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第23話 揺るがない信頼感
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翌日、上機嫌で学校に登校するキラリの姿があった。
キラリ「凛花!おっはよ!」
凛花はハイテンションなキラリを見て翼が戻って来たのだと直感した。
凛花「キラリ良かったね!戻って来てくれて!」
キラリ「え?凛花…どうしてそれを知ってるの?」
凛花「キラリとの付き合い長いんだよ!その顔を見れば一目瞭然じゃん!」
キラリ「そっか」
凛花「翼とのわだかまりは解けたの?」
キラリ「フフフッ…」
キラリは嬉し過ぎて自然と笑みがこぼれるのを抑えることが出来ずにいた。
凛花「もしかして……翼と……」
キラリ「え?」
凛花「付き合っちゃったりした!?」
キラリ「はっ!?んなわけ無いじゃん!でも……」
凛花「でも……何?」
キラリ「フフフッ…」
凛花「気持ち悪いなぁ」
キラリ「翼が〝お前のことは嫌いじゃない〟って…」
凛花「それって!!裏を返せば好きって言ってんじゃないの!?」
キラリ「やだぁ、そんなんじゃないよ~」
凛花「そっかぁ……キラリにも、とうとう春が来たかぁ~」
キラリ「だからそんなんじゃ無いってば!」
凛花「キラリはずっと神様にお願いしてきたもんね!王子様を連れてきてって」
キラリ「ちょっと…凛花~!翼は別に王子様なんかじゃないからねぇ!」
凛花「あら、そう?そのわりには翼が戻ってきてそんなに幸せそうな顔しちゃって!」
二人はキャッキャ言いながら学校に着いた。
学校内で下級生達が話している会話がキラリ達の耳に飛び込んできた。
女子高生A「でもさぁ、あのフラップ.フリーリーの翼ってかなり性格悪いらしいよ…けっこう上目線でもの言ってくるんだって」
女子高生B「あ、それ私も聞いたことある…何かさ、凄いどこかの金持ちの息子だとか、政治家の家系じゃないかとかいろんな噂があって、女のことを物ぐらいにしか思って無いって」
二人はただ通りすぎただけなので、それ以上の会話は聞き取れなかったが、凛花が
凛花「ねえ、キラリ……今のって……翼のことだよね?」
キラリ「まぁ、わりとな」
凛花はキラリの心情を察してフォローしようとしたが、意外にもキラリがあっさりしていたことに驚く。
凛花「わりとなって……ちょっと使い方間違ってる気がするけど…」
キラリ「翼は確かに上目線でものを言ってくるよ。でも…好きでもない誰にでも良い顔する男よりはよっぽどマシなんじゃない?」
凛花「キラリ……」
凛花は全く動じないキラリを見て驚いていた。
キラリの中で何か弾けたんだね?翼に対しての信頼感とか、そういう何か強い想いがキラリの中に芽生えたんだね?
