魔王様!シャンプーハットをお忘れです!

ミクリ21

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6◆アルベルト視点

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朝風呂は最高だと思っている。

クーロの、私を洗う手は正にゴッドハンドなんだ。

頭を洗う時も、身体を洗う時も、とても気持ち良くて全てを委ねてしまう。

本当は、一緒に風呂に浸かりたいし、私もクーロを洗ってみたいが、クーロにもしも嫌がられたらショックだから………その望みはクーロには秘密だ。

私は、シャンプーハットがないと頭を洗えないんだ。

愛用のシャンプーハットを買うとき、恥ずかしくて………知り合いの子供用だと言って購入した。

魔族の子供は、身体の大きな種族もいるから、そういう子供用にした。

なにせ、使うのは私だからな………。

クーロは優しい。

私が、シャンプーハットがないと頭が洗えないと知っても、クーロは笑わなかった。

私はクーロよりも歳上のゴツい男なのに………。

皆に恐れられている魔王なのに………。

クーロは私をバカにしない。

ありのままの私を受け入れてくれる。

私は、クーロと出会えて幸せ者だ。
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