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19(テレサ視点)
嵐がやって来る……人々はみな私の方を見た。
「そうだ、貴様は聖女だ!聖女であれば、嵐を回避する方法を知っているはずだ!!!」
嵐の回避なんて出来ないだろう……なんて考えた。
そもそも、本当なのだろうか、と疑った瞬間、侍従たちから続報が入った。
「数件の邸宅が既に被害を受けているようです!!!」
「ならば、テレサに頼めばいい。テレサは聖女なんだから、神様のお告げを聞いて、見事にこの世界の不安分子を取り除くことが出来るだろう!!!」
そう、普段なら出来るはずなのだ。でも……出来る気がしなかった。
「どうした、怖気づいているのか?そんなことではいかんな……」
皇帝陛下は私のことをやはり愚弄した。
「さあ、早く答えを出すんだ!!!」
私は必死に神様の声を聴こうとした。でも、残念ながら声を聴くことは出来なかった。
「ひょっとして……聖女というのはウソだったのかい!?」
ロベルト様が呟いた。周囲が一気に私の方を見た。
「まさか……そんなことはな……」
皇帝陛下は笑った。そんなことはない。私は正式に聖女の力をお姉様から引き継いだのだ。だって、実際に神様の声を聴くことが出来たのだから……。
「君はやはり聖女に向かないな……剥奪だ……」
一瞬、そんな感じの声が聞こえた感じがした。まさか……本物の神様の声?
私は慌てた。そして、余裕ぶっていた皇帝陛下も同時に慌てた。嵐はどんどん大きくなり、このままだと王宮を含め世界全体を飲み込んでしまう勢いであると、新たな報告が入った。
「そうだ、貴様は聖女だ!聖女であれば、嵐を回避する方法を知っているはずだ!!!」
嵐の回避なんて出来ないだろう……なんて考えた。
そもそも、本当なのだろうか、と疑った瞬間、侍従たちから続報が入った。
「数件の邸宅が既に被害を受けているようです!!!」
「ならば、テレサに頼めばいい。テレサは聖女なんだから、神様のお告げを聞いて、見事にこの世界の不安分子を取り除くことが出来るだろう!!!」
そう、普段なら出来るはずなのだ。でも……出来る気がしなかった。
「どうした、怖気づいているのか?そんなことではいかんな……」
皇帝陛下は私のことをやはり愚弄した。
「さあ、早く答えを出すんだ!!!」
私は必死に神様の声を聴こうとした。でも、残念ながら声を聴くことは出来なかった。
「ひょっとして……聖女というのはウソだったのかい!?」
ロベルト様が呟いた。周囲が一気に私の方を見た。
「まさか……そんなことはな……」
皇帝陛下は笑った。そんなことはない。私は正式に聖女の力をお姉様から引き継いだのだ。だって、実際に神様の声を聴くことが出来たのだから……。
「君はやはり聖女に向かないな……剥奪だ……」
一瞬、そんな感じの声が聞こえた感じがした。まさか……本物の神様の声?
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