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第一章【出会い編】
16.金髪碧眼美人さんが盗賊にさらわれました2
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森の中を進むといた!
盗賊達は明るいうちから酒盛りを始めていた。
そして盗賊達が焚き火を囲んで酒盛りをしているすぐ近くの木に、ニコルが縛り付けられているのが見えた。
マクレーンたちは、盗賊に気づかれないように離れた木の陰から様子を窺うと、盗賊たちが「久しぶりに上玉が見つかった」という話しをしていた。
「どうやって助け出しましょう。」
「もう少し様子を見よう、どうやらあいつらニコルを殺すつもりはないらしいからな。」
どうやら盗賊たちはニコルを売り飛ばす気らしく、酒盛りをしながら、いくらの値が付くか賭けをし始めていた。
アランの言葉にマクレーンも頷くと、そっと様子を窺った。
その時――。
「何をしている?」
木の陰に隠れて盗賊達の様子を窺っていると、不意に後ろから声がかけられた。
びくりとする二人。
慌てて振り返ると、屈強な男がこちらを睨んでいた。
「ここで何をしている?」
驚くマクレーン達を訝しげに睨みつけながら、大柄な男は間合いを取りながら再度質問してきた。
その隙のない動きに、マクレーンはごくりと喉を鳴らす。
「あ、あの・・・・し、知り合いが攫われてしまって。」
「おい!」
震える声で目の前の大男に説明するマクレーンに、アランが慌てて止めに入る。
「何言ってんだ!?」と止めるアランに、マクレーンは「で、でもこの人盗賊には見えないですよ」と言い返し男を見上げた。
アッシュグレイの短髪に浅黒い肌。
鍛え上げられた屈強な肉体。
険しい眉間から覗く琥珀色の瞳は、目の前の不審人物に警戒の色を示していた。
「攫われた、だと?」
こそこそするマクレーン達を怪しみながら、大男は聞き返す。
「は、はい・・・ホテルを出たところで攫われてしまって。」
「ホテル?旅人か?」
「は、はい。」
ここからさほど遠くないホテルのある方を振り返りながら大男は確認してくる。
しばらくマクレーン達を睨んでいた男だったが、ややあってからフッと顔の表情を緩めた。
「そうか、それは災難だったな。」
少し柔らかい表情になった男にマクレーンは、ほっとすると小さく頷く。
「そ、それで後を追ってきて見つけたまでは良かったのですけど、どうやって助け出そうか悩んでいたところだったんです。」
マクレーンは、ここぞとばかりに捲し立てるように男に説明する。
男はマクレーンの話が終わるまで、黙って聞いてくれていた。
「盗賊とは、あそこにいる輩か?」
「は、はい・・・それで、あそこの木に縛られているのが知り合いです。」
マクレーンが指差す場所を見て、男はどうやら納得してくれたらしい。
憐れむような視線を向けると、少し間を置いてこう言ってきた。
「二人だけでは助け出すのは難しいだろう、俺が加勢してやる。」
男は腕を組みながらそう言うと小さく微笑んだ。
「ほ、本当ですか!?助かります。」
男の言葉にマクレーンは嬉しそうに瞳を輝かせる。
男は頷くと、助け出すのは夜になってからがいいと提案してきた。
盗賊達は明るいうちから酒盛りを始めていた。
そして盗賊達が焚き火を囲んで酒盛りをしているすぐ近くの木に、ニコルが縛り付けられているのが見えた。
マクレーンたちは、盗賊に気づかれないように離れた木の陰から様子を窺うと、盗賊たちが「久しぶりに上玉が見つかった」という話しをしていた。
「どうやって助け出しましょう。」
「もう少し様子を見よう、どうやらあいつらニコルを殺すつもりはないらしいからな。」
どうやら盗賊たちはニコルを売り飛ばす気らしく、酒盛りをしながら、いくらの値が付くか賭けをし始めていた。
アランの言葉にマクレーンも頷くと、そっと様子を窺った。
その時――。
「何をしている?」
木の陰に隠れて盗賊達の様子を窺っていると、不意に後ろから声がかけられた。
びくりとする二人。
慌てて振り返ると、屈強な男がこちらを睨んでいた。
「ここで何をしている?」
驚くマクレーン達を訝しげに睨みつけながら、大柄な男は間合いを取りながら再度質問してきた。
その隙のない動きに、マクレーンはごくりと喉を鳴らす。
「あ、あの・・・・し、知り合いが攫われてしまって。」
「おい!」
震える声で目の前の大男に説明するマクレーンに、アランが慌てて止めに入る。
「何言ってんだ!?」と止めるアランに、マクレーンは「で、でもこの人盗賊には見えないですよ」と言い返し男を見上げた。
アッシュグレイの短髪に浅黒い肌。
鍛え上げられた屈強な肉体。
険しい眉間から覗く琥珀色の瞳は、目の前の不審人物に警戒の色を示していた。
「攫われた、だと?」
こそこそするマクレーン達を怪しみながら、大男は聞き返す。
「は、はい・・・ホテルを出たところで攫われてしまって。」
「ホテル?旅人か?」
「は、はい。」
ここからさほど遠くないホテルのある方を振り返りながら大男は確認してくる。
しばらくマクレーン達を睨んでいた男だったが、ややあってからフッと顔の表情を緩めた。
「そうか、それは災難だったな。」
少し柔らかい表情になった男にマクレーンは、ほっとすると小さく頷く。
「そ、それで後を追ってきて見つけたまでは良かったのですけど、どうやって助け出そうか悩んでいたところだったんです。」
マクレーンは、ここぞとばかりに捲し立てるように男に説明する。
男はマクレーンの話が終わるまで、黙って聞いてくれていた。
「盗賊とは、あそこにいる輩か?」
「は、はい・・・それで、あそこの木に縛られているのが知り合いです。」
マクレーンが指差す場所を見て、男はどうやら納得してくれたらしい。
憐れむような視線を向けると、少し間を置いてこう言ってきた。
「二人だけでは助け出すのは難しいだろう、俺が加勢してやる。」
男は腕を組みながらそう言うと小さく微笑んだ。
「ほ、本当ですか!?助かります。」
男の言葉にマクレーンは嬉しそうに瞳を輝かせる。
男は頷くと、助け出すのは夜になってからがいいと提案してきた。
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