37 / 99
第11話 きもちいい曖昧
2
しおりを挟む
新学期まであと少しという頃。細い眼鏡の齋藤さんは卒業して書評の会を離れた。大学院生の濱田さんはサークルに残り、さて2年生のきみたちには会長をやってもらいましょう、などと仰々しく言った。
「衣真くん、会長やりませんか? 小説を公募に出すんでしょう。うちの会長を務めたとなるとごくごく多少は箔がつきますよ」
濱田さんはナポリタンを丁寧にフォークに巻きつけながら訊ねた。
「僕はリーダーに向いてないです」
衣真くんは少しだけ眉を寄せて、いつもの癖でキュッと唇を結んだ。
僕は感心した。言われてみれば、衣真くんは確かにリーダーに向いていない。自分の信じる「善」を追求する衣真くんは、下手したらフランス革命後のロベスピエールみたいな恐怖政治を敷くだろう。自分のこころの性質をきちんと俯瞰できているのがすごいな、と思った。
「まあ、そうかもしれませんね。伊藤さんか関根さんは?」
水を向けられて、「僕が会長だとチャラいサークルだと思われませんかね」と言うとみんな気まずそうに黙り込んだのが可笑しかった。僕は今、キャロットオレンジの髪をハーフアップにして、まだ安定しないいくつもの軟骨ピアスホールにピアスを入れている。
「私が会長でいいですよ。チャラくないし」
関根さんが薄くニヤッと笑いながら言う。最初はクールな人だと思っていたが、1年一緒にいると茶目っ気のある性格がのぞくようになっていた。
関根さんはヘアドネーションのために伸ばしていたという髪をばっさり切って、唇の高さで綺麗に揃ったボブはチャラさとは無縁の清潔そのものだったから、僕も笑った。
というわけで3月末、僕は衣真くんと2人で新歓のブースに座っている。僕はもう少しマシな髪色にしようとオレンジブラウンに染め替えたが、まだチャラいかもしれない。
「僕、チャラいかな。怖いかな」
「ちょっとチャラいよ。でもかっこいいから大丈夫だよ」
突然衣真くんに褒められて、心臓を羽毛でくすぐられたみたいに心が浮き立つ。
僕がどぎまぎしている間に、衣真くんはちまちまとブースの敷き布のしわを伸ばしたり、「書評の会」の張り紙のテープを直したりする。去年の新歓はデスクに手書きの「書評の会」の張り紙をくっつけただけだったけど、今年は衣真くんが何もかも用意して、素敵な見栄えのブースになっている。だいぶ近寄りやすいサークルに見えているはずだ。新歓のチラシ担当の僕は感心するばかり。
新入生が新歓コーナーに流れ込んでくる前のぽっかりと空いた時間に、衣真くんと話をする。哲学の勉強会を再開できたらいいね、と言い合う。僕は大学に行けなくなっていた間、勉強会にもサークルにも顔を出せなくなっていた。
それから4月からの履修の話をしたり、衣真くんが春休みに家族旅行に行った話を聞いたりする。テーマも何もなく、ただ衣真くんと話す時間はいつも僕の心をくすぐって、心に味蕾があるなら蜜のような甘さを感じるだろう。
さりげなく衣真くんの新しい彼氏の話を振ったところで、新入生が新歓コーナーにやってくるわっという賑わいが聞こえて、僕たちの会話はおしまいになった。
去年の新歓は濱田さんと齋藤さんがやる気なく駄弁っていたけれど、今年はそれではいけない、ということでしゃんと座って待つ。
衣真くんの真面目さに一瞬息が詰まって、すぐに打ち消す。僕は何も気づいてないんだって思おうとする。
「あの」
女性の声で顔を上げた。
「あっ」
「こんにちは! 書評の会です。どうぞお掛けになって」
僕がスタートダッシュで遅れを取って、衣真くんの明るい声が僕を追い越して飛び出す。瞬間、嫉妬する。
——衣真くんの明るい声は、僕だけのものなのに。
