ようこそ、喫茶店ネロへ

きな粉餅

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序章

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 仕事を辞めた。悪いところじゃなかった、高校卒業から3年これからの時に父が倒れた。

「よう、父さん生きてるか。」

「生きてるよ、なんとかな。」

病院のベットで点滴を打たれながら父さんが寝ていた。

「別に継がなくてもいいんだぞ。」

「俺はあそこで育ったんだ俺がやりたいんだやよ。」

「そうか」

父さんは申し訳なさそうな顔をしていた。

「なんて顔してんだよ」

「すまないな」

その後、俺は父さんと他愛も無い話をした後帰る準備をした。

「健」

「なんだ」

「気を付けろよ」

「わかってるよ」

家に帰りエプロンをつけ一階に降りてカウンターから出てOPENの看板をだした。

「さぁ始めよう」

ようこそ、妖怪も人間かよう喫茶店ネロへ
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