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第五章 もつれあう前世の因縁
永遠の少年
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すらりとして背が高く、夢のような美貌。
うつくしい銀髪の魔導士は、腰に軽く手をあてて面白そうに目を輝かせ、イカロスを見た。
「ディートリヒ。以前俺が会ったとき、お前はそんな名前だったな」
うっとイカロスが変な声を上げた。
明らかにひるんだ様子で、顔を強張らせる。
「何者だ。ディートリヒが生きていたのはいつの時代だと思っているんだ……!!」
ルーク・シルヴァは唇に薄く笑みを浮かべただけで、答えない。
「ありえない。ありえないだろ、どうしてその名前が……。それに、さっきの脅し文句はまるで」
震え声のイカロスの独白を聞きながら。
アゼルは瞑目した。
木の影で、ロイドが「よいしょ」と小さな声とともに立ち上がった。
──まるでお前こそが魔王のようではないか。
(その一言を、今言わせるわけにはいかないんだなぁ)
「ルーク・シルヴァ。お前が出るまでもない。オレに任せていいんだぞ」
イカロスの言葉を遮るように、姿を現したロイドが声をかける。
ちらりとだけ視線を投げてから、ルーク・シルヴァは目を細めて酷薄な微笑を浮かべた。
「だめだ。俺が殺す。そこの二人を連れてどこかへ行っていろ。どうやら、あれはクライスにとってもクロノスにとっても『弟』らしい。惨い死を見せるのはさすがに気が引ける」
やりとりを見守っていたクライスは、ルーク・シルヴァがまったく自分を見ないことに気付いていた。
(怒ってる……? 何に、そんなに? 『僕』のことじゃない?)
恋人にちょっかい出されたからと言ったが、そんな次元の怒りではない気がする。
何かもっと違う。
目には見えない青い炎に包まれているように見える。誰も寄せ付けない。熱すぎて色味を変えた、青い灼熱。
周囲を拒絶するかのような彼のその凄烈な怒りを、クライスは一度だけ見たことがある。
(……妹の話をしたときだ……。死んだ妹の)
「ディートリヒって、あのディートリヒか。そっか……」
「ロイドさん、何か覚えが?」
一人頷いているロイドに対し、クロノスが声をひそめて尋ねる。
ロイドは「うーん」と顔を渋く歪めてクロノスを見た。
「覚え、ある。うん。だめだ、オレじゃルーク・シルヴァを止められない。止められないけど、あいつのそばにいたいから。アゼル、二人を退避させて。ルーク・シルヴァが本気を出したらどうなるかわかるよね?」
ロイドの言葉に、アゼルはわずかに眉をひそめた。
「きけませんね」
クロノスがきつい口調とまなざしでロイドを責める。
「だめ。オレとあいつの問題に関わらないで。あいつはきっと君らには関わってほしくない」
なおも言い募ろうとしたクロノスの腕に、クライスが手をかけた。
「ロイドさんがこう言ってるんだ。だめなんだと思う」
「だめって……お前はそれでいいのか。恋人なのに? 何もわからないまま、関わるなって言われて引き下がれるのか」
瞬間的にクライスの瞳にひどい苛立ちが浮かんだが、意志の力でねじこんだように声は冷静だった。
「恋人だけどっ。だめなものはだめなんだよ……っ! 僕だって、僕とクロノス殿下の間にルーク・シルヴァを入れることはできない。殿下との関係、今は『恋人』にも気安く触れてほしくない。それと同じような感情が、ルーク・シルヴァにあるなら否定しない。ロイドさんがだめって言っている以上、引き下がるよ……っ。どうにもできないんだ」
何か言おうとしたかのように、クロノスは息を吸い込んだが。
そのままふうっと吐き出した。前髪が微かに揺れた。
自分の腕にかけられたクライスの手を見て、俯いてしまった赤毛の頭頂部を見下ろした。
「なんだかな」
「なんだよ」
「別に」
クライスは顔を上げ、キッとクロノスを睨みつけた。
「言えよ……っ」
「言わないよ。お前が覚えていない話をしても仕方ないだろ」
「悪かったなっ。なんにも覚えてなくて。だけど、体が覚えてるよ。僕には殿下が必要なんだってこと。昨日みたいに一緒に戦ったらわかっちゃうよね! 嫌になるくらい、僕が背中をまかせるのは殿下だけなんだってこと。だからといって、心までどうにかできるなんて勘違いしないで欲しいんだけど」
クロノスはすっと横を向いた。