そんなわけないことを思って、新入生に向けて笑顔を作る。背の高い細身の女性で、ダークガーリー系ファッションにデビューしたばかりという感じの、まだ切り立てで馴染んでいないような姫カットの人だった。小さく会釈をしてブース前の椅子に座る。
「あ、チラシをどうぞ……」
僕だけ黙り込んでいるのに気づいて、とりあえずチラシを差し出す。
「あ、もう見ました……拝見しました」
新入生は細い声で言い直して、肩を縮めて俯いた。控えめな人のようだった。
僕たちは当たり障りなく新歓スケジュールの説明をし、連絡先を訊いた。僕がボールペンを渡し、彼女は彼女自身の声のように繊細な字で「榎本 詩織」と書いて、メールアドレスも書いて、少し躊躇ってボールペンを僕に返した。
「では榎本さん、ぜひいらしてくださいね」
衣真くんがテキパキと僕たちの会話を締めくくり、榎本さんは小さく会釈をしてブースを離れた。
「衣真くんに任せきりになっちゃった。ごめん」
「そんなことないよ」
衣真くんは簡単に返事をして、ふいと顔を背けた。あまりに自然な仕草だったので、僕は数秒のあいだ衣真くんが顔を背けたのに気づかないくらいだった。
僕は衣真くんの振る舞いにびっくりした。彼が曖昧に感情を示すのは思い出せる限りで初めてだった。いいと思うことにはぴかぴかの笑顔で「いいね」と言い、よくないと思うことには眉を寄せてまっすぐに僕を見て「よくないよ」と言う、それが僕の知っている衣真くんの生き方だった。
「ごめん、衣真くん」
僕が焦って声をかけると、衣真くんはぱっとこちらを見て、目を丸くした。
「僕が怒ってると思った? 怒ってないよ! ごめんなさい」
衣真くんは慌てて両手をぶんぶんと振り、しゅんとした顔で小さく頭を下げた。一連の仕草が正直あまりにかわいくて、僕はしどろもどろに「ならよかった」とかなんとか言ったんだと思うけど記憶にない。
少なくとも、衣真くんは僕の心の水晶の玉座から逃げだすわけではないのだった。
「怒ってないんだよ。僕はどういう気持ちなんだろう。榎本さんは早暉くんの方ばっかり見てた。早暉くんがかっこいいから好きなんだと思う。それがちょっと……納得いかなかった」
衣真くんはちょんと唇を突き出して、「僕が早暉くんよりかっこいいなんて全然思ってないけど」と付け足した。
「会ったばかりなのに好きもなにもないと思うよ」
僕は無難に返事をしたけれど、本当は榎本さんの態度からうっすらと好意を読み取っていた。ボールペンを受け渡す手が触れたとき、彼女は初めてまぶたをはっきりと上げて僕を見て、それからぱっと伏せた。好意を予感するには十分だった。
「早暉くんに会ったばかりだから納得できない。僕は早暉くんと1年も一緒にいるのに、早暉くんがかっこいいばかりに初対面の人にも好かれるなんて納得が——」
衣真くんは考え込む表情で話していたけれど、はっと気づいた調子で言葉を切った。
その感情は「嫉妬」っていうんじゃないかな。
ふたりとも分かっていたけど、口に出さなかった。僕たちは透明な膜に隔てられたみたいに相手に踏み込めなくて、でもその踏み込めなさが、透明な膜がピンクとグリーンのマーブルに色を泳ぐのが、焦れったくてくすぐったくて気持ちよかった。衣真くんがどんな彼氏と一緒にいようと、僕は、僕だけは、いつでもこの膜を破って衣真くんを抱きしめられるんだと思ったんだ。
@angle_mc9 無断利用・AI学習禁止
「衣真くん、会長やりませんか? 小説を公募に出すんでしょう。うちの会長を務めたとなるとごくごく多少は箔がつきますよ」
濱田さんはナポリタンを丁寧にフォークに巻きつけながら訊ねた。
「僕はリーダーに向いてないです」
衣真くんは少しだけ眉を寄せて、いつもの癖でキュッと唇を結んだ。
僕は感心した。言われてみれば、衣真くんは確かにリーダーに向いていない。自分の信じる「善」を追求する衣真くんは、下手したらフランス革命後のロベスピエールみたいな恐怖政治を敷くだろう。自分のこころの性質をきちんと俯瞰できているのがすごいな、と思った。
