天使と悪魔と保護者のお兄さん

ミクリ21

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8◆シュバルツ視点

お店の開店時間は、午前と午後に別れています。

昼休みとして、12時~1時までは自由時間にしているんですよ。

お昼時はお客様は来ないですからね。



さて、私はサンドイッチをバスケットに詰めて、グレイとリコルと3人で噴水のある広場に来ました。

「おっきい噴水だね」

「ふふ、大きいですね!」

リコルは噴水が気になるようで、水面をちょいちょいと触っています。

「何か投げている人がいるな」

「お願い事が叶いますようにって、願掛けをしているんですよ。グレイとリコルもしますか?」

この噴水広場は願掛けスポットとして有名で、こうしていろんな人が噴水の水の中に硬貨を投げ入れるんです。

ちなみに、硬貨の種類は問わずです。

その投げ入れられた硬貨たちは、回収した後に孤児院や医療施設に渡されます。

私はグレイとリコルに硬貨を渡し、私も硬貨を持って3人で水の中に投げ入れました。

ポチャン!

(グレイとリコルが、すくすく元気に育ちますように)

(グレイとパパが、ずっと一緒にいてくれますように)

(家族を二度と失いませんように)



「お願いできましたか?じゃあ、お昼を食べましょうね♪」

「「うん!」」

私達は、仲良くサンドイッチを食べました。
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