【完結】たとえ彼の身代わりだとしても貴方が僕を見てくれるのならば… 〜初恋のαは双子の弟の婚約者でした〜

葉月

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飴と薔薇の媚薬 ①

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 かなり酔っ払ってしまった僕はサイモンの肩に頭を乗せて家に帰るまでの馬車の中、目を瞑っていた。

「ミカエル。1人の時にお酒飲むの禁止」
 どうも酔っ払った僕は、フラフラしすぎて危なっかしかったらしい。
「サイモンと、一緒じゃないと、飲まないもん……」
 意識がぽわぽわしたままサイモンを見上げると、
「もう、本当に心配……」
 僕をぎゅっと抱きしめた。

 サイモンの厚い胸板に顔をめ埋るのは、本当に大好き。
 目を瞑っていると、胸ポケットに入れていた屋台の女主人からこっそりもらった飴が、体に触れた。
 確かお店の人は、旦那さんと一緒の時に食べるんだよって言ってたよね。
 ゴソゴソと飴を取り出し、何をしているか不思議そうに見つめるサイモンの前で、パクリと飴を食べた。

「え?ミカエル、今、何食べたの?」
「製油のお店の人にもらった飴~。サイモンと2人っきりの時に食べなさいって言われたんだ~。レモンの味がして、美味しいよ」
 舌の上にのせた飴をサイモンに見せる。
「そんな初対面の人からもらった物を食べない!ほら出して」
 サイモンは僕の口の前に両手を差し出したけれど、こんなに美味しいの食べてしまわないなんて勿体無い。

 ぷいっと顔を横に向けると、サイモンはグイっと僕の顎を掴み乱暴にキスをし、舌で前歯をこじ開け口内に舌を入れる。

「……ッ、ん、ぅん…」

 いつもより乱暴に口内を舐め回され、意識が遠くなっていきそうだ。
 もっと欲しがるように、サイモンの首に腕を回す。
 お腹の中がキュッとして、楔の根本が熱くなってく。

 サイモンは僕の口の中にあった飴を舌で絡めとると、口の中から飴を取り出し、自分の口の中で味を確かめる。
「毒ではなさそうだ」
 そう言って飴を吐き出そうとした時、サイモンの目が驚きで見開かれ、急いで飴を口の中から取り出し、
「媚薬入りだ……」
 呟いた。

 媚薬入り?
「ミカエル。体におかしな感じはないか?」
 サイモンに触れられ、ビクンッと身体が跳ねる。
「……ゾクゾク、する……」
「他には?」
 そう冷静に聞くサイモンの目の奥には、大人のキスをしてくれる時のような光が見える。

「ここがね、ジンジンして、お尻の中に指を、入れて……」
 自分の楔の上にサイモンの片方の手を重ねさせ、もう片方の手をお尻に触れさせた。
 ゴクリとサイモンが生唾を飲んだ気配がして、少し服に触れた乳首までも感じてしまう。

「サイモン…、お願い…」
 熱った顔で見つめると、馬車の中の長椅子に押し倒される。
「声、気をつけるんだよ。外に聞こえてしまうからね」
 コクコクと頷くと、ズボンと下着を膝までおろされ、サイモンは反応してしまった僕の楔を口に含み、片方の手で後の蕾の中に指を入れる。
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