「まあ、そうかもしれませんね。伊藤さんか関根さんは?」
水を向けられて、「僕が会長だとチャラいサークルだと思われませんかね」と言うとみんな気まずそうに黙り込んだのが可笑しかった。僕は今、キャロットオレンジの髪をハーフアップにして、まだ安定しないいくつもの軟骨ピアスホールにピアスを入れている。
「私が会長でいいですよ。チャラくないし」
関根さんが薄くニヤッと笑いながら言う。最初はクールな人だと思っていたが、1年一緒にいると茶目っ気のある性格がのぞくようになっていた。
関根さんはヘアドネーションのために伸ばしていたという髪をばっさり切って、唇の高さで綺麗に揃ったボブはチャラさとは無縁の清潔そのものだったから、僕も笑った。
というわけで3月末、僕は衣真くんと2人で新歓のブースに座っている。僕はもう少しマシな髪色にしようとオレンジブラウンに染め替えたが、まだチャラいかもしれない。
「僕、チャラいかな。怖いかな」
「ちょっとチャラいよ。でもかっこいいから大丈夫だよ」
突然衣真くんに褒められて、心臓を羽毛でくすぐられたみたいに心が浮き立つ。
僕がどぎまぎしている間に、衣真くんはちまちまとブースの敷き布のしわを伸ばしたり、「書評の会」の張り紙のテープを直したりする。去年の新歓はデスクに手書きの「書評の会」の張り紙をくっつけただけだったけど、今年は衣真くんが何もかも用意して、素敵な見栄えのブースになっている。だいぶ近寄りやすいサークルに見えているはずだ。新歓のチラシ担当の僕は感心するばかり。
新入生が新歓コーナーに流れ込んでくる前のぽっかりと空いた時間に、衣真くんと話をする。哲学の勉強会を再開できたらいいね、と言い合う。僕は大学に行けなくなっていた間、勉強会にもサークルにも顔を出せなくなっていた。
それから4月からの履修の話をしたり、衣真くんが春休みに家族旅行に行った話を聞いたりする。テーマも何もなく、ただ衣真くんと話す時間はいつも僕の心をくすぐって、心に味蕾があるなら蜜のような甘さを感じるだろう。
さりげなく衣真くんの新しい彼氏の話を振ったところで、新入生が新歓コーナーにやってくるわっという賑わいが聞こえて、僕たちの会話はおしまいになった。
去年の新歓は濱田さんと齋藤さんがやる気なく駄弁っていたけれど、今年はそれではいけない、ということでしゃんと座って待つ。
衣真くんの真面目さに一瞬息が詰まって、すぐに打ち消す。僕は何も気づいてないんだって思おうとする。
「あの」
女性の声で顔を上げた。
「あっ」
「こんにちは! 書評の会です。どうぞお掛けになって」
僕がスタートダッシュで遅れを取って、衣真くんの明るい声が僕を追い越して飛び出す。瞬間、嫉妬する。
——衣真くんの明るい声は、僕だけのものなのに。
そんなわけないことを思って、新入生に向けて笑顔を作る。背の高い細身の女性で、ダークガーリー系ファッションにデビューしたばかりという感じの、まだ切り立てで馴染んでいないような姫カットの人だった。小さく会釈をしてブース前の椅子に座る。
「あ、チラシをどうぞ……」
僕だけ黙り込んでいるのに気づいて、とりあえずチラシを差し出す。
「あ、もう見ました……拝見しました」
新入生は細い声で言い直して、肩を縮めて俯いた。控えめな人のようだった。
僕たちは当たり障りなく新歓スケジュールの説明をし、連絡先を訊いた。僕がボールペンを渡し、彼女は彼女自身の声のように繊細な字で「榎本 詩織」と書いて、メールアドレスも書いて、少し躊躇ってボールペンを僕に返した。
「では榎本さん、ぜひいらしてくださいね」
衣真くんがテキパキと僕たちの会話を締めくくり、榎本さんは小さく会釈をしてブースを離れた。
「衣真くんに任せきりになっちゃった。ごめん」
