平凡ハイスペックのマイペース少年!〜王道学園風〜

ミクリ21

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1学期

16◆真紅視点

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俺は、基本的に存在感を消すのが得意だったりする。

だから、生徒会にスカウトされたんだ。

存在感を消すのが得意だからこそ、堂々と兎耳と兎尻尾を着けていても咎められたりしない。

気付かれないから、隠れファッションならぬ堂々ファッションだ。

生徒会の輝くメンバーと一緒にいても、気付かれないからとても個人的に楽だ。



ところが、そんな俺に気付いた人がいた。

食堂で、俺のことに気付いていたと思われる彼………竜城さん。

本当に気付いているのか確信はなかった。

でも、大浴場で偶然会って、兎耳のことを聞かれて確信した。



生徒会長の暁さんの時は塩対応だった竜城さんだけど、俺の時は普通に話をしてくれてちょっと嬉しかったな。

暁さん………嫌われてるのかな?

俺の兎耳と兎尻尾を可愛いと言ってくれる竜城さんには、自然と好意をもったのはいうまでもないことだろう。



また、こうして二人で話をしたいな。



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