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掘られてしまえ!
「アンドレ、離婚するわよ」
「なんで!?」
私はハンナ。
夫のアンドレに、離婚をしようと思っているの。
何故なら………。
「アンドレが浮気しているのを、私が知らないとでも思っているのかしら?」
「う…浮気なんて…してない……よ」
ギクリと小動物のように震えだすクソ旦那。
「証拠はあるのよ。トーマス!」
「はい、奥様」
執事のトーマスに持っていてもらった証拠を受け取り、アンドレに投げつける。
「痛い!!」
そこには、浮気相手のルナのいやらしい写真が散らばった。
アンドレの頬に写真の角が当たり、ちょっと痛かったらしいがそんなことはどうでもいいのよ。
「こんな娼婦みたいな女がアンドレの好みだったなんて、知らなかったわ」
ただの裸だけでなく、自慰中や行為中の写真まである。
これらをアンドレは、大事にベッドの下や本棚の本の裏側等に隠していた。
これがただのエロ本だったなら、私だって許していたのよ?
だって、エロ本は男の大切な物だからね。
でも、浮気のエロ写真は許さないわよ。
「アンドレ、私と離婚をしたらモーゼ殿下が来ちゃうわね」
「ひぇっ!!」
モーゼ殿下は、ずっとアンドレを欲しがっていたのよ。
だけど、アンドレは私と生まれた時から婚約が決まっていた。
父親同士が仲良くて、同日に生まれた男女だったから即婚約ってなったらしい。
まだ生まれてから一日も経ってなかったそうよ。
それで、モーゼ殿下は何度もアンドレの婚約を白紙にしてくれと、私とアンドレの親に頭を下げに来ていた。
しかし、アンドレは断固拒否していた。
理由は、男同士というのもあるけれど………モーゼ殿下が変態だったから。
「はぁはぁ……アンドレきゅんの匂いがする………。あっ!やっぱりいたんだねアンドレきゅん!アンドレきゅんの匂いの濃さから、32分14秒ここにいたんだね」
アンドレの匂いに敏感で、必ずアンドレをみつけるし、何時間いたかも匂いの濃さでわかるそう。
アンドレをみつめる眼差しは血走っていて、ヨダレを口から垂れ流す………一応イケメンの王子様。
変態だけど王子様。
アンドレの私物をよく盗んでは、白いナニか付きで、いつの間にかアンドレに返している。
私物を盗む姿は多くの生徒や教師に目撃されていたけど、王族だから皆見てみぬフリだったのよ。
あの頃は、アンドレは私にすがり付いて私達は仲良し婚約者とアピールして身を守っていたわね。
だけど、結婚をしてから気が緩んだみたい。
こんなクソ旦那は、私はいらないわ。
穢らわしい。
「ルナさんにすがりついても、ルナさんはアンドレを守れないわよ。先に彼女に慰謝料の話をしたの。男爵家のルナさんは、慰謝料を請求しても払えないと言って減額を望んだ。だから、アンドレと二度と接触しないなら慰謝料を請求しないと約束したの。もちろん、一度でも接触したら慰謝料を絶対払う約束付きでね。誓約書にもサインをもらったわ。アンドレの実家にも慰謝料の話を先にしているの。おじ様、すごく怒っていたわよ。もう勘当ですって。だから、誰もアンドレをモーゼ殿下から助けないわ」
「い…嫌だ!あんな変態嫌だ!ケツ掘られる未来しか見えない!」
「掘られてしまいなさい。モーゼ殿下ね、実はずっとこの日を待っていたのよ。だって、ずっとアンドレを王家の影に監視させていたんだから。きっと、もう馬車で向かっているんじゃない?」
「な…なんだって!?」
結婚してもモーゼ殿下は諦めなかった。
ずっとアンドレを監視して、それで私より先に浮気を知って、浮気の事実を私に教えたの。
離婚を促すために、大量の浮気の証拠の書類を持ってね。
「ハンナ、二度と浮気しないから助けてくれ………」
「嫌よ。ちなみに、アンドレの払う慰謝料はモーゼ殿下が払ってくれるそうよ。良かったわね」
「慰謝料と掘られるなら、慰謝料を払う方を選ぶからモーゼ殿下は嫌だ!」
「貴方に選ぶ権利はないの。そうですよね?モーゼ殿下」
「アンドレきゅん、首輪を用意してこの日を待っていたよ。はぁはぁはぁはぁ」
「嫌だーーー!!」
いつの間にか来ていたモーゼ殿下は、イっちゃってる瞳でアンドレを拘束して引き摺っていった。
後日、しっかりモーゼ殿下から感謝の手紙と慰謝料が届けられた。
もちろん、離婚届けは無事に受理されている。
そして、あの日からアンドレの姿をみた者はいないのだった。
「なんで!?」
私はハンナ。
夫のアンドレに、離婚をしようと思っているの。
何故なら………。
「アンドレが浮気しているのを、私が知らないとでも思っているのかしら?」
「う…浮気なんて…してない……よ」
ギクリと小動物のように震えだすクソ旦那。
「証拠はあるのよ。トーマス!」
「はい、奥様」
執事のトーマスに持っていてもらった証拠を受け取り、アンドレに投げつける。
「痛い!!」
そこには、浮気相手のルナのいやらしい写真が散らばった。
アンドレの頬に写真の角が当たり、ちょっと痛かったらしいがそんなことはどうでもいいのよ。
「こんな娼婦みたいな女がアンドレの好みだったなんて、知らなかったわ」
ただの裸だけでなく、自慰中や行為中の写真まである。
これらをアンドレは、大事にベッドの下や本棚の本の裏側等に隠していた。
これがただのエロ本だったなら、私だって許していたのよ?