笑いをこらえていると気付いて、クライスはさらに目を怒らせて、胸倉に掴みかかる。
掴まれるに任せたクロノスは、くつくつと堪えきれなかった笑い声をこぼしながら言った。
「体が俺を必要としちゃうの? そういう甘い話はやめてほしいんだけど。まだ昼だよ」
「はああああ!? 何言ってんの!? それ曲解だよね!! なんでそうなるわけ!?」
ぐいぐい胸倉を引っ張るクライスの手に手をかけて、クロノスはにっこりと艶やかに微笑んだ。
「何でも何も。心はくれないけど、体は離れられないって言ったのお前だろ。俺とはそういう関係でいたいって? わかった。つれないけど、積極的な感じ、嫌じゃないな」
「だから!! おかしいから!! なんか違う意味にしようとしている!!」
「クライス、力が強い。首が苦しい。俺にはそういう手荒なことしていいと思ってるのか。自分のものだから?」
不意に間近な位置からじっと見つめられて、クライスはぱっと手を離した。そのまま距離を置いて逃げようとしたが、素早くクロノスが手首を捕まえる。
「逃がさないよ。せっかく飛び込んできたんだ」
一方的に熱烈な告白をしてしまった上に、暴力的な文句までつけた覚えのあるクライスは、さすがに無碍に振り払うことができないまま顔を赤らめて固まってしまった。
その様子を見守っていたロイドは、頃合いだとアゼルに目で合図した。「行ってよ」と、小声で付け足す。
クロノスは、クライスをとらえたまま、改めてロイドに向き直った。
「イカロスは『魔王』を名乗っていますが。お二人で対応できると?」
「そうだね。あれは魔王でもなんでもない、ただの魔力が飛び抜けて高い人間だ。ルーク・シルヴァなら……。ただあいつ昔ちょっと大怪我して魔力の出力に不安が。いやなんでもない」
言い過ぎたことを悔いるように口を閉ざしたロイドに対し、クライスが身を乗り出す。大きな瞳が、泣きそうに潤んでいた。
「大怪我? もう大丈夫なんですか? 昔っていつ頃の話?」
「うん。まぁ、そうね」
急に歯切れが悪くなり、ロイドは顔を逸らした。その様子を見てアゼルが「ああ」と頷く。そしてやはり気まずさから視線をさまよわせた。
(それたぶんルミナスがやった怪我……!)
一方のルーク・シルヴァは二、三イカロスと言葉を交わしてから、振り返った。
視線が探し当てたのはクロノス。
「『死によって記憶が途絶えることのない存在』わかるか、魔導士」
水を向けられて、クロノスは神妙な顔をした。
「どこかで聞いたことがある。思い出そうとはしているんですが。何かに邪魔をされているようで、すっきり思い出せなません」
その回答を聞いて、ルーク・シルヴァはにこりと笑った。
「記憶に妨害の呪いがかけられてるぞ、お前。お前がその気になって探れないはずがないし、実際探ったはずだ。何しろ『死によって記憶が途絶えることが無い』これはお前自身にもあてはまるだろう?」
「俺ですか」
「そうだ。お前だよ。魔力が高ければ高いほど、生まれ変わりの時点で記憶を引き継ぐ可能性が高くなる。お前の場合、前世で魔力を高め過ぎた。対処しないとこの先もどうなるかわからない。重くなる一方の記憶は、何度生まれ変わってもお前を苦しめる。たとえば、記憶に駆り立てられて同じ相手ばかり求める愚を犯す、とかな。あいつみたいにな」
ルーク・シルヴァが、立てた親指で軽くイカロスを示してみせた。
「同じ相手ばかりを……?」
クロノスは、はっきりと険のある表情をしているイカロスを見る。赤い瞳が紅蓮に染まっている。
ルーク・シルヴァは何も気にした様子がなく、淡々とした調子で言った。
「さらに言えば、強すぎる魔力は、子どもの肉体には収まりにくい。成長過程で得たわけではなく、始めから魔力を持って生まれた場合、体に適合しきれず早死にする。クライスの双子として生を受けたというあの魔導士も、おそらく魔力を受け止めきれなくて死んだ。ああなった存在は、よほど適合する肉体を得ない限り、大人になれないまま短命で終わる人生を繰り返す。どこかでその身にこびりついた魔法を削ぎ落して死に、続く因縁を断ち切らない限り、永遠に」
声は静かだった。
ルーク・シルヴァはイカロスに目を向けた。
「いやだ……。僕はこのままでいい。この記憶と魔力を持ち続けて、この先も生きていく!」
恐怖にかられたかのように叫ぶ白い少年に向かい、銀色の魔導士は厳かに宣言した。
