汝、力を求めるか？「いいえ、ノーサンキューだよ！」……え？

6◆ルシファー視点

あれから月日が流れた。

1年ほど同居している内に、我らの関係がどう変化したかというと。

「なぁ、ルシファー。いいだろ？」

「や…やめんか。まだ昼間だぞ」

頬を赤らめてしまうのは仕方ないことだ。

我の胸に手を添えて、ダリアは揉むつもりでいる。

実は、あれからダリアは………なんだかんだで居座っていた我が気になっていって、口説くようになり、最終的にお付き合いをするようになった。

ダリアもダリアだが、我も我だと何気に思う。

ちなみに、我がお付き合いをする決め手になったのは、あの女性そっくりの人形をダリアが処分したことだな。

曰く、我がいるからもう例え人形相手でも我以外の胸は揉まないということらしい。

我も、1年前はまさかダリアが男に走るとは予想すらしていなかった。

しかも………我とはな。

ま…まぁ、今は幸せだから、今ではいい思い出だ。

たまに魔界から、我宛の仕事が来るが、素早く終わらせているから今後もダリアとは同居中だ。



完

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読んでくれて、ありがとうございました！(*´ω｀*)

by作者