だって、エロ本は男の大切な物だからね。
でも、浮気のエロ写真は許さないわよ。
「アンドレ、私と離婚をしたらモーゼ殿下が来ちゃうわね」
「ひぇっ!!」
モーゼ殿下は、ずっとアンドレを欲しがっていたのよ。
だけど、アンドレは私と生まれた時から婚約が決まっていた。
父親同士が仲良くて、同日に生まれた男女だったから即婚約ってなったらしい。
まだ生まれてから一日も経ってなかったそうよ。
それで、モーゼ殿下は何度もアンドレの婚約を白紙にしてくれと、私とアンドレの親に頭を下げに来ていた。
しかし、アンドレは断固拒否していた。
理由は、男同士というのもあるけれど………モーゼ殿下が変態だったから。
「はぁはぁ……アンドレきゅんの匂いがする………。あっ!やっぱりいたんだねアンドレきゅん!アンドレきゅんの匂いの濃さから、32分14秒ここにいたんだね」
アンドレの匂いに敏感で、必ずアンドレをみつけるし、何時間いたかも匂いの濃さでわかるそう。
アンドレをみつめる眼差しは血走っていて、ヨダレを口から垂れ流す………一応イケメンの王子様。
変態だけど王子様。
アンドレの私物をよく盗んでは、白いナニか付きで、いつの間にかアンドレに返している。
私物を盗む姿は多くの生徒や教師に目撃されていたけど、王族だから皆見てみぬフリだったのよ。
あの頃は、アンドレは私にすがり付いて私達は仲良し婚約者とアピールして身を守っていたわね。
だけど、結婚をしてから気が緩んだみたい。
こんなクソ旦那は、私はいらないわ。
穢らわしい。
「ルナさんにすがりついても、ルナさんはアンドレを守れないわよ。先に彼女に慰謝料の話をしたの。男爵家のルナさんは、慰謝料を請求しても払えないと言って減額を望んだ。だから、アンドレと二度と接触しないなら慰謝料を請求しないと約束したの。もちろん、一度でも接触したら慰謝料を絶対払う約束付きでね。誓約書にもサインをもらったわ。アンドレの実家にも慰謝料の話を先にしているの。おじ様、すごく怒っていたわよ。もう勘当ですって。だから、誰もアンドレをモーゼ殿下から助けないわ」
「い…嫌だ!あんな変態嫌だ!ケツ掘られる未来しか見えない!」
「掘られてしまいなさい。モーゼ殿下ね、実はずっとこの日を待っていたのよ。だって、ずっとアンドレを王家の影に監視させていたんだから。きっと、もう馬車で向かっているんじゃない?」
「な…なんだって!?」
結婚してもモーゼ殿下は諦めなかった。
ずっとアンドレを監視して、それで私より先に浮気を知って、浮気の事実を私に教えたの。
離婚を促すために、大量の浮気の証拠の書類を持ってね。
「ハンナ、二度と浮気しないから助けてくれ………」
「嫌よ。ちなみに、アンドレの払う慰謝料はモーゼ殿下が払ってくれるそうよ。良かったわね」
「慰謝料と掘られるなら、慰謝料を払う方を選ぶからモーゼ殿下は嫌だ!」
「貴方に選ぶ権利はないの。そうですよね?モーゼ殿下」
「アンドレきゅん、首輪を用意してこの日を待っていたよ。はぁはぁはぁはぁ」
「嫌だーーー!!」
いつの間にか来ていたモーゼ殿下は、イっちゃってる瞳でアンドレを拘束して引き摺っていった。
後日、しっかりモーゼ殿下から感謝の手紙と慰謝料が届けられた。
もちろん、離婚届けは無事に受理されている。
そして、あの日からアンドレの姿をみた者はいないのだった。
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