「ディートリヒ。ここで終わらせてやる。お前のすべてを俺が奪おう。安らかな死は与えてやれないかもしれないが、今度の眠りは深いぞ」
うつくしい銀髪の魔導士は、腰に軽く手をあてて面白そうに目を輝かせ、イカロスを見た。
「ディートリヒ。以前俺が会ったとき、お前はそんな名前だったな」
うっとイカロスが変な声を上げた。
明らかにひるんだ様子で、顔を強張らせる。
「何者だ。ディートリヒが生きていたのはいつの時代だと思っているんだ……!!」
ルーク・シルヴァは唇に薄く笑みを浮かべただけで、答えない。
「ありえない。ありえないだろ、どうしてその名前が……。それに、さっきの脅し文句はまるで」
震え声のイカロスの独白を聞きながら。
アゼルは瞑目した。
木の影で、ロイドが「よいしょ」と小さな声とともに立ち上がった。
──まるでお前こそが魔王のようではないか。
(その一言を、今言わせるわけにはいかないんだなぁ)
「ルーク・シルヴァ。お前が出るまでもない。オレに任せていいんだぞ」
イカロスの言葉を遮るように、姿を現したロイドが声をかける。
ちらりとだけ視線を投げてから、ルーク・シルヴァは目を細めて酷薄な微笑を浮かべた。
「だめだ。俺が殺す。そこの二人を連れてどこかへ行っていろ。どうやら、あれはクライスにとってもクロノスにとっても『弟』らしい。惨い死を見せるのはさすがに気が引ける」
やりとりを見守っていたクライスは、ルーク・シルヴァがまったく自分を見ないことに気付いていた。
(怒ってる……? 何に、そんなに? 『僕』のことじゃない?)
恋人にちょっかい出されたからと言ったが、そんな次元の怒りではない気がする。
何かもっと違う。
目には見えない青い炎に包まれているように見える。誰も寄せ付けない。熱すぎて色味を変えた、青い灼熱。
周囲を拒絶するかのような彼のその凄烈な怒りを、クライスは一度だけ見たことがある。
(……妹の話をしたときだ……。死んだ妹の)
「ディートリヒって、あのディートリヒか。そっか……」
「ロイドさん、何か覚えが?」
一人頷いているロイドに対し、クロノスが声をひそめて尋ねる。
ロイドは「うーん」と顔を渋く歪めてクロノスを見た。
「覚え、ある。うん。だめだ、オレじゃルーク・シルヴァを止められない。止められないけど、あいつのそばにいたいから。アゼル、二人を退避させて。ルーク・シルヴァが本気を出したらどうなるかわかるよね?」
ロイドの言葉に、アゼルはわずかに眉をひそめた。
「きけませんね」
クロノスがきつい口調とまなざしでロイドを責める。
「だめ。オレとあいつの問題に関わらないで。あいつはきっと君らには関わってほしくない」
なおも言い募ろうとしたクロノスの腕に、クライスが手をかけた。
「ロイドさんがこう言ってるんだ。だめなんだと思う」
「だめって……お前はそれでいいのか。恋人なのに? 何もわからないまま、関わるなって言われて引き下がれるのか」
瞬間的にクライスの瞳にひどい苛立ちが浮かんだが、意志の力でねじこんだように声は冷静だった。
「恋人だけどっ。だめなものはだめなんだよ……っ! 僕だって、僕とクロノス殿下の間にルーク・シルヴァを入れることはできない。殿下との関係、今は『恋人』にも気安く触れてほしくない。それと同じような感情が、ルーク・シルヴァにあるなら否定しない。ロイドさんがだめって言っている以上、引き下がるよ……っ。どうにもできないんだ」
何か言おうとしたかのように、クロノスは息を吸い込んだが。
そのままふうっと吐き出した。前髪が微かに揺れた。
自分の腕にかけられたクライスの手を見て、俯いてしまった赤毛の頭頂部を見下ろした。
「なんだかな」
「なんだよ」
「別に」
クライスは顔を上げ、キッとクロノスを睨みつけた。
「言えよ……っ」
「言わないよ。お前が覚えていない話をしても仕方ないだろ」
「悪かったなっ。なんにも覚えてなくて。だけど、体が覚えてるよ。僕には殿下が必要なんだってこと。昨日みたいに一緒に戦ったらわかっちゃうよね! 嫌になるくらい、僕が背中をまかせるのは殿下だけなんだってこと。だからといって、心までどうにかできるなんて勘違いしないで欲しいんだけど」
クロノスはすっと横を向いた。
笑いをこらえていると気付いて、クライスはさらに目を怒らせて、胸倉に掴みかかる。
掴まれるに任せたクロノスは、くつくつと堪えきれなかった笑い声をこぼしながら言った。
