異世界に転移したショタは森でスローライフ中

ミクリ21

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5◆ヤマト視点

ハーメルンさんと一緒にスローライフをすることになった僕は、実は嬉しかったりする。

やっぱりね、そのね、一人は………寂しいからね。

スローライフは確かに夢だけど、一人になりたかったわけじゃないから。

「ハーメルンさん」

「どうしましたか?」

「一緒にお風呂入りたい!」

「ぐはっ!」

たまにハーメルンさんは、変な反応をするけど、優しいから大好きだな。

「は…はい!一緒に入りましょう!」

ちょっとハアハアいっているハーメルンさんと、浴室に来たけど………お湯はどこから出すのかな?

ちなみに、井戸が外にあったけど、井戸の水を運んでくるのかな?

僕が不思議に思っていると、ハーメルンさんは魔法で水を出して、その水を魔法でお湯にしていた!

「すごいね!ハーメルンさんはなんでもできるんだね!」

「ふふ、なんでもはできませんよ?」

二人で、そんな和気あいあいとした会話をしながら服を脱いで、身体を洗う。

残念ながらシャワーは無いけど、贅沢は敵だ!

お風呂にこうして入れるんだから、充分有難いよね!

よく異世界に主人公が行くと、お風呂は高級だから入れないなんて話の本はいっぱいあった。

異世界初日でお風呂に入れて、僕は恵まれているなぁ。

「ハーメルンさん、背中洗っていい?」 

「背中!?ヤマトに背中を……私の息子は大丈夫でしょうか?理性が…理性が……!!」

「ハーメルンさん?息子さんがいるの?」

ビクつくハーメルンさん。

そっか、ハーメルンさんには息子さんがいるのか。

じゃあ、奥さんとかもいるのかな。

……と、思っていたけど違うらしい。

「いえ、息子は息子でも……ペニスのことです」

「ペニスって何?」

「………チンコです」

「お子さんと奥さんは?」

「私は独身ですよ」

驚いちゃったよ!

だって、ハーメルンさんはこんなに優しくて美人なのに、独身だなんて………。

あ、森暮らしだから世の中の人の視界に入らないのか!

………もったいないな。

僕が女の子だったら、絶対に結婚したいと思うのに。

そう思っていたのが、ハーメルンさんに伝わってしまったのかな?

僕はいきなり告白をされたんだ。

「私は、ヤマトを私の妻にしたいと思っていますよ。一目惚れで……ヤマトのことが好きなんです」

もじもじとしているのは、ちょっと可愛いような気がする。

けれど、ハーメルンさん。

今…僕たちは……全裸で、石鹸の泡がたくさんついている状態なんだよ。

気持ちは嬉しいけど、告白のタイミングは考えてほしかったな。

どうしよう………すごく照れる。
感想 1

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