ない。溢れ出てくる不安と自己嫌悪。
嫌な事が消えてくれない毎日に、絶望を抱くなと言う方が難しいでしょう。
自分は何で相手から言われた事を素直に従っただけなのに怒られるのだろうか。
自分は何で考えて行動をした結果、相手を手助けする為に動いたのにお礼もないのか。
自分は何で周りの人を見ていたのに、相手は自分の事を気にもしてくれないのか。
本当に不思議でなりませんよね、納得もできません。
周りの人は、助けあげるからと言い、手を差し伸べているかと思いきや、その手は背の方で組まれていてこちらへと向けてはくれないのです。
でも、そんな中でも自分を自分として形を保たたせてくれている何かが一つでもあれば、それはまだあなたでいられる少しのラッキーです。
食べたいもの、やりたい事、見たいもの、何気ない物で良いのです。
誰かに投げ出されたのなら、自分は投げ出さない何かを大切にしていたって良いのです。
人は不安定で約束をしても守ったり守らなかったりで、それに左右されるのはしんどいものです。周りはそんなに自分を見てないのです。見てないからこそ、すぐに忘れて他者の事を投げ出すのです。
切り替えるのは簡単じゃない、だからこそ自分を大切にして、マイペースを心がけて良いのではと思います。
休んだって、悪い事は一つも無いのです。
私の様に、言葉にできないから文にして吐き出したって悪く有りません。
少しでも悩みのない日々を、これを読んでくれた方々に訪れます様に。
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