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1◆ヤマト視点
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僕は小学生のヤマト。
9歳の男の子だよ。
異世界転移の話が大好きで、僕は本をいっぱい読むのが好きだった。
僕の夢は、いつか森とか山とか海とか………そういう場所でスローライフをすることなんだよ!
でもね、できないのはわかってるんだ。
大人になったら、忙しいからそんな夢を語る暇はないんだよね。
共働きの両親をみていると、大人になるのがちょっとだけ怖くなる時もある。
でも、今だけは夢をみていてもいいよね?
子供のみる微笑ましい夢として。
「あれ?」
ある日、朝に起きると知らない場所だった。
………僕、本の読みすぎなのかなと、ちょっと自分の頭を心配しちゃったよ。
木がいっぱいある自然豊かな場所で、林なのか森なのか山なのかはちょっとわからない。
もしかして、これは夢をみているのかなと思って頬をつねったけど、痛いだけだった。
うーん。
もしも、これが異世界転移とかだったら、定番は森だよね!
ということで、異世界転移なんだったら、夢のスローライフをしてみよう!
家も何も無いけど、今の僕にはワクワクとドキドキしか感じられなかった。
「よし!そうと決まったら、まずは拠点だ!」
何事にも拠点は大事だよね?
僕は、その辺に落ちていたちょっと太めの枝を拾って、それを一応武器にすることにした。
丸腰だと、野生の獣や魔物に「僕を美味しく食べてね(ハート)」と言っているみたいなものだよね!
……魔物がいるかはわからないけど。
僕は、ちょうど拠点にできそうな場所を探し始めた。
9歳の男の子だよ。
異世界転移の話が大好きで、僕は本をいっぱい読むのが好きだった。
僕の夢は、いつか森とか山とか海とか………そういう場所でスローライフをすることなんだよ!
でもね、できないのはわかってるんだ。
大人になったら、忙しいからそんな夢を語る暇はないんだよね。
共働きの両親をみていると、大人になるのがちょっとだけ怖くなる時もある。
でも、今だけは夢をみていてもいいよね?
子供のみる微笑ましい夢として。
「あれ?」
ある日、朝に起きると知らない場所だった。
………僕、本の読みすぎなのかなと、ちょっと自分の頭を心配しちゃったよ。
木がいっぱいある自然豊かな場所で、林なのか森なのか山なのかはちょっとわからない。
もしかして、これは夢をみているのかなと思って頬をつねったけど、痛いだけだった。
うーん。
もしも、これが異世界転移とかだったら、定番は森だよね!
ということで、異世界転移なんだったら、夢のスローライフをしてみよう!
家も何も無いけど、今の僕にはワクワクとドキドキしか感じられなかった。
「よし!そうと決まったら、まずは拠点だ!」
何事にも拠点は大事だよね?
僕は、その辺に落ちていたちょっと太めの枝を拾って、それを一応武器にすることにした。
丸腰だと、野生の獣や魔物に「僕を美味しく食べてね(ハート)」と言っているみたいなものだよね!
……魔物がいるかはわからないけど。
僕は、ちょうど拠点にできそうな場所を探し始めた。
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