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7(テレサ視点)
私はお姉様から正妻のポジションを奪うことに大方成功した。もちろん、公式にはお姉様が正妻であり続けるのだけど、みんな私のことを寵愛するようになっているからね。
後は…もしも聖女になることが出来たら。ずっと前から考えていた。私とお姉様の違いはもちろん、聖女であるかないかということ。もちろん、一番大事なことである。もしも、お姉様から聖女の座を奪うことが出来たら。私は完璧である。ロベルト様の正妻はおろか、この世界の統治者になることだって出来るんだ…。
「テレサ様?悩んでいらっしゃるのですか?」
メイドたちが私を気遣う。まあ、当然のことだ。私のお腹にはロベルト様と作った子供がいるのだから。丁重に扱われている。少しでも機嫌を損ねてはならないと考えているみたいだ。
「別に、悩んでいるわけじゃないけど。どうにかして、お姉様から聖女の座を奪うことが出来ないか、なんて考えてしまうのよね……」
さすがにメイドたちもその方法を知らない。誰も知らないんだ。
「ごめん、冗談だから……」
「その願い、叶えられるかもしれませんよ?」
メイドの誰かが言った。名前も知らない、どこかの誰かさんが。
「あなた、そんなわけ……」
他のメイドたちは半信半疑だった。というか、私のことを半ば期待させて結局どうしようもないことになってしまうことを恐れていたのだろう。
「聖女の力を分散することが出来る……実を言いますと、私の兄は聖女にまつわる研究をしているのですが、そう申しておりました。ですから……あながちテレサ様のおっしゃることは、実現出来るかもしれません……」
聖女の座を奪う……奪うことは出来なくても、お姉様から半分の力を得ることが出来る……そうしたら、いよいよ私の天下じゃないか?
「その話、詳しく教えてくれない?」
私はそのメイドに声をかけた。
「それでは、兄をここに連れてきてもいいですか?」
「ええ、もちろん。なるべく早くね!!!」
こうして、私は聖女の力を半分程度奪うことが出来るかもしれなく(?)なった。
もちろん、最初は半信半疑だった。でもね……しばらくして、それが証明されたのだった。
後は…もしも聖女になることが出来たら。ずっと前から考えていた。私とお姉様の違いはもちろん、聖女であるかないかということ。もちろん、一番大事なことである。もしも、お姉様から聖女の座を奪うことが出来たら。私は完璧である。ロベルト様の正妻はおろか、この世界の統治者になることだって出来るんだ…。
「テレサ様?悩んでいらっしゃるのですか?」
メイドたちが私を気遣う。まあ、当然のことだ。私のお腹にはロベルト様と作った子供がいるのだから。丁重に扱われている。少しでも機嫌を損ねてはならないと考えているみたいだ。
「別に、悩んでいるわけじゃないけど。どうにかして、お姉様から聖女の座を奪うことが出来ないか、なんて考えてしまうのよね……」
さすがにメイドたちもその方法を知らない。誰も知らないんだ。
「ごめん、冗談だから……」
「その願い、叶えられるかもしれませんよ?」
メイドの誰かが言った。名前も知らない、どこかの誰かさんが。
「あなた、そんなわけ……」
他のメイドたちは半信半疑だった。というか、私のことを半ば期待させて結局どうしようもないことになってしまうことを恐れていたのだろう。
「聖女の力を分散することが出来る……実を言いますと、私の兄は聖女にまつわる研究をしているのですが、そう申しておりました。ですから……あながちテレサ様のおっしゃることは、実現出来るかもしれません……」
聖女の座を奪う……奪うことは出来なくても、お姉様から半分の力を得ることが出来る……そうしたら、いよいよ私の天下じゃないか?
「その話、詳しく教えてくれない?」
私はそのメイドに声をかけた。
「それでは、兄をここに連れてきてもいいですか?」
「ええ、もちろん。なるべく早くね!!!」
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