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29◆クロノエル視点

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私はローズに惚れてからすぐにローズのことを調べて、ロズクロスがローズだと知った。

ふっ……。若くして魔王になれるぐらい、私は優秀だったからできたことだ。

毎日ロズクロスのことを、熱い眼差しでみつめ続けた。(ストーカー)

ローズの時には、偶然を装って会っていた。(待ち伏せ)

だが、それだけではもう我慢できないんだ。

だから、ロズクロスが大事にしている弟のダリアをちょっとお預かりした。(誘拐)

しっかりとラブレターも用意したぞ!(脅迫状)

ダリアに何かする気はなかったんだが、ずっと泣かれていて………耳がもげそうだった。

やっとロズクロスが来たと思って浮かれていたら、ダリアに足を蹴られて………しばらく悶絶していた。

そして、ロズクロス……ローズに嫁になれと求婚をしたのにフラれた。

何故だ!?

しかし、ローズの身体がパァッ!!と光ったと思ったら、ローズの身体が素っ裸になっていた!

私は鼻血を出して倒れたが、視界にローズが連れてきた男2人も鼻血を出して倒れていた。

お前ら………私のライバルというわけか。

そう思いながら、私は意識を失った。
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