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第二章【旅路編】
15.拾い食いはトラブルの元です!
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「誰か、誰か、これに心当たりの方はいますか!?」
マクレーンはクッキーの入った籠を抱えながら、入るなと言われていた研究室の扉を勢いよく開けて叫んでいた。
「な!あんた達誰だ!?」
「ちょっと、ここは立ち入り禁止だぞ!!」
中にいた研究員たちが、突然入ってきたマクレーンに、ぎょっとしながら声を荒げてきた。
「そんな事より、これを食べて僕の連れが小さくなってしまったんです!誰か、このクッキーの事を知っている人いますか!?」
マクレーンは、そんな研究員たちの言葉を無視し、近くにいた白衣の男にずいっと詰め寄っていった。
あまりの剣幕に、詰め寄られた相手はもちろん、他の研究員たちも気圧され、何も言えずにおどおどし始めた。
「誰か知ってる人は、いないんですか!!」
「なんだ、騒々しい。」
マクレーンが再度叫ぶと、奥の扉から低い声が響いてきた。
そちらへ視線を向けると、ボサボサ頭の白衣を纏った男がまた現れてきた。
誰も彼も、みんな頭がボサボサで無精髭を生やしているため、見分けがつかなかったが奥から出てきた男は、どこか偉そうにマクレーン達を見ていた。
「貴方は、ここの責任者ですか?」
「まあ、そんな所だが……。ここは部外者は立ち入り禁止なはずだ。玄関で対応した奴が言ってなかったか?」
「はい、それは聞いていましたが、緊急事態だったので止む無く入りました、すみません。ですが、僕の連れが大変なんです!」
マクレーンは、所長だという男に勝手に入ったことを詫びながら、手に抱えていた籠を見せてきた。
「これは……。」
所長はその籠の中を見て軽く目を見張る。
籠の中には、クッキーと小さくなったアランが入っていた。
「これを食べて、僕の仲間が小さくなってしまいました。直す方法をご存じなら、教えて頂きたいのですが。」
「う~ん、これは俺のじゃないな……確か縮小の魔法の研究をしてたやつが居たな、そいつだろう。」
所長はそう言って、奥から人を呼んできた。
「お前、これ作ったか?」
「あ、これは僕が作ったアリスクッキーBOXですよ!何処にいったのか探してたんです!」
所長と同じ風貌の男はそう言って、小さくなったアランが入った籠を見ながらそう言ってきた。
「あ~、そうか、じゃあこれの解除方法はわかるな?後は任せた、おれは研究があるからこれで。」
所長は面倒臭そうにそう言うと、クッキーを作った男の肩をぽんと叩きながら、奥の部屋へと戻って行ってしまった。
そんな所長の態度に、マクレーンの米神がまたピキリと引き攣る。
「それで、これの戻し方は?」
「ああ、それはまだ試作品なので放っておけば、そのうち元に戻りますよ。」
「なっ、無責任な!!」
マクレーンは、ぞんざいな対応をする研究員の男に憤慨した。
「こんな危険な薬仕込んでおいて、何適当なこと言ってるんですか!?」
マクレーンが詰め寄ると、男は慌てたように弁解してきた。
「ち、違う違う!薬なんて作ってないよ!それは、そのクッキーを食べた相手にだけ、反応するように作った魔道具だよ!」
「へ?」
「今あんたが持ってる籠が魔道具で、ちょっとした遊びで作ったやつだから、そんなに長いこと効果は続かないよう出来てるよ。まあ、パーティーとかの罰ゲーム用に作ったもので、危険じゃないから安心してよ。」
男はそう言って、逃げるように去って行ってしまった。
「な、なんていう物騒なものを作ってるんだここは……。」
去って行った男を見ながら、マクレーンは呟くのであった。
マクレーンはクッキーの入った籠を抱えながら、入るなと言われていた研究室の扉を勢いよく開けて叫んでいた。
「な!あんた達誰だ!?」
「ちょっと、ここは立ち入り禁止だぞ!!」
中にいた研究員たちが、突然入ってきたマクレーンに、ぎょっとしながら声を荒げてきた。
「そんな事より、これを食べて僕の連れが小さくなってしまったんです!誰か、このクッキーの事を知っている人いますか!?」
マクレーンは、そんな研究員たちの言葉を無視し、近くにいた白衣の男にずいっと詰め寄っていった。
あまりの剣幕に、詰め寄られた相手はもちろん、他の研究員たちも気圧され、何も言えずにおどおどし始めた。
「誰か知ってる人は、いないんですか!!」
「なんだ、騒々しい。」
マクレーンが再度叫ぶと、奥の扉から低い声が響いてきた。
そちらへ視線を向けると、ボサボサ頭の白衣を纏った男がまた現れてきた。
誰も彼も、みんな頭がボサボサで無精髭を生やしているため、見分けがつかなかったが奥から出てきた男は、どこか偉そうにマクレーン達を見ていた。
「貴方は、ここの責任者ですか?」
「まあ、そんな所だが……。ここは部外者は立ち入り禁止なはずだ。玄関で対応した奴が言ってなかったか?」
「はい、それは聞いていましたが、緊急事態だったので止む無く入りました、すみません。ですが、僕の連れが大変なんです!」
マクレーンは、所長だという男に勝手に入ったことを詫びながら、手に抱えていた籠を見せてきた。
「これは……。」
所長はその籠の中を見て軽く目を見張る。
籠の中には、クッキーと小さくなったアランが入っていた。
「これを食べて、僕の仲間が小さくなってしまいました。直す方法をご存じなら、教えて頂きたいのですが。」
「う~ん、これは俺のじゃないな……確か縮小の魔法の研究をしてたやつが居たな、そいつだろう。」
所長はそう言って、奥から人を呼んできた。
「お前、これ作ったか?」
「あ、これは僕が作ったアリスクッキーBOXですよ!何処にいったのか探してたんです!」
所長と同じ風貌の男はそう言って、小さくなったアランが入った籠を見ながらそう言ってきた。
「あ~、そうか、じゃあこれの解除方法はわかるな?後は任せた、おれは研究があるからこれで。」
所長は面倒臭そうにそう言うと、クッキーを作った男の肩をぽんと叩きながら、奥の部屋へと戻って行ってしまった。
そんな所長の態度に、マクレーンの米神がまたピキリと引き攣る。
「それで、これの戻し方は?」
「ああ、それはまだ試作品なので放っておけば、そのうち元に戻りますよ。」
「なっ、無責任な!!」
マクレーンは、ぞんざいな対応をする研究員の男に憤慨した。
「こんな危険な薬仕込んでおいて、何適当なこと言ってるんですか!?」
マクレーンが詰め寄ると、男は慌てたように弁解してきた。
「ち、違う違う!薬なんて作ってないよ!それは、そのクッキーを食べた相手にだけ、反応するように作った魔道具だよ!」
「へ?」
「今あんたが持ってる籠が魔道具で、ちょっとした遊びで作ったやつだから、そんなに長いこと効果は続かないよう出来てるよ。まあ、パーティーとかの罰ゲーム用に作ったもので、危険じゃないから安心してよ。」
男はそう言って、逃げるように去って行ってしまった。
「な、なんていう物騒なものを作ってるんだここは……。」
去って行った男を見ながら、マクレーンは呟くのであった。
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