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また逢える日まで
さよならまたな
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数年後、今日は結婚式だ。みんながお祝いしてくれる中、カナは一人になりたいとアルトにお願いし、それを聞き入れてくれたアルトがみんなを引き連れ、待機室を後にした。カナは、待機室で独り言を呟いていた。
「ユウ、私、アルトと結婚したよ。ユウのメッセージを聞いてから、彼、ずっとアタックし続けてくれたの。レンもミキもユミもリュウも認めてくれた人。両親も泣いて喜んでくれた。ユウの両親が気がかりだったけど、招待状出したら来てくれたよ。おめでとうって言ってくれた。ユウのご両親はいい人たちだね。ユウみたいな人が育つわけだ(笑)ねぇ、ユウ、私ね、今はとっても幸せだよ。ユウのとこに行くのおばあちゃんになってからだけど、私って気づいてくれるよね?気づかなかったら怒るからね!ユウ、私のこと好きになってくれてありがとう。いつかそっちに笑顔で会いに行くよ。それまでさようなら、大好きだった人」
~完~
「ユウ、私、アルトと結婚したよ。ユウのメッセージを聞いてから、彼、ずっとアタックし続けてくれたの。レンもミキもユミもリュウも認めてくれた人。両親も泣いて喜んでくれた。ユウの両親が気がかりだったけど、招待状出したら来てくれたよ。おめでとうって言ってくれた。ユウのご両親はいい人たちだね。ユウみたいな人が育つわけだ(笑)ねぇ、ユウ、私ね、今はとっても幸せだよ。ユウのとこに行くのおばあちゃんになってからだけど、私って気づいてくれるよね?気づかなかったら怒るからね!ユウ、私のこと好きになってくれてありがとう。いつかそっちに笑顔で会いに行くよ。それまでさようなら、大好きだった人」
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