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世間はそれを『ジャイアニズム』と言う
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俺の名前はカルメン。
俺には、王太子であるメッツァーという親友がいるんだ。
俺とメッツァーはすごく仲良くてな、いつも一緒にいるんだぜ!
俺とメッツァーは、ずっと仲良しの親友だと………俺は思っていた。
「カルメン。君の尻を私にくれ」
「………意味がわからん」
突然、笑顔で変なことを言われた。
尻をくれとはこれいかに?
「カ~ルメンさん♪カ~ルメンさん♪お腰についてるお尻を♪全部~私にくださいな~♪」
「何故歌い出した!?」
というか、その歌は何の歌なんだ!?
メッツァーは、楽しそうに歌っている。
「カルメン、よく聞くんだ」
「なんだ?」
「私の尻は私の尻。君の尻は私の尻なんだ。とてもとても大事なことだからもう一度言うよ?私の尻は私の尻。君の尻は私の尻だ。わかったかな?」
「………俺の尻は俺の尻だろ」
どうしよう………メッツァーが壊れた。
叩けば治るかな?
「カルメン………私はただ、カルメンの尻を触って匂いを嗅いでペロペロして指を入れて私の私をズッポリと入れたいだけなんだよ」
お…おぅ。
早口で何か言われたが、ちょっと理解できなかった。
これが所謂、マシンガントークというやつなのか………。
とりあえず俺は、理解できなかったのを笑って誤魔化しといた。
「カルメン。いいだろ?」
「なんで俺の尻なんだ?」
当然の疑問を聞いてみた。
「カルメンは、私の推しだからな!」
推し………どういう意味なんだろう。
そして俺は………押し倒されて、美味しく頂かれてしまった。
「カルメン。責任を取るから、この婚姻届けに名前を書いてくれ」
「なんで婚姻届け持っているんだ!?」
驚きはしたが、メッツァーがグイグイくるので根負けしてしまった俺だった。
メッツァーに溺愛されて、親友から伴侶に変わってしまったけど、俺は今でも幸せだ。
めでたしめでたし!
俺には、王太子であるメッツァーという親友がいるんだ。
俺とメッツァーはすごく仲良くてな、いつも一緒にいるんだぜ!
俺とメッツァーは、ずっと仲良しの親友だと………俺は思っていた。
「カルメン。君の尻を私にくれ」
「………意味がわからん」
突然、笑顔で変なことを言われた。
尻をくれとはこれいかに?
「カ~ルメンさん♪カ~ルメンさん♪お腰についてるお尻を♪全部~私にくださいな~♪」
「何故歌い出した!?」
というか、その歌は何の歌なんだ!?
メッツァーは、楽しそうに歌っている。
「カルメン、よく聞くんだ」
「なんだ?」
「私の尻は私の尻。君の尻は私の尻なんだ。とてもとても大事なことだからもう一度言うよ?私の尻は私の尻。君の尻は私の尻だ。わかったかな?」
「………俺の尻は俺の尻だろ」
どうしよう………メッツァーが壊れた。
叩けば治るかな?
「カルメン………私はただ、カルメンの尻を触って匂いを嗅いでペロペロして指を入れて私の私をズッポリと入れたいだけなんだよ」
お…おぅ。
早口で何か言われたが、ちょっと理解できなかった。
これが所謂、マシンガントークというやつなのか………。
とりあえず俺は、理解できなかったのを笑って誤魔化しといた。
「カルメン。いいだろ?」
「なんで俺の尻なんだ?」
当然の疑問を聞いてみた。
「カルメンは、私の推しだからな!」
推し………どういう意味なんだろう。
そして俺は………押し倒されて、美味しく頂かれてしまった。
「カルメン。責任を取るから、この婚姻届けに名前を書いてくれ」
「なんで婚姻届け持っているんだ!?」
驚きはしたが、メッツァーがグイグイくるので根負けしてしまった俺だった。
メッツァーに溺愛されて、親友から伴侶に変わってしまったけど、俺は今でも幸せだ。
めでたしめでたし!
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