史上最悪のオリンピック

雪田 瑠魔

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東京

次期国会

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再度予見しよう。

次期開催国の国会にて議論されることは、以下が中心となる。

・感染者拡大の責任元の追及と責任元の擦り付け合いによる泥試合
・オリンピック開催の是非
・解散の時期

マスコミは騒ぎ立てるだろう。
・主語と結論の無い責任元のグズグズな議論
・オリンピック選手達への賛辞
・存在しない、次の国のリーダーの推測

これらの議論は、全く意味が無いことさえ、国民も含め、誰も気付く事無く、国会の解散、総選挙へとなだれ込むことであろう。

【反省と対策のない世界に存在することを美徳とする愚かな者達の集合体】

それが開催国の本質なのである。

国の判断が誤りであったなら、誤った判断をした張本人達は、訴追されるのが当然の文化社会である。

誤った判断の元で行われた政策は、徹底した分析の後に是正されるのが当然の文化国家の在り方である。

国民で議論されなければならない最重要事項は、議論されないであろう。

2020オリンピック開催国は、オリンピック開催を失策であったことを総意として認めない限り、未来はない。

全ては、そこから始まる。
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