天使と悪魔と保護者のお兄さん

ミクリ21

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18◆シュバルツ視点

あれから少し時が経ちました。

私とレインがずっと一緒にいたので、グレイとリコルは落ち着いてきたと思います。

お店のお手伝いもよくしてくれて、お店にグレイとリコルの友達が遊びに来ることもあります。

しかし、私達から離れたがらないグレイとリコル。

子供達は、お店の中でいつも一緒に遊んでいました。

今では、それがこのお店の名物にもなっています。

癒されスポットというものです。

ちなみに、その効果で売り上げが上がりました。



グレイとリコルはそれぞれ趣味もみつけて、将来はその趣味を仕事にしたいと思っているそうです。

その趣味とは………。

グレイは剣を振るのが趣味になり、それを生かした仕事ということで、将来は騎士とか冒険者とか、そういうのになりたいそうです。

リコルはお菓子作りにハマり、将来はお菓子屋さんになりたいそうです。

二人共、大人になったらどんな人になるのか今はまだ分かりません。

ですがきっと、素敵な人になるのでしょうね。

私はそう思います。

子供が成長するのなんてあっという間だと言いますが、できることならゆっくり大きくなってほしいと私は思います。



新作の玩具を作り、私はその玩具を棚に並べました。

「パパ、この玩具はこっちかな?」

リコルが一緒に品出しをしてくれて、私はとても助かります。

私は微笑み、リコルの頭を撫でました。

「パパ。ママがさっき今日の夜は鍋にしようと言っていたけれど、魚と肉どっちがいいって聞いていたぞ」

グレイは、レインからの伝言を伝えに来たようですね。

私は、2人にどっちがいいですかと聞いてみます。

「肉!」

「魚!」

グレイとリコルは双子ですが、食の好みは少し違うようです。

グレイは肉派で、リコルは魚派です。

ちなみに、私はどちらかと言うと野菜などが好きですね。

そして、レインはどちらかといえば肉派ですね!

私は2人に微笑んで、じゃあ両方と言いました。

「両方入れた鍋?」

「いいえ、両方作ればいいと思いますよ♪」

私からそう聞いたグレイは、レインの所に行ってそのことを言うと、今夜は両方作るということに決まりました。

レインは張り切っていたそうです。

私は今夜の食事を楽しみに思いながら、今日もお店を開店します。







読んでくれてありがとうございました!
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