凛花「キラリ…」
キラリ「ん?」
凛花「なんか強くなったね!」
キラリ「え?どういう意味?」
凛花「なんかちょっと……大人になったみたい…」
キラリ「そう?どうして?」
凛花「だって、以前のキラリだったら、あんなこと言われてたらきっとショック受けたり怒ったりしてたと思う…でも今のキラリは…翼に対して信頼してるって感じ…」
キラリ「そんなことないよう!」
凛花はキラリが明らかに今までとは様子が違うことに、二人の仲に何かしらの進展があったのだと感じた。
~それから数日~
キラリと翼は家庭教師生活を満喫していた。
キラリ「さすがに中学校の勉強になると難しいなぁ…」
翼「だけどよ、この短期間でめざましい成長してると思うぞ!」
キラリ「そうかなぁ?」
翼「きっとキラリの脳は今までほとんど情報を入れて来なかったから、白紙の紙と同じでたくさん頭に入るスペースが残ってるんじゃないか?」
キラリ「そうなのかなぁ?てことは、私天才?」
翼「いや…ゴメン…そういう意味では無かった…」
キラリ「中学校の勉強はちょっとややこしいよ」
翼「それは思い込みさ。小学校の続きだと考えろよ!今まで基礎を学んで来たんだから、今度はそこに少しだけ付け足す感じだ。キラリが思ってるよりも簡単なはずだぞ!」
翼は常にキラリに寄り添い、優しく指導する。
キラリが勉強が楽しい、好きだと思わせるようにいろいろ工夫をこらしていた。
そして、キラリも憧れの家庭教師との勉強で、信じられないスピードで吸収していく。
翼「キラリ、この分だとひと月に一学年分の中学校レベルの勉強がクリア出来そうだな!」
キラリは自分が勉強が出来るようになって嬉しい以上に、翼がそれを見て喜ぶ姿を見ることに幸福感を感じていった。
そしてその週末
翼はキラリとの約束通り、レディースの集会に一緒に参加することになった。
キラリはあえてメンバーにはこのことは内緒にしていた。
~集会所~
レディースメンバー達は爆音を轟かせながら神社の駐車場にバイクを停めた。
メンバー達はキラリの要望で皆特攻服を着ていた。
いつもはキラリが一番後に到着するのだが、この日は一番に到着していた。
メンバーA「あれ!?総長早いじゃないすか!」
メンバーC「ほんとだ!雨でも降るんじゃね?」
メンバーI「総長、なんか戦争でもやるんすか?いきなり特攻服着てこいなんて」
メンバーG「今日はなんか特別な日すか?」
キラリ「まぁ、待てよ!今日はな、ちょっとサプリメントで特別ゲストを呼んでんだよ!」
メンバーF「総長……それを言うなら……サプライズでは?」
キラリ「あ?サ…サプラ……まぁそんなことどうでも良いんだよ!肝心なのはスペシャルゲストなんだから!」
メンバーB「で?いったい誰すか?」
キラリは得意気に後ろを振り返り
キラリ「出て来ていいよ!」
と暗闇の方へ向かって声をかけた。
キラリ「凛花!おっはよ!」
凛花はハイテンションなキラリを見て翼が戻って来たのだと直感した。
凛花「キラリ良かったね!戻って来てくれて!」
キラリ「え?凛花…どうしてそれを知ってるの?」
凛花「キラリとの付き合い長いんだよ!その顔を見れば一目瞭然じゃん!」
キラリ「そっか」
凛花「翼とのわだかまりは解けたの?」
キラリ「フフフッ…」
キラリは嬉し過ぎて自然と笑みがこぼれるのを抑えることが出来ずにいた。
凛花「もしかして……翼と……」
キラリ「え?」
凛花「付き合っちゃったりした!?」
キラリ「はっ!?んなわけ無いじゃん!でも……」
凛花「でも……何?」
キラリ「フフフッ…」
凛花「気持ち悪いなぁ」
キラリ「翼が〝お前のことは嫌いじゃない〟って…」
凛花「それって!!裏を返せば好きって言ってんじゃないの!?」
キラリ「やだぁ、そんなんじゃないよ~」
凛花「そっかぁ……キラリにも、とうとう春が来たかぁ~」
キラリ「だからそんなんじゃ無いってば!」
凛花「キラリはずっと神様にお願いしてきたもんね!王子様を連れてきてって」
キラリ「ちょっと…凛花~!翼は別に王子様なんかじゃないからねぇ!」
凛花「あら、そう?そのわりには翼が戻ってきてそんなに幸せそうな顔しちゃって!」
二人はキャッキャ言いながら学校に着いた。
学校内で下級生達が話している会話がキラリ達の耳に飛び込んできた。
女子高生A「でもさぁ、あのフラップ.フリーリーの翼ってかなり性格悪いらしいよ…けっこう上目線でもの言ってくるんだって」
女子高生B「あ、それ私も聞いたことある…何かさ、凄いどこかの金持ちの息子だとか、政治家の家系じゃないかとかいろんな噂があって、女のことを物ぐらいにしか思って無いって」
二人はただ通りすぎただけなので、それ以上の会話は聞き取れなかったが、凛花が
凛花「ねえ、キラリ……今のって……翼のことだよね?」
キラリ「まぁ、わりとな」
凛花はキラリの心情を察してフォローしようとしたが、意外にもキラリがあっさりしていたことに驚く。
凛花「わりとなって……ちょっと使い方間違ってる気がするけど…」
キラリ「翼は確かに上目線でものを言ってくるよ。でも…好きでもない誰にでも良い顔する男よりはよっぽどマシなんじゃない?」
凛花「キラリ……」
凛花は全く動じないキラリを見て驚いていた。
キラリの中で何か弾けたんだね?翼に対しての信頼感とか、そういう何か強い想いがキラリの中に芽生えたんだね?
