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9◆ダリア視点

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兄様がローズ君になった時の、女の子の身体。

僕がまだ小さかった頃は、無邪気な気持ちでみていることができていた。

でも、いつからかな………。

そう、あれは……初めて僕が精通した時だ。

兄様の……エッチな夢をみちゃったんだ。

それから、兄様の女の子の身体を意識していた。

女の子だから意識したのかと聞かれたら、それは違うと否定するよ。

だって、僕は兄様の男の子の身体も意識していたから。

というより、兄様を意識しているんだ。

男の子とか女の子とか、僕の兄様愛の前では些細な問題なんだよ!

兄様大好きという弟としての感情が、恋愛感情になってしまって、僕は兄様を取られないように目を光らせるようになった。

今も、兄様はストーカー(クロノエル)にずっとつけ狙われている。

背後で隠れているつもりの変態・不法侵入者・ストーカーの三拍子揃った目障り魔王(クロノエル)は、兄様のパンツがみえる度にはぁはぁ言っている。

兄様は、パンツが何故かよくみえるし、脱げたりもするし、何故か服が脱げて肌を晒すこともある。

もしかしたら、魔法少女というのはそういうものなのかもしれないと僕は思っている。

でも、それであの変態(クロノエル)が悦んでいるのは許せない!

僕の!兄様なんだからね!!
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