探偵は胸を揉む:巨乳探偵、虚飾のオーディション

リチャード裕輝

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愛という名の安息の、その先へ(ピンポーン後)(究極の最終話)

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第12話:愛という名の安息の、その先へ(ピンポーン後)(究極の最終話)

その時、久我の家の扉で、軽やかなチャイムの音が響いた。

ピンポーン。

ユウキはグラスを傾け、ニヤリと笑った。 ユウキ:「おや、待ち人来たる、ですね。私が呼んだ、あなた専用の『最高のアフターケア』ですよ。」

久我は、抗うこともできずにその名前を口にした。久我:「……アカリさん」

久我が重厚な扉を開くと、廊下の光の中に、白いキャミソールワンピースに身を包んだアカリ(タケシ)が立っていた。彼女の姿は性別や虚飾という概念を超越し、素肌の透明感が際立っていた。Dカップの虚飾は消え、生々しいほどに柔らかな曲線を描く胸元があった。

久我は目の前のあまりの美しさに、理性をねじ伏せた天啓を漏らした。久我:「……可愛い」

ユウキは久我の背後から微笑んだ。 ユウキ:「フフフ。ほら、認めなさい。あなたが真実を検出し、僕が最高の報酬を用意する。さあ、心ゆくまで安らぐがいい。あなたの呪いは、僕の用意した最高の『虚飾の愛』という名の永遠の安息を得た」

久我奏太は、その美しさに息を呑んだ。彼はアカリを部屋の中に招き入れ、華奢な腰に手を回し、深く抱きしめた。

久我は、ユウキが用意した「呪いの届かない虚飾の愛」という名の安息を求めて、彼女の胸にそっと手のひらを押し当てた。

(久我モノローグ)「安息だ。この空っぽの胸こそが、私を呪いから解放する……安息だ」

しかし、その瞬間、久我の指先に触れたのは、前回触れたDカップの感触とは全く違う、驚くほど小さい、だが間違いなく、柔らかくほのかに膨らむ、女性の肉体の感触だった。パッドなしの真実の肌理に触れたことで、サイコメトリーの呪いが、凄まじい力で発動した。

久我の意識に、激しい情動の奔流が流れ込み、彼の全身の神経が焼き切れるような鮮烈な衝撃に襲われた。安息の幻想は粉砕され、彼は情念の奔流に文字通り呑み込まれ、息を呑んだ。

 流れ込む情念と真実(久我のサイコメトリー)

久我の脳裏に、アカリの過去の虚無と、現在の熱狂が、鮮やかな光となって叩きつけられた。

(過去の虚無):「全てが虚無で、心は中性的だった。シオリとも付き合ってみたが、誰も好きになれなかった。人を影で支える男の道具係でいればよかった……」

(愛による満たされ):「久我さん。あの空っぽだった私の心は、もう、あなたの熱い心で満たされている!私は、あなたを初めて好きになれた。この胸は、あなたの呪いの対象となるために、女として覚醒した!私を、女にして欲しい!」

(究極の献身):「あなたが愛したのが、久我という熱で満たされた女の私だと知って、絶望と快楽に身悶えてくれれば、それで私は幸せだ。全ては久我という名の愛のために!」

久我の背後から、ユウキが満足げな声で口を開きかけたが、久我の顔の衝撃と、溢れ出す情念の熱狂を察知し、突然、顔色を変えた。彼の冷徹な表情に、信じられないものを見たかのような戦慄と驚愕が浮かんだ。

ユウキは、久我の表情から読み取れる真実を理解し、その場で立ち尽くした。

ユウキ:「フフフ……まさか、そういうことか。久我さんのその衝撃と、この情念の熱量……タケシくん、君は女だったのか? なるほど、タケシが虚飾でまさか、アカリさん、あなたの方が本物だったとは!」

ユウキは、自らの演出の盲点を理解し、深くため息をついた。

ユウキ:「つまり、前回あなたがDカップのパッドに触れた際、能力が反応しなかったのは……なるほど。タケシ君が常につけていた分厚い舞台用シリコンパッドが、あなたの感応能力を物理的に遮断する『絶縁体』になっていた。あれは、舞台上のスター女優という虚飾を演じ続けるため、そして劇団内の『胸のヒエラルキー』を維持するために、真実の貧乳(AAAカップ)を隠すための鎧だったんですよ。

だが、それだけじゃない。タケシの心、あの空っぽだった『虚無』もまた、真実だったんですよ。だが、今、あなたが抱いているのは、その虚飾が消え、あなたへの愛という情念で満たされた、真実の女性の胸(AAAカップ)です」

ユウキは、久我の前に進み出た。その瞳は、敗北の悔しさではなく、究極のドラマが誕生したことへの陶酔に輝いていた。

ユウキ:「この奇跡は、僕が仕組んだ虚飾ではない!してやられた!久我さん、あなたは、僕の論理を超えて、彼女の魂を救済した。そして今、彼女の愛は、あなたを再び呪いに囚わせることで、その愛を証明しようとしている!」

激アツの抱擁

久我は、探偵の呪い、論理、真実の追求、すべてを放棄した。彼は、自身を囚える情動の奔流を逆らわず受け止め、代わりにアカリを、その愛の情念に満ちた真実の胸もろとも、魂を絞り出すように強く、深く抱きしめた。

久我:「呪いの炎であろうと、安息の虚飾であろうと、もう私には関係ない! この情念の奔流が、お前が私を愛している真実だというのなら、私は喜んで、永遠にこの呪いに囚われよう!女であろうと、虚無から目覚めた化け物であろうと、構わない!私のすべてが、お前を求め、愛している!」

アカリ(タケシ)は、久我の言葉に、嗚咽を漏らしながら、彼の背中に回した腕に力を込めた。

アカリ:「ああ、久我さん……! 私の愛は、呪いの対象になることを選びました。あなたの呪いに、この胸の情念を永遠に読み取られ続けること。それが、私が選んだ、女としての初めての安息だから! 私を、離さないで!」

ユウキは、敗北を味わいながらも、最高の舞台の完成に祝福の言葉を贈った。

ユウキ:「フフフ... まさかの敗北だ、だが、最高の結末だ! 久我先生、あなたの旅は、AAAカップの愛という名の新たな呪い、そして最も純粋な安息と共に、永遠に続くでしょう! 心から、祝福しますよ!」

― 完(エンド)―
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みんなの感想(1件)

inotsumesou1109
2025.12.09 inotsumesou1109

ラストの笑劇良かったです

解除

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