「そんなことないよ」
衣真くんは簡単に返事をして、ふいと顔を背けた。あまりに自然な仕草だったので、僕は数秒のあいだ衣真くんが顔を背けたのに気づかないくらいだった。
僕は衣真くんの振る舞いにびっくりした。彼が曖昧に感情を示すのは思い出せる限りで初めてだった。いいと思うことにはぴかぴかの笑顔で「いいね」と言い、よくないと思うことには眉を寄せてまっすぐに僕を見て「よくないよ」と言う、それが僕の知っている衣真くんの生き方だった。
「ごめん、衣真くん」
僕が焦って声をかけると、衣真くんはぱっとこちらを見て、目を丸くした。
「僕が怒ってると思った? 怒ってないよ! ごめんなさい」
衣真くんは慌てて両手をぶんぶんと振り、しゅんとした顔で小さく頭を下げた。一連の仕草が正直あまりにかわいくて、僕はしどろもどろに「ならよかった」とかなんとか言ったんだと思うけど記憶にない。
少なくとも、衣真くんは僕の心の水晶の玉座から逃げだすわけではないのだった。
「怒ってないんだよ。僕はどういう気持ちなんだろう。榎本さんは早暉くんの方ばっかり見てた。早暉くんがかっこいいから好きなんだと思う。それがちょっと……納得いかなかった」
衣真くんはちょんと唇を突き出して、「僕が早暉くんよりかっこいいなんて全然思ってないけど」と付け足した。
「会ったばかりなのに好きもなにもないと思うよ」
僕は無難に返事をしたけれど、本当は榎本さんの態度からうっすらと好意を読み取っていた。ボールペンを受け渡す手が触れたとき、彼女は初めてまぶたをはっきりと上げて僕を見て、それからぱっと伏せた。好意を予感するには十分だった。
「早暉くんに会ったばかりだから納得できない。僕は早暉くんと1年も一緒にいるのに、早暉くんがかっこいいばかりに初対面の人にも好かれるなんて納得が——」
衣真くんは考え込む表情で話していたけれど、はっと気づいた調子で言葉を切った。
その感情は「嫉妬」っていうんじゃないかな。
ふたりとも分かっていたけど、口に出さなかった。僕たちは透明な膜に隔てられたみたいに相手に踏み込めなくて、でもその踏み込めなさが、透明な膜がピンクとグリーンのマーブルに色を泳ぐのが、焦れったくてくすぐったくて気持ちよかった。衣真くんがどんな彼氏と一緒にいようと、僕は、僕だけは、いつでもこの膜を破って衣真くんを抱きしめられるんだと思ったんだ。
@angle_mc9 無断利用・AI学習禁止
0
あなたにおすすめの小説
地味メガネだと思ってた同僚が、眼鏡を外したら国宝級でした~無愛想な美人と、チャラ営業のすれ違い恋愛
中岡 始
BL
誰にも気づかれたくない。
誰の心にも触れたくない。
無表情と無関心を盾に、オフィスの隅で静かに生きる天王寺悠(てんのうじ・ゆう)。
その存在に、誰も興味を持たなかった――彼を除いて。
明るく人懐こい営業マン・梅田隼人(うめだ・はやと)は、
偶然見た「眼鏡を外した天王寺」の姿に、衝撃を受ける。
無機質な顔の奥に隠れていたのは、
誰よりも美しく、誰よりも脆い、ひとりの青年だった。
気づいてしまったから、もう目を逸らせない。
知りたくなったから、もう引き返せない。
すれ違いと無関心、
優しさと孤独、
微かな笑顔と、隠された心。
これは、
触れれば壊れそうな彼に、
それでも手を伸ばしてしまった、
不器用な男たちの恋のはなし。
泣き虫な俺と泣かせたいお前
ことわ子
BL
大学生の八次直生(やつぎすなお)と伊場凛乃介(いばりんのすけ)は幼馴染で腐れ縁。
アパートも隣同士で同じ大学に通っている。
直生にはある秘密があり、嫌々ながらも凛乃介を頼る日々を送っていた。
そんなある日、直生は凛乃介のある現場に遭遇する。
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