凛花「キラリ…」
キラリ「ん?」
凛花「なんか強くなったね!」
キラリ「え?どういう意味?」
凛花「なんかちょっと……大人になったみたい…」
キラリ「そう?どうして?」
凛花「だって、以前のキラリだったら、あんなこと言われてたらきっとショック受けたり怒ったりしてたと思う…でも今のキラリは…翼に対して信頼してるって感じ…」
キラリ「そんなことないよう!」
凛花はキラリが明らかに今までとは様子が違うことに、二人の仲に何かしらの進展があったのだと感じた。
~それから数日~
キラリと翼は家庭教師生活を満喫していた。
キラリ「さすがに中学校の勉強になると難しいなぁ…」
翼「だけどよ、この短期間でめざましい成長してると思うぞ!」
キラリ「そうかなぁ?」
翼「きっとキラリの脳は今までほとんど情報を入れて来なかったから、白紙の紙と同じでたくさん頭に入るスペースが残ってるんじゃないか?」
キラリ「そうなのかなぁ?てことは、私天才?」
翼「いや…ゴメン…そういう意味では無かった…」
キラリ「中学校の勉強はちょっとややこしいよ」
翼「それは思い込みさ。小学校の続きだと考えろよ!今まで基礎を学んで来たんだから、今度はそこに少しだけ付け足す感じだ。キラリが思ってるよりも簡単なはずだぞ!」
翼は常にキラリに寄り添い、優しく指導する。
キラリが勉強が楽しい、好きだと思わせるようにいろいろ工夫をこらしていた。
そして、キラリも憧れの家庭教師との勉強で、信じられないスピードで吸収していく。
翼「キラリ、この分だとひと月に一学年分の中学校レベルの勉強がクリア出来そうだな!」
キラリは自分が勉強が出来るようになって嬉しい以上に、翼がそれを見て喜ぶ姿を見ることに幸福感を感じていった。
そしてその週末
翼はキラリとの約束通り、レディースの集会に一緒に参加することになった。
キラリはあえてメンバーにはこのことは内緒にしていた。
~集会所~
レディースメンバー達は爆音を轟かせながら神社の駐車場にバイクを停めた。
メンバー達はキラリの要望で皆特攻服を着ていた。
いつもはキラリが一番後に到着するのだが、この日は一番に到着していた。
メンバーA「あれ!?総長早いじゃないすか!」
メンバーC「ほんとだ!雨でも降るんじゃね?」
メンバーI「総長、なんか戦争でもやるんすか?いきなり特攻服着てこいなんて」
メンバーG「今日はなんか特別な日すか?」
キラリ「まぁ、待てよ!今日はな、ちょっとサプリメントで特別ゲストを呼んでんだよ!」
メンバーF「総長……それを言うなら……サプライズでは?」
キラリ「あ?サ…サプラ……まぁそんなことどうでも良いんだよ!肝心なのはスペシャルゲストなんだから!」
メンバーB「で?いったい誰すか?」
キラリは得意気に後ろを振り返り
キラリ「出て来ていいよ!」
と暗闇の方へ向かって声をかけた。
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