史上最悪のオリンピック

雪田 瑠魔

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東京

楽しみと言えば

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希望は無いが、
この先、楽しみが全く無い訳では無い。

次の国政選挙である。

予見しよう。

投票率は間違いなく50%を下回るだろう。

投票率の低下は、40歳未満に顕著に現れる。

日本人の30歳代以下の若者達が考えていることは、
『自分が他人より、1万円、損するか得をするか?
その日が楽しければいい。
毎日が辛いのは、誰かのせいである』

そんな薄っぺらい愚族に、国政を問うても、なんの判断など出来はしない。

問題は、その低い投票率でどこが政権を得るか?であるが、

今はどこでも同じである。

しかし、1つだけ光があるとしたら…

前章でも少し触れたが、ヒーローの存在である。

国民にひたすら辛く厳しい政策を理路整然と唱え、実行させることのできる男。

着いてゆくことで、この国の未来が見える為の悪政を背負うことの出来る男。

失礼だが、女ではダメである。

女では、米中に引鉄は弾けない。

もし、次の選挙でヒーローが現れなかったとしたら…

2020オリンピック開催国は、壊滅、崩壊の道を歩むことだろう。
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