史上最悪のオリンピック

雪田 瑠魔

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東京

1年半

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何も変わらない。
何もしていない。

と、政府に対する不満を耳にする。

いったい、予想された感染者増加に対して、1年半もの間、政府は何をしていたのだろうか?

答えは簡単である。

『オリンピックの準備』である。

金と労力を掛けて、オリンピックの準備をしていたのだから、感染症対策など、眼中に無かったのは当然である。

だから、人殺しだと言うのだ。

政府は、口先とは裏腹な対応によって、感染者拡大を政府が引き起こしたのだ。

出口対策というワクチンでさえ行き渡らない現実。

政府は、国民1人あたり、二つずつ配るという単純なことさえ出来ないのである。

総理大臣と都知事は罷免弾圧されることは当然として、現行の政党が引き続き政権を握ることは、開催国の国民の品位を疑うこととなる。

開催国国民の正当な誠意を信じたいものだ。
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