「体が俺を必要としちゃうの? そういう甘い話はやめてほしいんだけど。まだ昼だよ」
「はああああ!? 何言ってんの!? それ曲解だよね!! なんでそうなるわけ!?」
ぐいぐい胸倉を引っ張るクライスの手に手をかけて、クロノスはにっこりと艶やかに微笑んだ。
「何でも何も。心はくれないけど、体は離れられないって言ったのお前だろ。俺とはそういう関係でいたいって? わかった。つれないけど、積極的な感じ、嫌じゃないな」
「だから!! おかしいから!! なんか違う意味にしようとしている!!」
「クライス、力が強い。首が苦しい。俺にはそういう手荒なことしていいと思ってるのか。自分のものだから?」
不意に間近な位置からじっと見つめられて、クライスはぱっと手を離した。そのまま距離を置いて逃げようとしたが、素早くクロノスが手首を捕まえる。
「逃がさないよ。せっかく飛び込んできたんだ」
一方的に熱烈な告白をしてしまった上に、暴力的な文句までつけた覚えのあるクライスは、さすがに無碍に振り払うことができないまま顔を赤らめて固まってしまった。
その様子を見守っていたロイドは、頃合いだとアゼルに目で合図した。「行ってよ」と、小声で付け足す。
クロノスは、クライスをとらえたまま、改めてロイドに向き直った。
「イカロスは『魔王』を名乗っていますが。お二人で対応できると?」
「そうだね。あれは魔王でもなんでもない、ただの魔力が飛び抜けて高い人間だ。ルーク・シルヴァなら……。ただあいつ昔ちょっと大怪我して魔力の出力に不安が。いやなんでもない」
言い過ぎたことを悔いるように口を閉ざしたロイドに対し、クライスが身を乗り出す。大きな瞳が、泣きそうに潤んでいた。
「大怪我? もう大丈夫なんですか? 昔っていつ頃の話?」
「うん。まぁ、そうね」
急に歯切れが悪くなり、ロイドは顔を逸らした。その様子を見てアゼルが「ああ」と頷く。そしてやはり気まずさから視線をさまよわせた。
(それたぶんルミナスがやった怪我……!)
一方のルーク・シルヴァは二、三イカロスと言葉を交わしてから、振り返った。
視線が探し当てたのはクロノス。
「『死によって記憶が途絶えることのない存在』わかるか、魔導士」
水を向けられて、クロノスは神妙な顔をした。
「どこかで聞いたことがある。思い出そうとはしているんですが。何かに邪魔をされているようで、すっきり思い出せなません」
その回答を聞いて、ルーク・シルヴァはにこりと笑った。
「記憶に妨害の呪いがかけられてるぞ、お前。お前がその気になって探れないはずがないし、実際探ったはずだ。何しろ『死によって記憶が途絶えることが無い』これはお前自身にもあてはまるだろう?」
「俺ですか」
「そうだ。お前だよ。魔力が高ければ高いほど、生まれ変わりの時点で記憶を引き継ぐ可能性が高くなる。お前の場合、前世で魔力を高め過ぎた。対処しないとこの先もどうなるかわからない。重くなる一方の記憶は、何度生まれ変わってもお前を苦しめる。たとえば、記憶に駆り立てられて同じ相手ばかり求める愚を犯す、とかな。あいつみたいにな」
ルーク・シルヴァが、立てた親指で軽くイカロスを示してみせた。
「同じ相手ばかりを……?」
クロノスは、はっきりと険のある表情をしているイカロスを見る。赤い瞳が紅蓮に染まっている。
ルーク・シルヴァは何も気にした様子がなく、淡々とした調子で言った。
「さらに言えば、強すぎる魔力は、子どもの肉体には収まりにくい。成長過程で得たわけではなく、始めから魔力を持って生まれた場合、体に適合しきれず早死にする。クライスの双子として生を受けたというあの魔導士も、おそらく魔力を受け止めきれなくて死んだ。ああなった存在は、よほど適合する肉体を得ない限り、大人になれないまま短命で終わる人生を繰り返す。どこかでその身にこびりついた魔法を削ぎ落して死に、続く因縁を断ち切らない限り、永遠に」
声は静かだった。
ルーク・シルヴァはイカロスに目を向けた。
「いやだ……。僕はこのままでいい。この記憶と魔力を持ち続けて、この先も生きていく!」
恐怖にかられたかのように叫ぶ白い少年に向かい、銀色の魔導士は厳かに宣言した。
「ディートリヒ。ここで終わらせてやる。お前のすべてを俺が奪おう。安らかな死は与えてやれないかもしれないが、今度の眠りは深いぞ」
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