女子にモテる極上のイケメンな幼馴染(男)は、ずっと俺に片思いしてたらしいです。
山法師
BL
南野奏夜(みなみの そうや)、総合大学の一年生。彼には同じ大学に通う同い年の幼馴染がいる。橘圭介(たちばな けいすけ)というイケメンの権化のような幼馴染は、イケメンの権化ゆえに女子にモテ、いつも彼女がいる……が、なぜか彼女と長続きしない男だった。
彼女ができて、付き合って、数ヶ月しないで彼女と別れて泣く圭介を、奏夜が慰める。そして、モテる幼馴染である圭介なので、彼にはまた彼女ができる。
そんな日々の中で、今日もまた「別れた」と連絡を寄越してきた圭介に会いに行くと、こう言われた。
「そーちゃん、キスさせて」
その日を境に、奏夜と圭介の関係は変化していく。
人気作家は売り専男子を抱き枕として独占したい
白妙スイ@1/9新刊発売
BL
八架 深都は好奇心から売り専のバイトをしている大学生。
ある日、不眠症の小説家・秋木 晴士から指名が入る。
秋木の家で深都はもこもこの部屋着を着せられて、抱きもせず添い寝させられる。
戸惑った深都だったが、秋木は気に入ったと何度も指名してくるようになって……。
●八架 深都(はちか みと)
20歳、大学2年生
好奇心旺盛な性格
●秋木 晴士(あきぎ せいじ)
26歳、小説家
重度の不眠症らしいが……?
※性的描写が含まれます
完結いたしました!
先輩のことが好きなのに、
未希かずは(Miki)
BL
生徒会長・鷹取要(たかとりかなめ)に憧れる上川陽汰(かみかわはるた)。密かに募る想いが通じて無事、恋人に。二人だけの秘密の恋は甘くて幸せ。だけど、少しずつ要との距離が開いていく。
何で? 先輩は僕のこと嫌いになったの?
切なさと純粋さが交錯する、青春の恋物語。
《美形✕平凡》のすれ違いの恋になります。
要(高3)生徒会長。スパダリだけど……。
陽汰(高2)書記。泣き虫だけど一生懸命。
夏目秋良(高2)副会長。陽汰の幼馴染。
5/30日に少しだけ順番を変えたりしました。内容は変わっていませんが、読み途中の方にはご迷惑をおかけしました。
学校一のイケメンとひとつ屋根の下
おもちDX
BL
高校二年生の瑞は、母親の再婚で連れ子の同級生と家族になるらしい。顔合わせの時、そこにいたのはボソボソと喋る陰気な男の子。しかしよくよく名前を聞いてみれば、学校一のイケメンと名高い逢坂だった!
学校との激しいギャップに驚きつつも距離を縮めようとする瑞だが、逢坂からの印象は最悪なようで……?
キラキライケメンなのに家ではジメジメ!?なギャップ男子 × 地味グループ所属の能天気な男の子
立場の全く違う二人が家族となり、やがて特別な感情が芽生えるラブストーリー。
全年齢
箱入りオメガの受難
おもちDX
BL
社会人の瑠璃は突然の発情期を知らないアルファの男と過ごしてしまう。記憶にないが瑠璃は大学生の地味系男子、琥珀と致してしまったらしい。
元の生活に戻ろうとするも、琥珀はストーカーのように付きまといだし、なぜか瑠璃はだんだん絆されていってしまう。
ある日瑠璃は、発情期を見知らぬイケメンと過ごす夢を見て混乱に陥る。これはあの日の記憶?知らない相手は誰?
不器用なアルファとオメガのドタバタ勘違いラブストーリー。
現代オメガバース ※R要素は限りなく薄いです。
この作品は『KADOKAWA×pixiv ノベル大賞2024』の「BL部門」お題イラストから着想し、創作したものです。ありがたいことに、グローバルコミック賞をいただきました。
https://www.pixiv.net/novel/contest/kadokawapixivnovel24
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる