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妹のテレサが王宮にやって来て、私はほとんどロベルト様と一緒に過ごさなくなった。国政会議の場に姿を見せることはあっても、プライベートでロベルト様と語り合う場面はほとんどなかった。テレサは……上手くやっているようだった。別に気にしなかった。私が女としての魅力がないことなんて、最初から分かっていたから。
「テレサ様が御懐妊のようです!!!」
テレサがロベルトの子供を孕んだのは、テレサがロベルトと始めて交わってちょうど1カ月が経過した頃合いであった。皇帝陛下や義母はテレサを褒めたたえた。私がいる前でも、仕切りにテレサのことを褒めたたえた。
「いやあっ、さすがだなっ。これで、王家の血筋は安泰だ!!!」
私は特にコメントしなかった。神様からのお告げでも、この件については特にコメントがなかった。
「どうだ、ソフィア。姉としても喜ばしいことだろうっ!!!」
それでも、皇帝陛下が同調圧力を求めてくるので、仕方なく「その通りでございますね」と答えておいた。
ロベルトはテレサを連れて、私の前に姿を見せるようになった。テレサは正直にニコニコと微笑んでいた。聖女であることよりも、王子の子供を孕んだことの方が、令嬢としてはよっぽど意味があるんじゃないか、と考えた。テレサには余裕があった。
「これはこれは、お姉様。御機嫌よう、でございますわ!」
「この度はめでたいわね……」
「ええっ、お姉様にも祝福されまして、本当に光栄ですわ!」
「ソフィア、おかげで世界はますます安泰だ。これも……君が望んだ世界だよな?」
ロベルトの発言は痛々しかった。私は、「ええっ、その通りよ」と短く答えた。
「それでは……皇帝陛下主催の祝宴会がありますので……一度失礼しますわね!」
そう言えば、私のところにも一応案内は来ていた。聖女として、正妻として出席するべきなのだろう。だが、私は行く気がしなかった。嫌だよね、こんな状況だと、普通は。
「君は来ないのか?」
それでも、ロベルトは一応私のことを気にかけてくれている。
「ごめんなさい……体調が優れなくて……」
私がこう言うと、ロベルトは歩み寄って「大丈夫かい?」と言った。私とロベルトの距離が近くなることに気付いたテレサはすかさず、ロベルトの服の裾を掴んだ。
「本当……王子様の正妻なのに、体調管理も出来ないだなんて……正妻失格ですわね……」
テレサは言った。その通りだと思ったが、テレサの口調は大分攻撃的だった。
「おいおい、そこまで言わなくてもいいだろう……」
ロベルトは言った。
「いいの……私のことは気にしないで、さあ、あなたたちが主役なんだから……早く……」
「王子様、こんな使い物にならない正妻なんて、放っておきましょう!さあ、早く行きましょう!!!」
テレサに促される形で、ロベルトは私の元から旅立っていった……。半分は嘘で半分は正直。もう、どうでも良かった。聖女ライフだけ続けていればそれでいいと思った。
「テレサ様が御懐妊のようです!!!」
テレサがロベルトの子供を孕んだのは、テレサがロベルトと始めて交わってちょうど1カ月が経過した頃合いであった。皇帝陛下や義母はテレサを褒めたたえた。私がいる前でも、仕切りにテレサのことを褒めたたえた。
「いやあっ、さすがだなっ。これで、王家の血筋は安泰だ!!!」
私は特にコメントしなかった。神様からのお告げでも、この件については特にコメントがなかった。
「どうだ、ソフィア。姉としても喜ばしいことだろうっ!!!」
それでも、皇帝陛下が同調圧力を求めてくるので、仕方なく「その通りでございますね」と答えておいた。
ロベルトはテレサを連れて、私の前に姿を見せるようになった。テレサは正直にニコニコと微笑んでいた。聖女であることよりも、王子の子供を孕んだことの方が、令嬢としてはよっぽど意味があるんじゃないか、と考えた。テレサには余裕があった。
「これはこれは、お姉様。御機嫌よう、でございますわ!」
「この度はめでたいわね……」
「ええっ、お姉様にも祝福されまして、本当に光栄ですわ!」
「ソフィア、おかげで世界はますます安泰だ。これも……君が望んだ世界だよな?」
ロベルトの発言は痛々しかった。私は、「ええっ、その通りよ」と短く答えた。
「それでは……皇帝陛下主催の祝宴会がありますので……一度失礼しますわね!」
そう言えば、私のところにも一応案内は来ていた。聖女として、正妻として出席するべきなのだろう。だが、私は行く気がしなかった。嫌だよね、こんな状況だと、普通は。
「君は来ないのか?」
それでも、ロベルトは一応私のことを気にかけてくれている。
「ごめんなさい……体調が優れなくて……」
私がこう言うと、ロベルトは歩み寄って「大丈夫かい?」と言った。私とロベルトの距離が近くなることに気付いたテレサはすかさず、ロベルトの服の裾を掴んだ。
「本当……王子様の正妻なのに、体調管理も出来ないだなんて……正妻失格ですわね……」
テレサは言った。その通りだと思ったが、テレサの口調は大分攻撃的だった。
「おいおい、そこまで言わなくてもいいだろう……」
ロベルトは言った。
「いいの……私のことは気にしないで、さあ、あなたたちが主役なんだから……早く……」
「王子様、こんな使い物にならない正妻なんて、放っておきましょう!さあ、早く行きましょう!!!」
テレサに促される形で、ロベルトは私の元から旅立っていった……。半分は嘘で半分は正直。もう、どうでも良かった。聖女ライフだけ続けていればそれでいいと思った。
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