愛され南田くんは、寂しがり屋の甘えたです 〜無自覚甘えたが止まりません〜

葉月

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恥ずかしいけど…

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「お粥も煮麺もうどんもできるぞ。他に欲しいものがあったらすぐ買ってくるし…。何がいい?」
「え⁉︎こんなに⁉︎」
量と種類に驚いて優斗は健を見上げると、
「どれがいい?」
健が心配そうに優斗を見た。
「こんなに…悪いよ……」
優斗が熱で赤い顔をしながら申し訳なさそうにすると、
「優斗には早く元気になって欲しいから。な、どれか食べないと」
健は優斗の頭を優しく撫でた。
「じゃあ……ゼリー」
「了解。じゃあ用意してくるから待ってて」
健は他の物を冷蔵庫にしまうと、スプーンとゼリーを持ってきた。
すると、
「はい優斗。口開けて」
スプーンにゼリーをすくって、優斗の口の前までもってくる。
「え⁉︎もしかして……」
「『あ~ん』だよ、『あ~ん』。ほら口開けて」

『あ~ん』って‼︎
恥ずかしい‼︎
恥ずかしいけど、うれしい。

少しもじもじしながら優斗は差し出されたゼリーを、パクリと食べた。

冷たくて美味しい

熱くなった体の中を、冷たいゼリーが冷やしてくれる。

それにこの食べ方、好き。

「美味しかったから、健、またアレ…して」
優斗はキラキラした瞳で健の様子を伺った。
「いーよ。じゃあ口開けて」
健が差し出したゼリーを優斗が食べる……
それを何回か繰り返し、結局優斗はゼリーを2つ完食し、今日二度目の薬を飲んだ。
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